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遠野春日 兼守美行
marun
ネタバレ
シリーズ3作目の完結編、ドキドキした展開もこれで終わりかと思えば寂しいかも。 葉と高月、無事に結ばれていますが、完結編で葉の激情型の嫉妬深さと、高月の 良いところ無かった感が印象に残った最後と言う感想ですね。 裏社会を背景にしている割に、ハードさは少な目ででも秘密めいた内容は未だに残る。 主役の二人以外のキャラが濃いから余計にそう思ってしまうのかも知れませんね。 葉の異父兄が登場して…
遠野春日 麻生海
社長秘書の受け様が、ある日社長に監禁されて、犬のように調教される。 かなり、痛い感じの作品だと思ったら、最後の最後でデロ甘になる展開がまってる。 受け様は過去に輪姦された事があるのですが、それを乗り越え入社した会社で 社長秘書に抜擢されて頑張っている、プライベートでは、秘密の関係ながら、 社長の従兄弟でもある彼がいて、充実した日々を送っていたのです。 社長も優しくて、恵まれた環境にい…
遠野春日 円陣闇丸
随分待っていたように思えるこのカップル、遥と佳人との関わりがとても深い二人、 「ひそやかな情熱」シリーズの番外編で2008年にCD限定版で お目見えしていたものの書籍化です。 気にはなっていてもCDを聞かない私には堪らない程焦らされた感がある作品です。 待っていた甲斐があると思える内容で、やっと思いを告げる事が出来た東原に拍手。 いくら貴文を守る為とはいえ、余りにつれない態度過ぎたゆえに…
遠野春日 陸裕千景子
サガン。
「秘めた恋情を貴方に」のスピンオフ。 「恋情」に登場していた外務省の通訳担当・深澤秋保とエルシア公国皇太子・ラウル・ヴィルヘルム・ヴィクセルのお話。 前作では舞台は日本でしたが、今回はエルシア公国。 前回の予告通りにラウルが秋保たちを友人として自国へ招いて。 ラウルに想いを寄せつつあった秋保だが、どうしても躊躇してしまう部分もあって。 更に、もう1つ危惧していたことも…。 えー…
遠野春日 麻々原絵里依
ofnotice
今年の自分的ヒットの1つは「茅島氏」シリーズなんですが、 コレのコミカライズもあなどれない。 だいたい原作の挿絵が日高ショーコ先生だというのに、 それをしのぐ説得力があるのはなんとも不思議でした。 絵柄的にはどちらかというと自分の好みからは離れるんですが、 浮世離れした茅島氏はあまりガチガチに描きすぎないほうがいいのか、 適度に白っぽくなってたほうがいい。 さて、コミックのほ…
遠野春日 日高ショーコ
クリスマスに、もっとも大切な人には何をプレゼントしますか? ……あ?そんな人いない?そ、そんなこと言わないで……。 では、もしアナタが茅島氏だったら、「彼」に何をプレゼントします? 「1」から見るとだいぶやわらかくなってきてはいますが、 相変わらず行動が突飛で、何考えてるか難解すぎる美しい貴族の物語、 淡々として優雅な日常を描いているだけなのに、なぜこうもハラハラするのか。 そ…
情熱シリーズが新装版1部完結して5作目のこの作品が第2部のスタートになります。 ここから情熱の文字が外されているのですが、二人の絆がこの作品で最も深く結ばれ 一生涯のパートナーになった気がする内容です。 ヤクザの組長に親を助ける為に10年も囲われ者をしていて、1億の金額で攻め様から 助けられ、紆余曲折ありながらも次第に心を通わせる二人。 1作目から毎回何らかのトラブルに会いながらもそ…
遠野春日作品はものすごく当たり外れ激しい気がいたします。 「茅野氏」シリーズは文章、設定どちらも斬新ですばらしかったのですが、 しかしコレは…コレは…。 まず、文章がΣ(゚д゚) エッ!? てぐらい違うじゃんよー! 淡々とした文の落し込み方に期待してたのに、どうも説明的な文が連綿と続く。 とにかく登場人物全てが「とってつけたような」設定! 人物の作り方に愛を感じないんですよ! …
ドラマCD→コミックス→原作。 読んでビックリ、遠野先生のくり出すさまざまな仕掛けとシンプルな文にヤラれた! 茅島氏は早い話が、大金持ちのヒキコモリです。 まるでヴィクトリア女王のように「余は退屈じゃ」と暇をもてあまし、 ひがなテラスで庭をながめ、何にも興味を持たず、植物のような美青年です。 コミックスやドラマCDでは不思議ちゃんのようなイメージですが、 原作ではもっと鬱屈している…
遠野春日 門地かおり
明治時代の華族制度真っただ中のお話で、華族に恨みを持つ攻め様と華族のお坊ちゃまで プライド高く、強気な受け様との擦れ違いラブ。 そしてエロは遠野春日作品ならではの濃いめに仕上がっています。 伯爵家の末っ子として何不自由なく育った受け様ですが、父親が騙され、破産寸前で 海外に兄夫婦と共に渡り、受け様は父親に逆らう形で一人家に残り家の再興を考える。 しかし、借金取りにしつこく催促され、あ…