下村富美さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬  下村富美 

え、続きは!?

↑となります、確実に。


基本的に読み終えるまで詳細を確認しないので、未完だとは知りませんでした(笑)
これ以上発売していないから最終巻かな…と思いつつ読み進めあとがきまで辿り着きいやこれ続きなきゃあかんやつ、でもあれ??状態で戸惑いました。

最近は(個人的には)重すぎない話ばかりだったので、暁の少年時代にはアッパーくらったかんじでした。
不幸な境遇、なんとかうまい方には転がらな…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

アメリカへ

全裸からの勘違いがお決まりパターンになってきましたね。

二人の仲はBL的な意味では進展するのか?レベルなのですが、そっち目当てにしなくても普通にお話が面白くて満足です。


個人的に印象に残ったのは、今回アルが完全な吸血鬼になれるかもしれないという希望が見えましたが、アルが乗り気じゃないことです。
自分が不完全だからこそ暁のそばに居続けられると思い不自由なことが多いにも関わらず現状維…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

やっぱり面白い!

安定した面白さですね。
そしてアルが今回もひたすらに可愛い…!

幼げ感じるたどたどしい日本語についつい微笑ましくなってしまいますが、容姿も中身もいい男なんですよね。
相変わらずギャップがたまらない。

最初のカラーイラストのコウモリ時のアルが可愛すぎて三度見しました。

BLや木原先生初心者でも読みやすいシリーズものじゃないかなぁ、としみじみ思います。
ただ事件が起こると痛い要…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

アルがとにかく可愛い!


読む前から漠然と面白いんだろうな~な予感はしていましたが、正にその通りで一気に読んでしまいました。

吸血鬼…と聞いてミステリアスでちょっぴりダークな雰囲気をイメージしていましたが、初っ端からの冷凍状態。
人間の姿になったと思えば女子トイレでの全裸騒ぎ(大事なところはモップで隠す)とお茶目度高くて一気にのめり込みました。

警察にお世話になりすぎなのも笑いました。


日本語は…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

暁の過去編に引き込まれました。既刊5冊通してのレビュー

前から気になっていたこのシリーズ。まとめ買いして一気読みしました。

blとはいえ、1巻はアルと暁の間に恋愛的なものはないに等しく、題名の通り、人懐っこくて純粋なところが可愛いアルと彼を取り巻く愉快な仲間たちのお話という感じです。(ホラー要素はないですが、木原先生のお話なので愉快とはいっても全巻に多少の痛いシーンはあります。)2巻の終盤から3巻にかけて、アルは段々と暁に対して明確な恋愛感情を抱…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬  下村富美 

再会の機は熟して

暁にアメリカにおいていかれたアルは悲しみに暮れますが、いつか日本の暁の元に帰ることを心の支えに、エンバーマー・パットの元でアルバイトを始め、自立の道を歩き始めます。
ある夜、リチャードのせいで恋人が自殺したと思い込むスタンが、アル殺害の罪をリチャードにきせるためにアルを襲い、吸血鬼には致命傷となる銀の刃物を心臓に突き立ててしまいます。アルはキエフの血を飲み命を取り留め、ほぼ完全な吸血鬼になります…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 4 小説

木原音瀬  下村富美 

愛すればこそだけれど…

アメリカ編は2巻目。ハイジャックに巻き込まれたアルと暁。アルの吸血鬼の能力・記憶操作は完璧ではないものの、犯人たちの撹乱に成功し、二人は力を合わせて事件を解決します。
しかし、大怪我を負ったアルにたくさんの血を飲ませた暁はひどい貧血で入院してしまいます。

キエフから、アルが中途半端な吸血鬼でいることが暁の迷惑になっている、君は暁に愛されている自信がないだけなんだよ、と図星を指されても、アル…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

物語のテーマが見えてきた

アルは続投が決まったテレビドラマの撮影のため、暁に付き添われて数年ぶりにアメリカに戻ります。なんと蝙蝠の姿で冷凍され、食品扱いの国際便で送られるという荒業で。

偶然再会した吸血鬼仲間・キエフの言葉がアルの心を揺らします。人間とは深くかかわらないほうがいい、愛する人が先に死んでしまう悲しさを君はまだ分かっていない、と。そして、アルが、暁の傍にいたいから完全な吸血鬼にはなりなくないと言うと、キエ…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬  下村富美 

BL要素が出てきて嬉しい

暁の勤めるエンバーミング施設で、夜の清掃のアルバイトを始めたアル。ゲイのエンバーマー見習い・室井が暁に積極的にアプローチするので、モヤモヤしたり焦ったり。暁への恋心を自覚し始めます。また、雑誌のモデルをしたのがきっかけで役者デビューすることになり、アルの身辺はますますにぎやかになっていきます。

アルが仲良しだった女優の遺体の血を思わず舐めようとしてしまい、吸血鬼の本能と人間の良心とのジレンマ…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

これからの展開が楽しみ

昼間は蝙蝠、夜は人間の半端な吸血鬼・アル。蝙蝠の姿のまま冷凍食肉と一緒に日本に送られてしまいますが、良き出会いに恵まれ、それまでの寂しく惨めだった人生が変わっていきます。

前半は、アルが吸血鬼になった経緯、暁や忽滑谷と知り合う過程が描かれ、ゆっくりしたペースで話が進みます。アルが可哀そう…と思いながらも、全一巻の作品に慣れていた身には少し退屈で(すみません)。でも、アルが殺人鬼に刺されて大け…

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