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絵津鼓
ゆきのみち
ネタバレ
作家買いです。久しぶりの絵津鼓先生の新作、ウキウキしながら手に取りました。今回から絵柄がガラリと変わっています。今までの可愛らしい感じから大人っぽくなっていますが、先生が故意で変えたものだそうです。今回の作品にはその大人っぽい雰囲気がとても合っていて、違和感なく読めました。絵柄が変わっても魅せ方は相変わらず素晴らしいし、絵津鼓先生の世界が広がったのかと思うと、ファンとしては幸せな気持ちになりました…
ぷわっち
攻、木内。 過去にバンド活動していたものの曲が作れなくなり、「死にたい」という思いを抱えて生きている。 一見明るくお調子者でそれを感じさせないだけに、隠した内面が垣間見えるシーンは苦しくなりますね…。 受、中城。 ゲイであることから母親と距離があり、恋人からも軽んじられ潮時を感じている。 この作家さんの作品は『SUPER NATURAL』と『ラストフライデイ』は読んだことがあるも…
甘食
前情報をあまり持たず読んだのですが、こんな話だったとは。スタイリッシュでオシャレな絵、そういうのは雰囲気だけであまり面白くないのも多い…という偏見があったけどこれは違う。丁寧に描かれたストーリーにも泣かされました。 多様性の今の時代に合っているのかも。攻め(男役)は強くて男らしくなければならないって時代でもないものね。繊細で涙もろく弱々しい攻め。でもエッチはテクニシャンなのです。 書き…
corocoro
時間をかけて築いたり、わかりあったり、すぐに答えの出ないような人との関係性や内面を描かれるのが上手な作家さんだなぁといつも拝読しています。 以前より骨太で色気のある絵柄に変えられてとても好印象でした。 上巻で秘密を抱えてるのは明らかだった木内。 どこかしら不安定な感じなのはそういう性格だからだとか、軽薄だとか、あまり深く関わるべきじゃないのかもと中城も思っていたのかもしれません。 …
ふばば
下巻。 相変わらず木内は思わせぶりというか考え無しというか、ゲイを翻弄する距離感で振る舞う。 ただし、ナカジョーは木内をある意味見切っていて、そう易々と絆されはしない。 木内の言わなかった真実を知ったから、なんだけど。 なのに木内は連絡もなしに外泊する。 動揺するナカジョー。 知らず、関係性は変わってしまっている。 だって木内はナカジョーの心を弄んでるじゃないか。ゲイだと知って戯…
表紙からして、これまでの「絵津鼓」作品とは明らかに違う空気感/オーラを感じる。 体裁は、上下巻。 上下通して読んだ上での、この上巻は。 第一印象として、絵柄が以前の可愛らしさよりも、もっとシャープで大人っぽくなった感じ。 そして内容も何やらヒリつく。 同棲していた彼女と別れて追い出された。だから家が決まるまで居候させて。 そんな自分勝手で転がり込まれる。 モテ男のくせに。泊めてく…
wororo
久しぶりの絵津鼓先生の新刊です。 まず本の装丁が神。 一目で今までの作品と違うなって思わされたし 油絵っぽいキャンパス地の様な紙で素敵過ぎて デザインが出た時から紙で絶対お迎えしなきゃと思っていました。 中身もいつもの感じとは違い重かったです。 絵も変えたと先生がインタビューで言っていましたが 作画がさらに上手く洗練された感じがあります。 上下巻読んですごく読み応えあり。。 なん…
夜更けの腐
を、感じられた作品。これまでの作品は個人的にはポップやキュートのイメージがあって、それはそれで今も好き。今作は今までのイメージとガラリと変わって落ち着いた、深さや奥行き的なモノが感じられる作品でした。「体験」したからこそ会得した「何か」があったのだろうなぁ⋯と思いを馳せました。絶対に上下巻通してお読みになる事をオススメします。
上巻を読んだ時点で「あれ?もしや⋯」とは思っていた。下巻では全て分かるのだけれど。何に対してなのか、何をなのか分からないけど、どうしようもなく「許されたい」といつも思っていた「あの時」が強く蘇って悲しい様な懐かしい様な今も日常の様な、そんな自分には何か突き刺さって来る絵津鼓先生の新作でした。作画を変えられたとの事で落ち着いた雰囲気に以前とはまた違った魅力が感じられましたし、個人的には好きです。カバ…
ポッチ
『メロンの味』の下巻。 続きものなので上巻が未読だと理解できません。上巻から読まれることをお勧めします。 「メロン」にちなんでなのか、表紙の表紙の色が緑なんですね。でも、色合いがちょっと違うんです。それぞれ、二人のイメージなのか、はたまたほかの意味があるのか…。 下巻に入り、今巻で木内くんの抱えるものがメインに描かれています。 しぐさとか、表情とか。 そういったものの描き…