井上ハルヲ(オハル)さんのレビュー一覧

溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

オメガバースは知らない

井上ハルヲさんがとぼけた男性を書くと、どうしてこんなに面白いんでしょう?
本人はとぼけているつもりなど全くないのですが、可笑しみがジワッと染み出る感じがたまりません。
冒頭近くに出てくるリアムのファーストガン○ムもどきの科白ですりこまれてしまったのか、彼がでる度にそこはかとなく可笑しい。
大剣を、あるいは89式小銃を持ってすっくと立つリアム。とても美しく格好いいはずなのに、頭の中に結ばれる絵…

2

BreakThrough デンパ男とオトメ野郎ex. 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

まだ続いてほしい……

口絵が神!!!
エロス〜!!
エロい絵ってこういうのを言うんだと思う。
挿入してる穴と棒とか、断面図とか直接的なそういうのにはまっっっったくエロスを感じないのだけど、これはすごい!!
この表情たるや!!!

まさかの記憶喪失。
使い古されたネタだとは思えず楽しく読めましたが、記憶が飛んだり戻ったり……ある意味器用だなと思ってしまった。

そして電子はあとがきがないので(あとがき欲…

2

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

もっと落差があってもいい

とりあえず3冊(BreakThrough デンパ男とオトメ野郎ex.)まで読みました。

読後、何よりも心配になったのは、自覚していないだけで、私は本当はデンパ女だったのか?ということ。
というのも、受けが攻めのことをデンパ、デンパ言ってるのだけど、全然デンパには思えなかったんです。

ちょっとズレてるけどさほどでもない。
世間一般はこの程度で電波扱いするのか?
これを電波だと思えな…

4

溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

この二人、セットで楽しくて仕方ないです

こちら、異世界トリップ+オメガバースになります。

作者さんもおっしゃってますが、痛さゼロのラブコメファンタジーです。
「井上のやつ、なにか悪いものでも食ったかと言われそう」ともおっしゃってますが、異世界トリップするのは自衛官で、トリップ早々に小銃を振り回して雄々しく戦いと、めっちゃ井上作品ですよ。
そう、ストーリーとしてはそれほど捻りなんかは無いのですが、それを彩るキャラクターだったり、…

13

溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした 小説

井上ハルヲ(オハル)  れの子 

「筋肉」がお好きな方に。

井上さんの新刊はファンタジーもの。ファンタジーものですが、とにかく設定が盛りだくさん。井上さん自身あとがきで書かれていますが、

異世界トリップで、ファンタジーで、オメガバースで、子育てで、自衛隊で、筋肉です(あとがきから抜粋しています)。

この設定の中でストーリーに関わる部分でメインになるのは「異世界トリップ」と「オメガバース」という部分かな。が、「筋肉」もポイント。受けが「筋肉」なん…

11

永劫の束縛 小説

井上ハルヲ(オハル)  笠井あゆみ 

絵とお話のシンクロ率が高い

中盤まで時々「まだ続くのか…」としんどくなる暗めな話ですが、
主人公の性格が男らしいので持ち堪えられます。

確かに過酷な状況ですが、設定が特殊すぎて絶望感にも共感しきれないのも
読み手としてはある意味バランス取れてて良かったかも。
ていうか陵辱やら痛い系の話は、もっと酷い物を読んでしまったので
何だかんだで受けはまあまあ大事にされてるし…とすら思いました。

それより!
ストー…

6

永劫の束縛 小説

井上ハルヲ(オハル)  笠井あゆみ 

笠井あゆみ先生の表紙がエロくて綺麗

笠井あゆみ先生の綺麗な表紙に惹かれて買いました。

結局は攻めも受けもかわいそうで、船から降りられずヤクザに飼い殺しにされる運命かと思うと、救いがないような気がしてしまいます。

途中から出てきた受けを可愛がっているようにみえたヤクザが受けを嵌めた張本人で、鬼畜で嫌なヤツでした。
最後、ヤクザを選ばすクロウを選んだのは良かったですが、船から降りられないのは悲しいです。
攻めも受けと同じ…

3

愛は金なり 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

あれ?甘いんじゃないかしら?

電子書籍で読了。挿絵とあとがき有り。特別版のss付き。

ハルヲさんのお話の男臭さが大好きです。
よく言われる『痛さ』ですが、今回はご本人があとがきで書かれているようにいつもよりは控えめだと思いました(酷い目にはあっているのです。でも、その描写がさらりとしている感じ。あくまでも私の中の基準ですが)。

主人公の湊はヤミ金屋。「金がすべて」と言い切ります。結構酷い金貸しです。返せない人たち…

4

愛し愛され、恋焦がれ。(表題作 「愛」) 小説

井上ハルヲ(オハル) 

中里が気になってた方は是非

黒田視点の「愛」、中里視点の「恋」、湊視点の「想」の三本が収録されてます。
本編で中里が気になっていたので、彼のお話が読めて嬉しい!
ざっくりしたネタバレ感想で失礼します。

「愛」
いつの間にかすっかり湊にハマった黒田が気になる事は、時々寝言などで湊が真壁の名を口にする事で…。

相変わらずエロたっぷりな二人です。
真壁の事を覚えていてくれと言ったのは本心からとはいえモヤる気持ち…

1

愛は金なり 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

とにかく攻めさんがカッコいい

ハルヲさんは痛い作品はかなり痛いので購入を迷いましたが、小山田さんの麗しい表紙に釣られ購入。内容は、というと。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。







主人公は金貸しの湊。
序盤はほぼ彼視点でストーリーは展開していきます。

湊は寂れたバー「BLACKWALL」のバーテンダー・黒田に200万円を貸している。その取り立てのために10日に一度、「BLACKWALL」…

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