加納邑さんのレビュー一覧

竜宮さまのト・リ・コ 小説

加納邑  果桃なばこ 

海の中からストーカー?

この作家さんの作品では珍しい気がする傲岸不遜で身勝手なオレ様攻め様。
受け様は健気&意地っ張りな感じがするのですが、海で溺れたところを攻め様に
助けられるのですが、助けた方からお礼は身体でしろなんて言われ、挙句に結婚を
迫られる受け様ってお気の毒なお話です。
とんでもない攻め様に助けられてしまった弊害がこの先続くお話です。

ホントは再会ものでもあるお話で、過去に攻め様が迷子になった時…

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黒豹王子の求婚 小説

加納邑  緒田涼歌 

怖い花嫁候補に苛められる受け様

黒豹シリーズの最新作で、ケモノ耳&しっぽの萌えシリーズの異国を舞台にした
お馴染みの花嫁ものです。
皇帝シリーズの洋物版みたいな感じなので目新しい感じがないのが多少残念かも。
「皇帝は寵妻を侍らす」が花嫁候補の試験で男だとバレちゃいますが、こちらは
バレはしないけれど、その分意地悪過ぎる他国の姫に苛められて危機に陥る。
そして、シリーズの中で1番素性がヤバイ受け様でもあります。
孤児で…

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花嫁は熱砂に抱かれて 小説

加納邑  緒田涼歌 

いきなり結婚!?

 アラブの小国を旅行で訪れた透は、知らず知らず入り込んでしまった浜辺で溺れてしまう。
 そこに助けに現れたのは、精悍で美しい王子・カディール。
 後で、カディールから教えられて知ったのだが、実はその浜辺は侵入禁止の聖なる浜辺だったのだ。
 おまけに、その浜辺は「此の地で口づけた者は結ばれる運命にある」といういわくつきの場所だった。
 カディールは、掟に従って宮殿へと連れてきた透と「結婚する…

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黒のカーン公爵 小説

加納邑  一馬友巳 

甘いね。

隣国に婿入りすることになったルカ。
その前に教育をと預けられたのは、呪われていると噂のカーン公爵の元。
噂に違わぬ恐ろしい人物かと思っていたが、接してみると実はそうでもなくて…。

房事込みの教育ですよ。
とはいうものの、最初にちょっと手を出しはしたももの「心の準備が出来たら言うから待って下さい」と言われて、素直に従うんだよな、カーン。
悪い人物じゃないからそういうのも当然といえば当然…

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白夜の愛鎖 小説

加納邑  サマミヤアカザ 

ちょっと無理でした。

 突然、他国に襲われ、父母を殺され、逃げるところを南の国の王・アルディーンに捕まえられてしまう。
 アルディーンは、捕まえたキリを、生き残った国の人々を殺さないこと、を条件に捕虜とし、無理やり抱いた。
 アルディーンは、その瞳を持つ乙女を妻にしたものは世界の覇者になれるという『白夜の瞳』を持つキリを手中に収めたかったのだ、と言い、キリはそんなアルディーンの扱いと、父母を殺されたことから、アルデ…

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香港華族の愛人 小説

加納邑  かんべあきら 

壺が引き寄せる二人の絆

華人系財閥で大企業グループトップの燕海淵×日本人で母親が営む生花店で働く裕樹。
とある縁深い壺をめぐるお話。
裕樹にとって大切な壺を海淵に買われてしまい、それを返してもらう為に香港へ渡る裕樹でしたが返却を断られた挙げ句の果てに「暇潰しに愛人になれ」と言わんばかりの横暴さで無理矢理、海淵に抱かれてしまいます。

傲慢攻めが登場してくるストーリーには有りがちな展開なのですが、この二人には壺に纏…

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香港華族の愛人 小説

加納邑  かんべあきら 

出会うべくして出会った二人のラブ

受け様の家で100年も前、曾祖父の代から代々受け継がれてきた骨董の壺が
数年の世代を越えて、本来の主の元へ必然的に戻る設定に、それぞれの子孫である
受け様と攻め様が誤解や擦れ違いを経て、生涯の相手になるまでのストーリー。

この作家さんにしては、かなり傲慢不遜で一見すると人間らしさに欠ける攻め様で
でも、受け様は相変わらずの見た目は普通だけど、どこか可愛らしい雰囲気のある
気立てのとて…

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どれだけ子供を作るおつもり?

「皇帝は寵妻を侍らす」の洋が生まれて7日目の皇城で行われる          
誕生のお祝いの時のお話を、夏井の視点で描かれたショートなんです。
自分の初めての息子である旺が螢と結ばれ、初めての子供を授かり         
初孫の為に、儀式用の紫色の手作り産着を手渡す夏井です。            
                                       
夏井…

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皇帝は寵妻を侍らす 書き下ろしペーパー Aver グッズ

ステキな家族になるね

本編のエピローグ前、二人の結婚パレード前の子供たちの誕生を祝う
皇城での大事な儀式を前にした二人の様子が描かれてるショートです。       
                                       
二人の甘い雰囲気はもちろんのこと、歴代の皇帝の奥様達の孫にあたる子供たちの
為の、産着のエピソードなんかが描かれてて、優しいほのぼのとした空気が
漂ってくるような内容…

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皇帝は寵妻を侍らす 小説

加納邑  松本テマリ 

仔虎だらけの皇城なんて・・・萌えですっ!

仔虎が授かるシリーズの3作目、祖父の代、父の代と続いて、あの洋さんが
いよいよ次期皇帝&お嫁さんをもらうお年頃になってのお話です。
このシリーズはファンタジーなので妊娠はしちゃうし、赤ちゃんも生まれる
そして生まれるのが虎さん、もふもふ好きにはたまらないお話ですよね。
リアル系からは遥彼方に飛んでるような奇想天外なお話なのですが
一旦ハマるとなかなか抜け出せない可愛さがあってなごみ系のお…

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