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6/9(合計:84件)
木原音瀬 下村富美
雀影
実際の所、この本で読むまで、エンバーミングってお仕事のことはほとんど知らなかったのですが、現代の日本で吸血鬼の生存を可能にするための装置としてエンバーマーを相手に配する着眼点が、まず、すごい。 そして、エンバーミングって、実際に体験してみると、なかなか感動的でした。 日本では、ご遺体は火葬前提なので、エンバーミングといっても、火葬を待つ間ご遺体をきれいなままで置くための意味合いが大きいですが、…
せっこ
「なんでアルが黒髪?」 下村さんの美しい絵を見ながら感じた疑問が読んでいくうちに解明します。 自立していく彼がまぶしくて嬉しい。 番外編は… 眠れなくなるかもなので、覚悟してお読みください。 木原音瀬さんの人間描写は本当に容赦がなくて、辛いけど、大好きだ。 暁にとっても。 何故、アルでなくてはならなかったのか。 それがよくわかる一冊です。 一巻からまたちゃん…
ネタバレ
第4巻で、アメリカに置き去りにされたアル。 この巻では、その後の、アメリカに残されたアルの話「吸血鬼と愉快な仲間たち5」と、暁の過去を描いた番外編が収録されています。 っていうか、分量的には「番外編」の方が多くて、こっちがメインかな。 本編は、アメリカに残されたされたアルが、完全な吸血鬼キエフや、暁の友人でエンバーミング施設を営むパットと暮らしつつ、ただ暁に依存しているような一方的な恋か…
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) アルのアイタタタ~なスプラッター、笑撃らぶりーな蝙蝠姿ネタ、どんどん広がるアルと暁のゲイカップル疑惑、という毎度お約束のエピソードにひやひや&ニヤリとしつつ、亀の歩みのようにのろのろ進行だった二人の間に、ここにきて爆弾投下! な展開が待っております。きゃー。 コメディ的にもシリアス的にも身体を張っていた我らがアルですが、今回は輪をかけて心身共々大忙し…
むつこ
みなさんおっしゃってますが、「ここで終わり!?」という衝撃のラストです。 ヤマだー!と思いました。 長めのシリーズになってもマンネリ化させず、ここにきてどかーんとシリーズ最大の鬱な花火をぶちあげちゃうの、木原音瀬さんさすがです。 コノハラーむつこです。 やっとこさたどり着いたベッドシーンのあっさり描写(てゆか朝チュンだね)に、逆に萌えました。 「あきらと にゃんにゃん したい」 ↑おもろかわ…
進展しねぇw ヘタレ吸血鬼アルと、サドな女王様な暁。 この二人、ホントになかなか進展してくれませんね。 二巻の終わりのほうでやっと恋心を自覚したアルですが、具体的な行動の取れないヘタレなために、「好き好き」言いながら暁の周りをウロチョロすることしかできず。 暁にウザがられ、殴られ、放り投げられ…、 どうやったらくっつくんだろ、この二人w でもそこがイイ。 ヘタレなアルが可愛い。 そんなアルに振り回…
アルが可愛いんだよう! こういう作品を読むと、エロなんてどうでもいいと思っちゃいますね。 いや、違うな。 「過程が大事」ということ。 さらにいうと、「そこに至るまでの焦らしにこそ最大の萌えがある」ということ。 「焦らし」ってエッチでも大事なポイントですが、小説でも非常に大事なポイントなのだ。 焦らし上手がエッチ上手!焦らし上手が小説上手!いやん。 でも焦らせばいいかというとそういうわけでもなくて、…
そして、ヘタレワンコと女王様が大好きな方にもオススメ。 この作品、自分がまだレビューしてなかったことに驚いてるむつこです。 なにをレビューしてなにをレビューしてないのか、把握しきれてないんだよね。一度ちゃんとチェックしなきゃだ。 数ある吸血鬼モノのなかで、一番好きです。 私、木原音瀬さんにハマって、怒涛のように過去作品を読んだ時期があったんですが、その時期でもこの作品は、タイトルや内容紹介にいまい…
かにゃこ
ある程度予測をつけて読んでいたのですが やっぱり・・・なところで終わってしまって やっぱり涙が出ました。 4巻続けて死闘を繰り広げるのは、ちょっとしつこいかなぁとも 思ったのですが、アルと暁の肉体的な違いを読者に刷り込むには ここまでする必要もあったのかなぁと思いました。 幸せなんてものは、個々の考え方ひとつで大きく違いますが 時間という概念が想像を超える長さを持つ吸血鬼アル…
昼は、蝙蝠。 夜は、人間。 中途半端な吸血鬼アルとエンバーマーの暁の物語。 アメリカから冷凍牛肉にひっついて 日本にやってきちゃったアルが ドラマのロケでアメリカに戻るという展開になる3巻。 ほぼ不老不死であるアル・・・ これが家族に会える最後のチャンスかもしれない・・・ 再会したアルの家族は、9年分歳をとっていて 姿の変わらないアルは、すでに家族とは別次元の生き物ということ…