下村富美さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

安心して読んでます

 木原先生の作品はうっかり読んでしまって、エライことになる可能性があるので……1週間くらい立ち直れなかったり。買っても読めずにいる作品なんかもあるのですが、このシリーズだけは楽しみに読んでます。
 エロがないのに、ドキドキするのよねー。
 そして、コウモリも可愛い! 中のカラーイラストがまた、コウモリの会話のシーンって!

 でも設定としては、元人間で中途半端な吸血鬼。吸血鬼ってだけで切な…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

この痛みはは少し違った痛みかも

木原さんの作品に一概して言われることに「痛い」というコメントがあります。この作品もまた、そうした痛みを作中で見せるわけですが、その意味はというと少し異なった「痛み」かもしれません。

失恋の痛み、というには生ぬるく、かといって誰かが死ぬわけでもないのに痛みがこみ上げる。でもそれが当たり前のように繰り返されることで、むしろ私たち(つまり読み手)が勝手に痛みを感じている「だけ」のようにも見えてくる…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

可愛くて健気な吸血鬼はいかが?

面白いです!
はっきり言えば、これはBLではありません!今のところ。
この本のタイトルになっている「仲間たち」も含め
どこかで誰かと誰かがカップルになってる様子はありません。
でも、「ああ、この先この2人がいい感じになっていくのかな~」
という匂いはプンプンしてて
その辺のくすぐったいような雰囲気を味わいつつ読み進めると
すごくワクワクして楽しくなってきます。

吸血鬼のアルを居…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

こんな所で!!

…ってのが読み終わって一番の感想…ないわ、これはないわ!
アメリカ編、この4巻で終わる予定だったようですが、長引いたようで終わってません…いやこれで終わり?
終わりかもしれないけど納得いかなくて続きが気になりすぎます…ちょっとひどい!と思うくらい悶々とします。
ですので、ある程度の決着がつかない状況が嫌な方は次の巻が出るまで読むの我慢した方がいいかもしれません。

3巻でドラマロケの為に…

2
非BL作品

黄昏の夢物語 非BL 小説

秋津京子  下村富美 

古代史に萌える

大化の改新で有名な中大兄と、悲劇の皇子・有間の秘められた恋のお話です。

皇族の中でも微妙な立場で、ひっそりと暮らす孤独な有間。
そんな有間を力で押さえつけ、陵辱する中大兄。
有間を犯した中大兄の真意は?
そして有間に思いを寄せる中大兄の弟・大海人。
古代史の華々しいスター達が、
歴史の流れと共に切ない萌え物語を繰り広げます。

権力から遠く離れ静かに暮らしたいだけの有間が、
逆らえぬ運命によって…

1

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

思いがけず

一般小説を買って思いがけず萌えてしまった、そんな感じのお話です。
吸血鬼とかファンタジー苦手なはずだったのにやられたなぁ・・・

吸血鬼に咬まれたのに吸血鬼にはなり損ね、食事すればうっかり冷凍されて来日という
憎めない経歴どおり人懐っこくて愛らしいアル。
どっちかというとアナタが吸血鬼じゃないですかと言いたいオーラを持ち、
不器用だけど何だかんだ優しい暁。
一見優しそうなのに結構キツ…

1

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

今度はハイジャック

吸血鬼シリーズ、第4巻
前回、リチャードを襲った犯人を追いかけていったアルが、逆にめちゃめちゃにされちゃったところで終わっていたが、今回はそれはあっさり(開始6Pで)片づけた。
シカゴでの仕事を終え、アルと暁、キエフ、マーサの4人は、シカゴからロスへ向かうがその飛行機がハイジャックにあってしまう。
人質となった暁、コウモリから人間に戻ってしまったアル、二人はいったい、、、

といっても、…

1

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

あれ?これBL?(褒め言葉)

昼は蝙蝠、夜は人間の姿になる、「なり損ない吸血鬼」のアルベルト・アーヴィングは気がついたら見知らぬ場所にいた。
そこは精肉業者の女子トイレ。しかも自分は素っ裸。
ここがどこだかわからないうちに警察に連行された彼は、自分がなぜか故郷から遠く離れた日本に来ていることを知るが……
血を吸おうとして失敗し、凍ったまま牛肉と一緒に輸出されてしまったちょっと抜けてる吸血鬼とツンデレ?エンバーマーとその友…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

BL萌え以外に萌える

さんざん他の方達も書いていますが、Hはなし、まだ恋愛もなし。
なのになぜ萌える?っていうことなんですが。
だから好きな人は大好きだし、ナニこれ?と思った人は絶対に駄目でしょうね。

これって木原作品の総称なのかも知れないですけど。
だったらBLの意味は?と聞かれそうですが、これが男女なら萌える必要はなく男同士の基本があるから、展開を予想して萌えるというか、エロはどこまで可能?とか想像の幅…

5

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

まだまだこれから?

一番最初表紙を見た時、バックの黒髪の人が吸血鬼だとばかり思ってたのに、実は手前の金髪の人が吸血鬼でした。思い込み、よくない!

最初に言っちゃうと、エロなしです。いいんだ?それでBLとか言っちゃっても!ってちょっとびっくり。
でもいいんです。萌えどころはいっぱいありましたから。
頭が弱く、昼間はコウモリ、夜は人間になるでき損ない吸血鬼のアルは、アメリカから食肉とともに輸出されてしまいます。…

4
PAGE TOP