可南さらささんのレビュー一覧

ちゃんと待ってる 小説

可南さらさ  にゃおんたつね 

地味ながら、いいお話でした

初読みの作家さんでした。
地味で王道展開なストーリーですが、好きなタイプの地味さだったので、楽しく読みました。
イケメンで強引なのに感情表現の不器用な攻めと、世話好きの受け。
攻めのキャラが萌え満載で、キュンキュンしました。

主人公は大学生(受け)。学生寮で知り合った遊び人の攻めの面倒を見るうちに、好きになってしまう。
気持ちをおさえられずに告白してしまい、そのまま流れるようにセックスします。

1

夜に君を想う 小説

可南さらさ  高宮東 

パターン過ぎて・・・

母子家庭だった小学三年生の千実は、母の死後、祖母に引き取られ、祖母が住み込みで仕事をしている神嶋家の離れに住むことになる。
神嶋家には千実より三つ年下の神嶋家のひとり息子・洋がいた。
洋の両親は離婚しており母はおらず、父は仕事で留守がちで、千実と洋は、祖母と三人、家族のように兄弟のように穏やかに暮らし始める。

しかし、洋が高校三年生のとき、千実は突然洋から恋心を告白される。
男同士であ…

6

刹那の恋人 小説

可南さらさ  高嶋上総 

恋するせつなさ

なつかしのハイランド刊。
2000年の本です。うわぁ~古さにびっくり。
購入したのも2年くらい前なので・・・読むのを諦めて売る前に(笑)読めてよかった。

あらすじにもあるとおり、お話の始まりは琳が真島に「身代わり」を持ちかけるところから始まります。
身代わりだったはずなのに、琳の意外な一面を見つけるたびに真島の気持ちに変化が。

その気持ちの変化がとっても丁寧です。
真島の心の中…

4

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

水に眠る恋

再会モノです。
久住(攻)と尚哉(受)の過去の経緯、再会し誤解と擦れ違いの末にわかりあえるまで。
そして激しい反対にあい、周りを傷つけてしまう自分達の恋と、それでも捨てられない想いの間で迷う彼らの恋の行方のお話。

どんなにお互いが想い合っていても、男と男であるがゆえにその恋は周囲から阻まれてしまいます。
9年前、尚哉は、様々な事情から、身を切られるほど苦しみながらも久住との別れを選び久…

8
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