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下巻ではお仕事要素は薄まり、灯生の過去、灯生と生吹が初めて会った夜の出来事などに重きが置かれ、BL的な面が濃く描かれていました。上巻でそれなりに仕事面も描かれていたのでこれでバランスがとれているような気もしますし、一方で軌道に乗せかかった店をさらに安定させたとか、2人が新しいことを学んで成長したとかいう事実が欲しかったような気もして、正直仕事面に関してはどっちつかずの評価というところ。
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萌2に近い萌評価です。上巻では生吹が祖父から継いだ仕立て屋を立て直すのに精一杯で、BL的な絡みはさほど多くないので、下巻でどんな風に距離が縮まるのかとても楽しみです。2人の見た目と性格が好みなのも、惹かれるポイントでした。欲を言えば、生吹には是非おじいさんのようなテーラーを目指して欲しいな。店が軌道に乗ったら勉強する時間もできそうですよね。銀座にあると言えど個人の仕立て屋が短期間でSNSフォロワ…