絵津鼓さんのレビュー一覧

IN THE APARTMENT コミック

絵津鼓 

これは驚いた。

アマプラでドラマを見たあと、漫画も気になって買ってみました。

奥付見て驚き、モアザンワーズの方が後から出てるんですね。
あの話の構想が、これを書いた頃には既にはっきりあったということですよね、凄すぎる…

ドラマより漫画の方がポップでさらっと読めます。でも奥深い。
話の構想力が凄すぎる作家さんなのだなと思いました。

ここまではドラマで見たけど、この後の話は知らないので続編も楽し…

2

SUPER NATURAL コミック

絵津鼓 

素直じゃないノブルの成長がすごい。

とくに深い理由もなく『JAM』とセットで買ったんですが、セット買いしてよかったです。あのノブルがこのノブルになったの!? という驚きがありましたし、JAMを最後まで読んでからまた専門時代編の第1話に戻って再読すると、しみじみとした味わいを感じます。

とにかくノブルの成長がすごいです。

専門2年生の時のノブルは努力嫌いのチャラ男で、ともすれば努力家の大地のことを妬んで足を引っ張っているよ…

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ハッピーマジカルNIRVANA コミック

絵津鼓 

無題

登場するのはイケメンばかりなのに出てくるワードは老人ホームやアカシックレコード、あげくファンタジーを彷彿させるような不思議道具まで出てくるので胡散臭いなと思ってしまった。

でも絵津鼓さんなので根底はヒューマン物です。不思議な本で自分の将来を知ってしまった主人公、それを心配した友人達が一緒に住もうと提案する所から話は始まります。

不思議な便利道具とか無視して普通にシェアハウス物としても楽…

1

夜間逃避行 小説

久我有加  絵津鼓 

避けるほど重くはない

久我さんもともと好きでしたが、レビューを見ると重いとかそんなのばっかりだったので手が出ず寝かし続けていたところ、Kindle Unlimitedで見つけたのでソッコーでダウンロードして読みました。

個人的には別にそこまでズーンとなるほど重いとも思わなかったです。
確かに攻めは重たすぎる荷物を背負って人生を生きていかなければいけないけれど、お話の最後はちゃんとハッピーエンドですし。

何…

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続 IN THE APARTMENT コミック

絵津鼓 

もやもやする

「メロンの味」がとても良かった絵津鼓さん。デビュー作の今作がドラマ化という事で話題になってたので読みました。

杉本と妹尾のBL部分は良かったのです。お互い悲しい過去を持ちながら、惹かれあい遠回りしたけど恋人になれた。ドラマチックでスタイリッシュな絵も素敵でえっちシーンも生々しくなくて可愛らしい。

しかし久々に大嫌いなキャラが出てきました。受けの元友人で受けの元彼を奪った女です。今作の前…

3

ラストフライデイ コミック

絵津鼓 

そさお

レビュー済みかと思いきや未レビューでした。先生な作品が実写化するそうで久々に読み返し…と思ったら未レビューはおろか未読…?電子書籍のフォルダ分けを誤っていたようだ。

さて、本編。ほんわか両親かすみ&たけしに癒される本でした。タクミくんもほんわかなんだけど、20歳でこれか…と逆に不安というか怖くなっちゃって、癒されることはなかった。小学生でもいいレベルの…これって……うん、これ以上はや…

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メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

大切な人を思いきり抱きしめたくなる

泣きました。ストーリーが、素晴らしい。

上巻の雰囲気はそのままに、登場人物たちのより深いところに切り込んでいく下巻。

なんでもないように、いつもと同じトーンで紡がれる(紡がれているであろう)言葉のひとつひとつに、言いようのない質量がある。

本当に苦しいとき、無理やりに手を取って、引き上げるのではなく、事実を事実として、悲劇にせず受け止め、ただそこに居てくれる。どうにかしたいけれど…

2

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

強く触れたら壊れそう

不確かな自分の“居場所”を、ギリギリのところで守っている、そんな作品。

木内も、ナカジョーも、母の帰りを待つ少年も、そのほか誰もが、脆く崩れそうな自分の居場所を守っている。それは、暖かくないかもしれない、求めていたものではないかもしれない。それでも、それを手放したら、今度こそ生きていく術がわからない。

多くは語らないキャラクターばかりで、読者はいろんなことを想像しながら読むことになりま…

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メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

ゆっくりと、

想像していたよりずっと木内の心は傷ついていたのがわかり、そうするといつも明るく振る舞う彼の笑顔もなんだか切なく見えてきて。
重たくて苦しい部分もたくさんありましたが、その心が明るい方に向かうラストになっていたので救われた気持ちになりました。

病気と向き合っていないわけではないけれど、それを知った相手が自分と一緒に深く沈み込まれることで生き辛さを感じていたのかな。
ふとした時に木内の世界が…

1

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

目は口ほどに

ひょんなことから同居することになった中城と木内は、朝勃ちからの流れで木内に抜いてもらったりふざけてキスしたりするような描写はあったけれど、適度に距離があってまだ友達の域を超えない関係。
確実に親しくなっているのに木内にはなんだか壁があるように感じて、それがどう拭われていくのか今後の展開が気になるところで終わる上巻でした。

チラリと明かされたバンドをしていた過去のことも、きっとまだ重いモノと…

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