絵津鼓さんのレビュー一覧

ラストフライデイ コミック

絵津鼓 

うーん

SUPER NATURAL の二人のあまりの尊さにハートを撃ち抜かれて、これは作家買いしなければ!と、次に読んでみたのがこちらの作品。高評価だし表紙可愛いし期待大でしたが、あまり自分には刺さらなかったです。

まずタクミくんが幼過ぎて、好みではなかったです。これで大学生って。欣也くんにいちいち過剰に反応するのも煩く感じました。
欣也くんはクールでカッコよかったですが、高校生が夜のお店でボーイ…

0

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

メロンの味 下

すごく良かった
心にじんわりと沁みる感じ
木内さんの辛さは読んでいても辛かった
ポツポツと話される言葉の意味が深かったです

下巻読んでからまた上巻に戻ると、木内さんがとても愛おしく思えました

ナカジョーくんはずっと変わらずいい男でそれにすごく救われた
ほんとに素敵なキャラクターでした

想像する辛さと実際とは違うのでしょうが、このお話から伝わってくる二人の辛さが心に刺さりま…

2

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

メロンの味 上

穏やかな雰囲気なのに、突拍子もない展開でそのアンバランスさが絶妙でした

二人がいきなり同居して、距離を詰めていく感じがすごく好き
お互いになんとなく程度にしか相手を知らないからこその勢いみたいなものがあって、少しずつ知ることで埋まる隙間と知ってしまうことでできる溝

同じようで矛盾しているような、なんとも歯痒い距離感が良かったです
苗字で呼び合う二人が可愛い
どちらも雰囲気あってモ…

7

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

俺は木内さんを知らない人間だった。

絵津鼓さんの作品は大好きでよく読んでいました。
絵柄が今作から変わったとのことでしたが、違和感なく受け入れられました。

上巻表紙はライブハウスの常連客、木内(攻)ノンケで同棲していた彼女と別れたばかり。一方下巻表紙はゲイでライブハウスで働く、中城(受)恋人とギクシャクした関係で別れる一歩手前状態です。

物語は元カノの家を出て住む場所がない木内を中城が居候させるところから始まります。飄…

8

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

気負わずに傍にいる

 淡々と、しっとりと。これはきっと絵津鼓先生にしか描けない物語だなぁと思う。木内の心に沈むもの。中城に出会ってからの木内は一見普通で、薬を見つけなかったら絶対に病気だなんて分からないくらいですよね。きっと鬱病ってそういうものなんですね。元気な日もある。365日四六時中沈んでいるわけではない。でも波が激しくて、沈む時はただ落ち込むというレベルを超えて沈む。日常生活に支障が出たり、好きだったことができ…

5

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

しっとり降り注ぐ雨のようにジワジワ来ます

心の中に降り注ぐ雨のように、ジワジワと来る作品でした。

上巻で感じていた仄暗さの理由が下巻で判明します。木内が中城といる心地良さがこの理由の為だったのだと分かって、切なくて胸が苦しくなりました。

元カノが駄目で中城が良かった理由に納得するのと、中城が木内で無ければならなかった理由も理解出来ました。

二人の生活が当たり前に日常になってるのに、何処か噛み合わない不安定さ…。
そして…

4

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

引き込まれました

絵津鼓先生の紙本は漏れなく購入してますが、今回のカバー表紙が発表された時は絵柄の違いにビックリしたんです。

絵津鼓先生の描くちょっと惚けた可愛い受が大好きだったんですが、こちらの作品は可愛いからカッコいいに変化してました。でも絵津鼓先生らしい良さは、そのままだったと思います。

木内がふと見せる表情に、何度もハッとさせられました。そして中城がゲイだと知っても距離を詰めて来る木内がとても自…

7

メロンの味 上 コミック

絵津鼓 

上下の感想

自分の未来に目指すべきものが見い出せ無い。
そんな今になってしまったのも自分のせいなのか。
では自分は他の人と何が違い、何を間違えたのか。

という様な人生の命題と向き合ったり、放棄したりしている二人のお話。

同じLでも、ラブというよりライフです。

読者に寄り添い共感し合ったりする様な作風なんですが、でも実際にはそうそういないタイプのキャラクターだったりしてます。受けが個性的な…

6

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

せつなくて

胸がチクチクする。
そんなエピソードが重なり、ぽんと熱くなって、ただただせつなくて。
涙がとまらない。

普通に美味しいメロンソーダのメロン。

でもメロンじゃない。

普通に生きる。

簡単そうで難しい。

絵津鼓さんの作品は、誰もがみんな抱えているはずの光の当たらない感情に触れてくる。

残りページの少なさを確かめながら、心寂しくなるのは、絵津鼓作品ではいつものこと…

4

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

流れる空気感がいい

とくに情報もなく読みました。絵津鼓先生の可愛いキラキラしたストーリーかなと勝手な先入観があったのが、いい意味で裏切られて良かったです。
そう言えば、表紙のカラーも落ち着いていて、他の作品とは違いますね。
私も仕事でちょっと落ちて鬱っぽくなった時期があります。誰でもそんな時はあると思うし、だからと言ってそれを特別にし過ぎるのもおかしいと思う。2人が話す会話の受け答え、空気感が妙にしっくりきて、す…

7
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