絵津鼓さんのレビュー一覧

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

大人の恋って難しいよね。

どちらも大人ですが、でそれぞれ色々欠けてます。
ゆっくりハッピーエンドに向かいますのでご安心を。

人間は多面的だよね。
今見えてる部分が全てじゃないよね。と再確認する作品に思えました。

スタートの軽~い同居の流れから少し重めの内容に変化していきますが、絵津鼓先生らしいクスッと笑う場面もあります。

私も「メロンの味」の意味が気になる一人です。
偽物でも美味しいし、本人が「好き…

8

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

また絵津鼓先生が好きになりました。

上巻を読んだあと、なかなか下巻を読めないでいました。内容は知っていたのですが、メンタルやられそうで、怖くって。もちろんハッピーエンドなんですけど。

ようやく決意して読んで、先生のあとがきを目にした時、涙が溢れました。この本には先生の全てが詰まっていたんだと。

何かを作り出す辛さと苦しさと怖さと、自分の限界とピークを知ってしまった時、諦められたら楽なのに何かせずにはいられない。忘れたくて…

11

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

日常の中にある幸せを感じました。

絵津鼓先生の新作ということで、内容を特に確認せず購入しましたが、本作もとても良かったです。過去作はポップな表紙が多かった中で、今作は少し大人な雰囲気も感じたところでしたが、内容についても中々登場人物の内面が掘り下げられた作品になっていたのではないかと思います。

大きな出来事がある訳ではないですが、日常の中で誰しもが抱える可能性がある心の内の変化が丁寧に描かれています。攻めの木内も受けの中城も…

4

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

良い結末でした

上巻の方のレビューでは、結局、装丁を誉めまくっただけで終わってしまいました。
まあ、上巻の方では二人の関係が具体的にどう進展していくのか、むしろ、BLとしてこのゆっくりした展開で描かせてもらえてるのが凄いって感動していたのですが、
ちゃんと、下巻で回収されましたね。
二人の関係が挿入を伴うセックスへと行きついても、エロ描写自体はフラットで、
それよりも、木内の告白シーンの方がよほどエモーシ…

4

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

紙の本で!

最近は、コミックも電子書籍購入がメインだったけど、この本は紙の本で購入。
これは本当に、紙の本で買ってよかった。つ
この不穏な感じのカバーイラスト、これ自体が絵として目立って充分興味を引くけど、さらに、手に取ってみた時の、このカバーの「紙」が「神」!
この紙の質感が、イラストの雰囲気とすごく合ってる。
ihr HertZは基本的に上質紙使用のレーベルだけど、このカバーの紙といい、本体の紙の…

10

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

曖昧な関係でいいじゃないか

相手を理解したい、知りたい、助けたいは時にはエゴにもなり得る。
救いたいと救われたい、愛したいと愛されたいの狭間で生きる少し不器用な男2人の物語。
上下巻通してすっごくよかったです。感動しました。

木内と中城の関係性って何なのだろうと終始曖昧なままでしたが、なんというかその曖昧さが2人を繋ぐ確固たるもののような気がしました。

作中にもあったように魂で惹かれあったのだろうなと。

2

ラストフライデイ コミック

絵津鼓 

うーん

SUPER NATURAL の二人のあまりの尊さにハートを撃ち抜かれて、これは作家買いしなければ!と、次に読んでみたのがこちらの作品。高評価だし表紙可愛いし期待大でしたが、あまり自分には刺さらなかったです。

まずタクミくんが幼過ぎて、好みではなかったです。これで大学生って。欣也くんにいちいち過剰に反応するのも煩く感じました。
欣也くんはクールでカッコよかったですが、高校生が夜のお店でボーイ…

0

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

メロンの味 下

すごく良かった
心にじんわりと沁みる感じ
木内さんの辛さは読んでいても辛かった
ポツポツと話される言葉の意味が深かったです

下巻読んでからまた上巻に戻ると、木内さんがとても愛おしく思えました

ナカジョーくんはずっと変わらずいい男でそれにすごく救われた
ほんとに素敵なキャラクターでした

想像する辛さと実際とは違うのでしょうが、このお話から伝わってくる二人の辛さが心に刺さりま…

2

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

メロンの味 上

穏やかな雰囲気なのに、突拍子もない展開でそのアンバランスさが絶妙でした

二人がいきなり同居して、距離を詰めていく感じがすごく好き
お互いになんとなく程度にしか相手を知らないからこその勢いみたいなものがあって、少しずつ知ることで埋まる隙間と知ってしまうことでできる溝

同じようで矛盾しているような、なんとも歯痒い距離感が良かったです
苗字で呼び合う二人が可愛い
どちらも雰囲気あってモ…

7

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

俺は木内さんを知らない人間だった。

絵津鼓さんの作品は大好きでよく読んでいました。
絵柄が今作から変わったとのことでしたが、違和感なく受け入れられました。

上巻表紙はライブハウスの常連客、木内(攻)ノンケで同棲していた彼女と別れたばかり。一方下巻表紙はゲイでライブハウスで働く、中城(受)恋人とギクシャクした関係で別れる一歩手前状態です。

物語は元カノの家を出て住む場所がない木内を中城が居候させるところから始まります。飄…

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