遠野春日さんのレビュー一覧

ほろ苦くほの甘く 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

久しぶりにアタリ

どこがよかったと、うまくいえませんが、好みでした。

地に足がついた設定、妙に現実味がある状況の中で、大人が不器用な恋をしている、そんなもどかしさがツボでした。

受けは、そこそこ切れる会社員なのに、肝心なところで感情、上司への恋心で爆走しちゃうあたりが、ちゃんとした大人なのに、愛すべきアホの子で、そういうところが妙にリアリティがあってよかったです。

上司も、スーパー攻め様のようなハ…

2

獅子の系譜 小説

遠野春日  夏河シオリ 

全編は甘いお話・・・でも・・・

続き物だったのを知らずに読んでしまったので           
後半が気になって!!                       
タイトルからすると一筋縄ではいかないお話のような予感。
巨大財閥御曹司の受け様は常に帝王であることを余儀なく
される立場で家族の愛にも触れたことの無い悲しい人です。
でも、それを人に見せる事は絶対有りえない。
弱みを見せれば全てが家業に影響を落としかねな…

1

摩天楼で愛を囁いて 小説

遠野春日  円陣闇丸 

シリーズ総集編

摩天楼シリーズの総集編的なお話です。                
2カップルのその後を楽しめる内容でした。              日本での新規事業のオープンを控えて来日した都筑。
そしてそのセレモニーを基の家のホテルで執り行う事に         
花はもちろんフラワーアーティストの西根です。           
4人が久しぶりに日本で勢揃いして甘々です。            …

0

ほろ苦くほの甘く 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

まさに、ほろ苦くほの甘く、でした。

これは好みの問題なのでしょうが・・・
何やら自分には不向きな大人のお話でしたね。
ノーマルな上司を好きになった受け様の粘り勝ちのような
内容ですね。
そこへ行くまでの過程も受け様の弱さも全てが
ジメっとしてる感じで好きじゃなかったかも。
攻め様も、結局この人は相手に押されると案外断れない
タイプなのではと思ってしまいます。
奥様との結婚も相手に押し切られての感じのようですが
まぁ…

4

ほろ苦くほの甘く 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

忘れられなかった人

今回はゲイの男性がノンケの男性を好きになって、どうやって結ばれるか?
それが、女性と男性の対比を顕著にして見せていた作品だなと思います。
しかし、結末を見るにそれは永遠ではない。(勿論永遠なんてありえないんだけど)
むしろ、粘り勝ち?そして同情?
好きなモノは好き、そしてその気持ちはどうしようもないんだよーという、ちょっぴりほろ苦い作品でありました。

新しく主人公・充彦の部署に課長と…

4

たぶん好き、きっと好き 小説

遠野春日  あさとえいり 

これも○ザマァの部類かな?

学園での憧れの存在で、可愛い生徒に次々に手を出しまくりな理央〔受〕
彼が手を出して直ぐに別れてしまった潤という後輩がいるんですが、彼は捨てられてしまってもまだ理央の事を思っています。
そんな潤と連れ子同士の再婚で出来た兄が敦史〔攻〕
彼は彼らが通う高校に転入してきて、理央と同じクラスになるのですが弟の事もあって最初から敦史は理央をよく思っていません。
それに対して理央は敦史の事が妙に気にな…

1

淫夢-砂楼の花嫁番外編- 小説

遠野春日 

それなりに満足なのです。

本編文庫は攻めのご無体感・・・というか、受けへの落ちっぷりが好きで手放せない一冊。

出来れば続編とか書いてほしいなとか思ってるぐらい好きなのですが、同人誌で番外編を書かれているので短い話でも読めると満足!

今回の話は攻めの弟であるハミード視点の話でした。
攻め兄弟と秋成の3Pモノですが、何と言っても文庫本でも見え隠れしていた、ハミードの兄への思慕的な感情が萌えポイントかなーと。
私…

4

図書館の眠り姫 小説

遠野春日  藤井咲耶 

俺様攻×朴念仁受

帯『-見つけた。俺の愛しいひと。』

若くして企業を起こし30歳にして成功を収めた亮祐〔攻〕が祖父に褒美として貰ったのは何と己自身も卒業して、祖父が理事長をつとめていた学園の理事長の座。
亮祐はその学院の図書館で司書をしている一紀〔受〕の美形っぷりに一目惚れし、その強引で俺様な性格から絶対好きにさせてやるとばかりにアプローチをかけまくってきます。
それと同時に利用者が少なくなっている図書館…

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金のひまわり 小説

遠野春日  蓮川愛 

いい当て馬ー

先にCDを聞きました。
うーむ予想は正しかった様です、やっぱり自分は攻は弘毅より朝比奈の方が好きだなあとつくづく思いましたですよ。
9年も連れ添って愛し合って、泉樹の事を本当に心配して愛してくれている。
強引な弘毅が泉樹との間に割り込んできても、激怒したりはしない。
もっそい大人な男だーー!朝比奈!!
これ程魅力的な当て馬を見るのは珍しいんじゃなかろうかっていう位にいい当て馬です、朝比奈…

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藩王宮(マハラジャ)の黒太子 小説

遠野春日  朝南かつみ 

インドもアラブっぽいのね

インドのマハラジャですから幾分アラブものに近いですね。
オレ様傲慢で、ちょいトラウマ持ちでヤン気味。
どちらかというと苦手部類ですが、朝南イラストにフラフラ~♪
実を言うと、実生活でインド人と交流があるのでこの攻め様のような美形インド人は想像できなくて、思わず”これはお話、これはお話”と頭に念じておりましたww
そう、このイラストと美形を連想するならヨーロッパとインドの混血の美形モデルを連…

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