杉原朱紀さんのレビュー一覧

溺れるほどの愛を聴かせて 小説

杉原朱紀  カワイチハル 

お互い足りないものを補い合うパートナー


元ピアニストの透琉(受け)は偶然入ったバーで酒を過ごしてしまい、バーで会った役者の拓真(攻め)にお持ち帰りされてしまいます。
もう会うことはないと思っていたのに、偶然恩師の家で再会してしまい、言葉巧みに連絡先を教えさせられ、マスターが心配してたからとバーに誘われ、だまし討ちで拓真の所属する劇団の劇中曲の作曲まで受けてしまいます。

透琉は真面目で他人に優しく自分に厳しい人で、音楽一家に生…

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溺れるほどの愛を聴かせて 小説

杉原朱紀  カワイチハル 

世話焼きの攻めとトラウマな受け

心理的なトラウマからピアノが弾けなくなったピアニスト受けが、役者の卵の青年攻めと出会い、癒されていく…というのが大筋の話です。

トラウマは本人にしてみれば大きいのでしょうが、その詳細を攻めに告げることもなく「ピアノは弾きたくない」と言ってるだけなので、攻めにも腫れ物に触るように接してもらえず大雑把に扱われています。受けが「ピアノを弾けない、弾きたくない」と言い、攻めが「透琉(受け)のピアノが…

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溺れるほどの愛を聴かせて 小説

杉原朱紀  カワイチハル 

ピアニストの再生物語

あらすじ:
元ピアニストの透琉(受け)は、何気なく入ったバーで拓真(攻め)と名乗る男と出会い、彼と一夜を共に。
後日、拓真と偶然再会し、彼の所属する劇団の公演で作曲・ピアノ演奏を担当することに…

透琉は、指揮者の父とピアニストの母との間に生まれた青年。
天才ピアニストである弟へのコンプレックスから、舞台でピアノが弾けなくなり、1年前にピアニストを引退。
今もピアノや音楽を愛しています…

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泣いてもいいよ、ここでなら 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

年の差再会もの


小説家の咲良(受け)は妹の雪子の入院に伴い、3歳の双子の世話を頼まれます。
咲良は人付き合いが苦手で子供の世話もしたことがない上、料理もできないのですが、両親は離婚しており、それぞれ再婚していて他に信頼できる人がいないということで仕方なく引き受けます。
なかなかうまく行かない育児と仕事に疲れてきたころ、迷子になった二人を保護してくれたのが昔大好きだった近所のお兄さん直人(攻め)でした。

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RuTiLe souvenir Petit four グッズ

ようやく刊行!!!

当初の刊行予定日から1年以上待ち・・・の発刊でした。
途中、何度ホームページの全サ状況をチェックした事か・・・(^^;
執筆陣はさすが豪華で嬉しいのですが、目次がもう少し分かりやすいと良いかな・・・と思いました。目次が作家様のお名前と掲載ページだけだったのですが、できれば目次にも元作品のタイトルも併記されていたら、読む作品を選びやすかったな・・・と。(さすがにご掲載作家様の全作品を読んでいる訳…

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泣いてもいいよ、ここでなら 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

双子ちびっ子可愛い!

カッコいい攻め、可愛い受け、愛らしいちびっ子の表紙に惹かれて購入しました。
ちびっ子が出てくる子育てものは、この話は本当にちびっ子が必要だったのか?と思うのも極々ほんの僅かですがあります。そういうお話当たると 残念ですが、今回はいい感じにちびっ子が居てくれて良かったです。
お話そのものは(内容は他の方が説明してくださっているので省きます)サラサラっと読みやすかったです。ちびっ子が出てくるシー…

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泣いてもいいよ、ここでなら 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

期間限定の子育てモノ

あらすじ:
わけあって妹の子ども(双子)を預かることになった作家・咲良(受け・23歳)。
時を同じくして、幼い頃よく遊んでもらった酒屋の息子・直人(攻め・33歳)と再会。
双子の世話を手伝ってもらううち彼に惹かれていくが、ゲイで恋に臆病な咲良はなかなか気持ちを打ち明けられず…

咲良の妹は、わけあって未婚で双子を出産し育てていましたが、病気でしばらく入院することに。
その間、咲良が双子…

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泣いてもいいよ、ここでなら 小説

杉原朱紀  鈴倉温 

再会した近所のお兄ちゃんと子育てラブ

在宅で作家をしている受け・咲良。親の離婚で離れ離れになった妹が入院・手術することになったため、3歳の男女の双子を預かることになったが、仕事は忙しいし、子供は母親を恋しがって泣くしで大騒動。ついには外に連れて行ったときに迷子にさせてしまう。真っ青になって捜し当てたら、子供たちを保護してくれた男性は、昔よく咲良をかまってくれた直人(攻め)だった…という子育て&再会ものです。

子供の世話なんてした…

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抱きしめてくれないの? 小説

杉原朱紀  陵クミコ 

誠実な愛を召し上がれ!

元ホストの颯季は、優しい風貌と柔らかな物腰から
アパレルブランドショップで働いていても
常に女性客の秋波にさらされています。
元ホストだけあって、あしらうのはお手の物ですし
相手を不快にさせないような話術も巧みです。
そんな颯季を見込んで、
颯季がお世話になっている沙保里さんが
あるお願いをしてきました。
待ち合わせたパティシエの葛原という男が
あまりにも無愛想な為、
店の雑誌…

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抱きしめてくれないの? 小説

杉原朱紀  陵クミコ 

無愛想年下パティシエ×社交的な元ホスト

元ホストで、アパレルショップ店員の颯季(受け)は、知人から人当たりの良さを買われ、無愛想なパティシエの葛原(攻め)に会話マナーを教えるよう頼まれる。顔はいいのに服装や会話技術が壊滅的な葛原の外見を整えたり、人付き合いのレクチャーをするうちに懐かれるが、無骨な年下の男を可愛く思うにつれ、ゲイである颯季は深入りするとまずいと思うようになる。しかしマナー教育が終わったのを機に「もう会うこともないな」と伝…

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