可南さらささんのレビュー一覧

恋になる日 小説

可南さらさ  麻生海 

キライな攻。

親の再婚で義理の兄弟になるという、まあ黄金パターンなんですが、それ自体は別にかまわないんです。というより、どちらかと言えば好き要素です。

ただ、これはダメでした。何がって貴志(攻)です。私のかなりキライなタイプのキャラクターでした。十夜(受)も正直好みじゃないんですが、こちらは攻次第ではいくらでも(CPとして)好きになれるだろうレベルです。

こういう、自分勝手な理屈で強引にっていうのは…

4

セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

盛大なるスレ違い

もうちょっと互いが相手を思いやって、
もうちょっと一言あって
もうちょっと素直になれたら
割と軽い感じのテンポにそれらが乗せられて展開していくんだけど
もちろん、エンドは上手く収まって結局はラブラブのバカップルなんだけど
そこまで行くための紆余曲折に、それぞれの気持ちや言い分はあるけど
やっとかよーーー!と言わずにいられない(ま、それだから物語が面白いんですけどねw)

高校の時、…

4

セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

微妙なすれ違いが切ない恋心を募らせる

どれだけ言葉が足りない二人なんだろうと思わずにいられない同級生同士の
ながい恋物語ってお話でしたね。
真面目で堅物、そして愛される、好きになってもらえるなんて自信が育った環境も
あって全然持つことが出来ない受け様と、一見軽い感じの遊びなれた男に見られる
ちょっぴり傲慢系の強気な攻め様との学生時代から大人の現在まで身体の関係は
あるのに互いへの思いが伝わっていないもの同士の話で受け様視点で…

2

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

本当の恋とは。。。

タイトル「恋を知る日」にぴったりな内容でした。
前半ではどうにも好きになれなかった将臣、健気すぎるぐらい健気な雪哉。
でもあることをきっかけに雅臣の性格が180度と言っていいくらいかわってしまい
逆にビックリ。(良い意味で)
それはやはり「本当の恋」を知ったからなんだけど。
「恋」を知ってからの雅臣はなんだかせつないですね。
これまでの自分の言動を考えると、いまさら「好きだ」なんて告白…

1

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

イラスト含め色っぽく切ないです

可南さらささんは何作か読んだことがあって、結構好きな作家さんかも。のわりには好きな作家さんを挙げろと言われるとお名前が出てこない自分のなかで不思議な位置にいる作家さんです。・・・読んだ作品数が少ないからかな?これで多分3冊目くらい。
「刹那の恋」とかすごく切なく心が締め付けられるような感想をもったものです。

今回もすごく切なかった。

再会ものです。
受けが高校のときの裏切りを代償に…

7

彼と彼氏の事情 小説

可南さらさ  黒江ノリコ 

くっついた後の方が長いです

 親友だったはずの千葉が、突然冷たくなった。
 今では名前さえも呼ばしてもらえずに、そっけなくされるだけの日々。
 幸人はそれが辛かったが、今でも千葉のことを嫌いになれずにいる。
 きっかけは、離れていこうとする千葉に思わず焦った幸人が「好きだ」と言ってしまったこと。どうしても千葉を引き止めたくて口走った幸人に、千葉は「なら、やらせろよ」と答え、冷たい視線のまま、乱暴に抱かれたけれど、キスは…

0

唇にふれるまで 小説

可南さらさ  街子マドカ 

シェフ×訳有り高校生

最初は意地っ張り受かと思ったんですよね、口悪いし。
でも読んでる内に健気受やんけーーと印象が変わっていきました。
意地っ張りではあるんだけど、健気。

高校生の悠〔受〕は荘志〔攻〕のバイクと危うく接触事故を起こしそうになって、荘志は肩を縫う怪我を負ってしまう。
その事故の原因が悠にあった為に、悠は荘志がシェフを務めるイタリアンレストランでバイトとして働く事となります。
それだけの筈が、…

0

微熱の引力 小説

可南さらさ  佐々成美 

なかなかに焦れったくてステキでしたv

ある日、有川は大学の研究室で眠る教授の手に愛しげに頬を寄せる譲を目にする。
有川はそれほど気にも留めなかったのだが、見られた!と慌てた譲は追ってきて「何でも言うこと聞くから黙ってて」と奴隷宣言をする。
それから、何かと有川の周りに現れては世話を焼くようにパシリをしたりする譲。
ふとした瞬間にそそられた有川はつい、譲を抱いてしまうのだが…。

とにかく、恋を自覚してからの有川がとてもせつな…

3

ラブレター 小説

可南さらさ  金ひかる 

二段組で二カップル

親書版で二段組だと読みでがあって活字スキーとしてはそれだけでまず嬉しい。
メインカップルと、その弟と友人との話で2カップル入ってます。

メインカップルは義兄弟モノといっても、血縁関係は無いですし、引き取られてからさして時間はたっていないので義兄弟モノの背徳感はありません。
広海[受]は両親を亡くして父の友人である安井宅に引き取られ、その長男である良平に恋をし告白しますがあえなく玉砕。

0

指先 小説

可南さらさ  蓮見桃衣 

一番大好きです。

私が一番好きな小説です。
この小説と出会って5年以上経ちますが今てもダントツで好きなお話なんです。
千里のことが大好きだけど臆病だからビッチのふりをしている郁と、そっけなく見えて郁のことを凄く大事にしてい千里のキャラ設定に激しく萌えました。

二人の関係が本当に素敵なんです。

私は基本的に攻様史上主義なのですが、
郁のことは素直に可愛いなと思いました。

そして千里は今まで呼ん…

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