total review:279100today:52
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
54/68(合計:675件)
pesca
とうに夜半をすぎ、うっすら空が白みかけてる中、ナイジェルは1通の手紙を書いていた。 出すことのできない手紙を。 親愛なるカイトへ・・・。 カイトにとっては重荷になってしまうであろう手紙を書くのには、素直に感情を伝えるのはいいが、感情的になってはいけない。 言いたいことを全部書けたように思えても、やはり何か足りないように思えて 不安に苛まれる。 初めてあった時に戻ってやり直した…
遠野春日 麻々原絵里依
むつこ
萌えと中立の中間くらいかな。 お互いにほぼ一目惚れに近くて、障害というと受けの性格だけ。ツンデレ気味で、いつも仏頂面で不器用。 攻めは余裕しゃくしゃくというかなんというか「難攻不落な男を落とすほうが楽しい」と思いつつアレコレと口説いてるんだけど、具体的な障害が見えないので、恋のハラハラドキドキを味わいにくかったです。 でも、大人な攻めがウキウキしてるのは可愛くて良かったです。ロスでのふいのデートの…
遠野春日 円陣闇丸
クレタコ
ネタバレ
ヤクザ組長に高校時代から10年愛人となって嬲られ続けていた佳人[受]を、ひょんな事から遥[攻]が引き取ります。 この話の面白さは、そこで連れて帰った佳人と即エロって展開にならない所。 遥は彼が男の愛人として囲われていた事は当然知ってるし、現在恋人が居る訳でもないけど手は出さない。 手始めに料理や掃除をさせ、頃合いを見計らって経営する会社の一つの運送会社で働かせます。 酒を飲んでいる最中気紛…
遠野春日
雀影
それ程厚い本ではありませんが、2段組なのでかなり読み応えがあります。 普通に雑誌の1話分位ある感じ。 自分はノンケだと全く疑っていない普通の大学生・千坂が、片思いしている女の子目当てで取った、他学部の、それも大嫌いな数学のセミナー。 担当教官の芦屋準教授に、なぜか気に入られ?てしまった千坂は、学食などで芦屋と出会うたびに、芦屋が蕩々と語る数学談義を一方的に聞かされるハメになってしまい…。…
遠野春日 小椋ムク
黒根っこ
最近ムクさんの本を集めているので、その一環としてこの本も手に取りました。 率直な感想を述べると、若い。薄い。 デビュー作ではないようですが、作者様の若い時期に書かれたもののようです。 それゆえか、物語に厚みがないように感じました。 物語が都合良く進みすぎていると思います。 最初はあんなに毛嫌いして、傷つけて、いつの間にか恋に落ちている。 いいんです。いいんですけど…! その過程にもう…
CHIHIROCK☆
表紙、美しいです。窮鼠&俎上を思わせます~。 帯にバーンと"庭師×富豪"と書いてあったのに、 読み始め、富豪攻めと思ってました(また勘違い) BLによくある富豪やら社長やらが家や職を無くした 少年や青年を拾う話ではありません(笑) 無職の若き富豪・茅島氏とおかかえの庭師って設定が BLファンタジーに輪をかけます。ふわっふわですv 茅島氏は、富豪に漏れなく非常識…
遠野春日 蓮川愛
salome
一応恋人なんだけど、攻めは他の相手とも楽しんでいて受けもそれについては何も言わない微妙な関係。 ところが、受けのルカイアは内心辛くてたまらない。攻めのサファドはルカイアが何も言わないので本気で愛されているとは知りもしない。小さい頃から一緒なのに変に分かり合えない二人です。 母の祖国へ帰り、実家の伯爵家から後継者になって欲しいと言われたルカイアはこの想いを振り切れるチャンスかと思ったらサファ…
盗賊・ザイード改めカッシナ王子・アシフと生涯を誓った竹雪。日本の両親に二人の仲を報告し、ラブラブ帰国&新婚旅行(?)に浸ります。ところが、バヤディカ国王でアシフを長いことライバル視するサファドは二人に目をつけ、仲違いさせようと計画。 バヤディカに招待され、相変わらず好奇心旺盛な竹雪は自分はお子様かもと今更気付き始めました。その気質がまんまと利用され、アシフと気まずい雰囲気が続きます。 しか…
えっこ
前作同様可愛らしい茅島氏に会えます。相変わらず庭師を愛してやまない彼は本当に可愛い。普段が能面なので、そのギャップも良い。庭師の方も茅島氏を大切にしてる感が溢れてて、幸せな気分になれました。 加寿子さんも好きでした。優しくて聡明な女性は大好きです。小さいコマですけど、御木本さんに運転手を頼んだときの彼女の心境を思うとキュンキュンします。 綺麗なお庭でお茶をしながら、愛する人と語り合えるって幸せ…
遠野春日 雪舟薫
茶鬼
思わず、雪舟薫さま~!お久しぶりです。 と、発言してしまうほどにこの方のイラストは本当に好き♪ 新装版なんですが、イラスト変わらなくてよかったv 中のイラスト数はそんなに多くないけれど、この話の登場人物のイメージにぴったりで、もう見られないのかな?いつか復帰してほしいかな?と熱い想いをたぎらせてしまうのでした。 ・・・ってこれ小説ですね(汗、、) 題名『御曹司は恋に惑う』とあると御曹…