めーこ
前巻はストーリーがずっと穏やかで導入的内容だったので萌評価に留まったんですが、今作は絵津鼓先生のまさに本領発揮という感じで、非常に細やかな心情描写がされておりぐっと評価が上がりました。攻め視点と受け視点の切り替えの回数やタイミングもちょうど良く、どちらの考えも読者がよく理解できるようになっているのも良かったですね。暢視点の時に大地がどうしてこんな言動をとるのかいまいち分からないと思っても、次は大…
美容専門学校で繰り広げられる恋愛模様、絵津鼓先生のタッチも相俟ってすっごく可愛かったです。専門に来たものの美容師に本気でなりたいと思えず将来を真剣に考えていないけれど、意外と観察力があって他人に影響を与えられる存在でもある攻めの暢。成績優秀で美容師としての素質は十分だけれど、それは地道な努力で掴んだもので何でも溜め込んでしまうタイプの受けの大地。この2人が互いに作用し合いながら、恋愛面に関しても…