雀影
すごく良かった
心にじんわりと沁みる感じ
木内さんの辛さは読んでいても辛かった
ポツポツと話される言葉の意味が深かったです
下巻読んでからまた上巻に戻ると、木内さんがとても愛おしく思えました
ナカジョーくんはずっと変わらずいい男でそれにすごく救われた
ほんとに素敵なキャラクターでした
想像する辛さと実際とは違うのでしょうが、このお話から伝わってくる二人の辛さが心に刺さりま…
穏やかな雰囲気なのに、突拍子もない展開でそのアンバランスさが絶妙でした
二人がいきなり同居して、距離を詰めていく感じがすごく好き
お互いになんとなく程度にしか相手を知らないからこその勢いみたいなものがあって、少しずつ知ることで埋まる隙間と知ってしまうことでできる溝
同じようで矛盾しているような、なんとも歯痒い距離感が良かったです
苗字で呼び合う二人が可愛い
どちらも雰囲気あってモ…
淡々と、しっとりと。これはきっと絵津鼓先生にしか描けない物語だなぁと思う。木内の心に沈むもの。中城に出会ってからの木内は一見普通で、薬を見つけなかったら絶対に病気だなんて分からないくらいですよね。きっと鬱病ってそういうものなんですね。元気な日もある。365日四六時中沈んでいるわけではない。でも波が激しくて、沈む時はただ落ち込むというレベルを超えて沈む。日常生活に支障が出たり、好きだったことができ…