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17/20(合計:191件)
可南さらさ 高宮東
クレタコ
ネタバレ
帯『憎まれてもいい- お前が欲しかった…』 とりあえず二段組みなのは活字スキーとしてはそれだけでちょっと嬉しい。 あと実は近親物だったりするので、近親物スキーとしてはそこもちょっと嬉しい。 まあ設定自体は分かりにくくないし、叔母が分かりやすい悪者な位で他の登場人物はみんな良い人なので安心して読めるって感じはします。 洋[攻]は千実[受]が好きで、千実も彼が好きなんだけど千実は自分が…
可南さらさ 山岸ほくと
茶鬼
実に静かに淡々と進み、色々我慢している少年が自我を出せるようになるまでのお話です。 とても地味で、さらっとしたお話なんですが、表紙の雰囲気そのままです。 キレイなイメージの主人公なので、全体的に進行もきれいで、色に例えると薄くて柔らかいグレーとか、モスグリーンのイメージ。 そんな色が見えてくるようなお話でした。 萌える部分はどこかと言われると、キャラ的ツボみたいのはないんですが、主人公が抱…
可南さらさ カズアキ
Rこぴん
なんか…むずむずきゅんきゅんしましたよ!!!笑 まじで溺愛、って感じでしかも今個人的にハマってる学園モノだったのでかなりポイント高かったです すれ違いまくりでしたが(笑) 私は無知で無垢な受けって好みなので良し(o^-’)b!笑 にしても一成が友達に玄関前で 「ユズは箱入りだから何も意識せず気軽に触ったりしてくるけどこっちは煩悩抑えるのに必死」 みたいなこと話してたの聞いて 自分はウザ...
可南さらさ 蓮見桃衣
むつこ
大人な年上攻めと、ヤンチャな年下受けの、王道的なお話です。 姉の結婚によって甥と叔父になり、同居することになった二人。年上攻めの過剰な束縛に反発する受け。そこはじまった関係に、愛が生まれます。 丁寧な描写は好感でしたが、地味でドラマ性の薄いストーリーだったので、途中から飽きてきてしまいました。とくに後半、やたらくどい。心理描写は丁寧すぎると行間がなくなっちゃう。あえて書かないことによってできる余韻…
可南さらさ 麻生海
初読した時は攻にも受にもどっちにももっそいイライラしましたー!! なんだこいつらは~イライラするわっと思ったんですが、これは両方が不器用者同士の恋なんだな、と頭に置いて再読してみたらイライラというよりじれったいなー、んもう~って気分で読めました。 大学生(作中で3年記載有り)の雅臣[攻]と大学のゼミの助手で5歳年上の雪哉[受]。 攻視点で話は進み、酒に酔った雅臣が告白してきた雪哉と一夜の…
ユウコ
生い立ちのせいか人と関わることに臆病になってしまい、素直になれない。そんな郁を委員長は何くれと構い根気よく接していく。同じ年でありながら委員長の千里、大人だね。でも彼のちょっとした言葉に郁がぐるぐるウジウジ悩んでしまって、でも彼のこれまでの人生を思うと一歩を踏み出す勇気が出せないのも分からなくもないですね。 これから何度も後ろ向きになってぐるぐるウジウジ悩むだろうけど、隣に千里がいれば悩みもがき…
可南さらさ 金ひかる
とにかく主人公が健気で切なかったです。読んでて涙ボロボロ・・・。BLで泣けるのなんて初めてで、てか、まだそれほど読んでないので、たまたま泣けるものに手を出したってことです。 可南さくらという作家さんの文体はとても読みやすくて、すとんと話の流れが入ってきて、情景も思い描けたので感動に拍車がかかったんでしょうね。とにかく大好きな良平さんにどんなに冷たい態度をとられ何度も痛い思いを強いられようと相手を…
恋人になるまでと、その後の二人の話に構成されていました。 前者は早くに読み終えていたのですが、なんというか二人気持ちの流れが今ひとつ不鮮明で今ひとつ面白さを感じられなかったので、後者を読むのを棚上げ状態にしてましたが、今日やっと読み終えました。 前者よりも千央の気持ちが細やかに表現され、感情移入ができました。なぜそんなに雷を恐れるのか、なぜ恋人になりながらも啓吾に甘えることができないのか、その…
可南さらさ 街子マドカ
最初に読んだ時、攻め様の気持ちの推移に納得がいかなくて少し寝かせておくことにしました。 結末や登場人物達の色々な事情を知った上で読むと、中身がスルスルと入ってきます。 おまけにこの主人公の高校生の気持ちに同化してしまって思わず涙まで! 高校生の悠が雨の日に道路にふらっと飛び出てしまったことで、それを避けるためにバイクの自損事故・怪我をさせてしまったのがレストランのシェフをする荘志。 手…
ゆうな
重めと軽めを意識されて交互に書かれていらっしゃるのかも? と思ってしまう作家先生ではありますが(出版順はずれるのかな?) 今回は内容重めなのに読後が爽快というイイトコドリな感じです 発売まで多少待たされましたが、待ってて良かった~ 猫になりたいということのいろんな意味と、甘えて許した後にわかる 「小梅」ちゃんの真実が、ほんわりと心に響きました 逃げているつもりは無くても「逃げ」になった…