下村富美さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

どうしようもなく、面白い!

アルが可愛いんだよう!
こういう作品を読むと、エロなんてどうでもいいと思っちゃいますね。
いや、違うな。
「過程が大事」ということ。
さらにいうと、「そこに至るまでの焦らしにこそ最大の萌えがある」ということ。
「焦らし」ってエッチでも大事なポイントですが、小説でも非常に大事なポイントなのだ。
焦らし上手がエッチ上手!焦らし上手が小説上手!いやん。
でも焦らせばいいかというとそういうわけでもなくて、…

4

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

傑作!痛い木原音瀬さんが苦手な方にも手に取ってもらいたいです

そして、ヘタレワンコと女王様が大好きな方にもオススメ。
この作品、自分がまだレビューしてなかったことに驚いてるむつこです。
なにをレビューしてなにをレビューしてないのか、把握しきれてないんだよね。一度ちゃんとチェックしなきゃだ。
数ある吸血鬼モノのなかで、一番好きです。
私、木原音瀬さんにハマって、怒涛のように過去作品を読んだ時期があったんですが、その時期でもこの作品は、タイトルや内容紹介にいまい…

9

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

暁からの愛のカタチ

ある程度予測をつけて読んでいたのですが
やっぱり・・・なところで終わってしまって
やっぱり涙が出ました。

4巻続けて死闘を繰り広げるのは、ちょっとしつこいかなぁとも
思ったのですが、アルと暁の肉体的な違いを読者に刷り込むには
ここまでする必要もあったのかなぁと思いました。

幸せなんてものは、個々の考え方ひとつで大きく違いますが
時間という概念が想像を超える長さを持つ吸血鬼アル…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

のんびり、のんびりすすむプラトニックBL

昼は、蝙蝠。
夜は、人間。
中途半端な吸血鬼アルとエンバーマーの暁の物語。

アメリカから冷凍牛肉にひっついて
日本にやってきちゃったアルが
ドラマのロケでアメリカに戻るという展開になる3巻。
ほぼ不老不死であるアル・・・
これが家族に会える最後のチャンスかもしれない・・・
再会したアルの家族は、9年分歳をとっていて
姿の変わらないアルは、すでに家族とは別次元の生き物ということ…

1

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

「死」とか「生」についても何か考えて込んでしまいました。

“神”といえるほど突き抜けた作品ではないと思うけど・・・
“萌”と表現するには、不似合いな感じがしましたので。

中途半端な吸血鬼アルとエンバーマーの暁のお話。続編です。
またしても殺人事件が発生し、アルが犯人逮捕に活躍します。
殺人事件という難しい問題を毎回アルの特殊能力でスピード解決には
ちょっと賛同しかねますが・・・

本来、冷血なモノとして描かれる吸血鬼が
アルという人物…

4

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

期待に胸を弾ませる1巻

アメリカから冷凍牛肉と一緒に冷凍輸入されてしまった蝙蝠は
なんと吸血鬼だった。

昼は、蝙蝠
夜は、人間に変わるアル。

人間に戻ったときは、すっ裸になるので
わいせつブツ陳列罪で警察のお世話になるのだが
翌朝、蝙蝠になってしまったアルは
刑事の忽滑谷に連れられ暁のところへ連れられてくる。

自分が吸血鬼であることを受け入れてくれた
暁と忽滑谷、そしてアルのお話。

1…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

出来損ないの悲しさと可笑しさ

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
受け攻め欄の苦肉(?)のor策に笑ってしまいました…。えっと、出来損ない吸血鬼・アルの、人付き合いの苦手なエンバーマ・暁とその友人の刑事・忽滑谷(ぬかりや)を交えた日本滞在記。違…笑
みなさん口を揃えてこれはBL?と言っていますが、私も言っておこう。笑
ボーイたちの胸きゅんラブはどこかしら~~。でもでも、それでも面白いと思わせる力は凄いです。

吸血…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

BLに首をかしげながらも「神作品」

面白い作品だとつくづく思います。
なぜこういう話を書こうと思ったんだろう……木原さん。
なかなか恋愛に進まない、でも読んでいるこっちは何となく切なくなる。
気持ちがかみ合っていない二人なのに、いずれ絶対にうまくいくと思ってしまう。

面白くて笑ってしまうシーンが結構あるし、全然恋愛じゃないじゃん!とか思いながらなぜか必ず泣けてしまう。
どうもアルの「さみしい」に弱い。
ストレートに「…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

ここで?!

ドラマロケは一応無事に終了したものの、色々あって傷だらけのアル。
このままでは日本に帰れないと、暁と二人しばらくリチャードの暮らすロサンゼルスに滞在することになる。
アル憧れのロサンゼルスに向かう間にまたもやトラブル発生!
なんと二人(一人と一匹)の乗る飛行機がハイジャックされてしまったのだ。
満身創痍のアルは暁を助けるために犯人達に立ち向かうが……

読む前にネットできわどいところで…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

可愛い吸血鬼シリーズ

というわけで?吸血鬼と愉快な仲間たち三巻はアメリカ編です。
アルの昔なじみの吸血鬼のキエフさん登場。
飄々とした良いキャラです。しかもツンツンの暁に対してなんだか興味を持っているようです(恋愛以外のところで)

そういえばついに裏表紙のあらすじにまで「可愛い吸血鬼シリーズ」なんて書かれてます。
間違ってない。むしろすごく正しいんだけど、なんだろうこのぬぐえない違和感は……

アルの家…

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