遠野春日さんのレビュー一覧

たゆまぬ絆―涼風― 小説

遠野春日  円陣闇丸 

遠野春日と円陣闇丸の最強タッグシリーズ

甘い甘い一途な愛をずっしりと受け止めたい方におススメシリーズです。
【ひそやかな情熱】【情熱のゆくえ】【情熱の飛沫】【情熱の結晶】【さやかな絆ー花信風ー】【艶恋】【艶悪】を読むと、直一層面白さが増します。
今回の【たゆまぬ絆ー涼風ー】とても内容が安定してました。
絶対別れないカップルです。お互いに相手を愛しすぎてて。(ウラヤマシイ)
長いシリーズになりますが、私はまったく飽きません。
こ…

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たゆまぬ絆 ショートペーパー グッズ

二人にとっては甘い展開なのかも

『たゆまぬ絆―涼風―』に付いている番外編ペーパーは、『艶悪』の二人の
ある日を描いたショートで、いつもの如くホテルの一室で抱き合った後を
描いている内容になります。

この二人は互いにツンデレやクーデレ系な上に大人で東原の背景がヤクザだから
なかなか甘い雰囲気にならないので番外編もやはりどこか排他的な感じすらします。
それでも、互いに長く付き合う相手として決めた後なので精神的な不安定さ…

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たゆまぬ絆―涼風― 小説

遠野春日  円陣闇丸 

絆が確かだからこその飛躍

シリーズの第2部二作目は、佳人の飛躍がメインのストーリーでした。
紆余曲折を得て、本当の意味で絆が確かなものになっていたのだとあらためて
感じ入る内容になっていたようです。

同居して2年以上たち、当初は不愛想で寡黙な遥に言われた通りに日々を過ごし、
次第に心を通わせるようになり、遥の無口な昔気質の頑固おやじみたいな
威厳の中に、2年共に過ごす中で遥の優しさや信頼、嫉妬や照れなんて感情…

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砂楼の花嫁 小説

遠野春日  円陣闇丸 

何気に両性具有だった…

まぁ、それはあっても、なくても、どちらでもよかったですが。

とある国の名家に生まれながらも、駆け落ちし生まれた子供が秋成。
両親が無くなり、絶縁してた祖父母に引き取られる事になったがそれはうわべだけ。
自分達の面子のためだけに引き取った感じで
家を継がすのに混血は嫌だと身内を養子にする始末。
だったら最初から引き取らなくてもいいのにって、思うくらい腹は立ちますが
もっと腹の立つのは…

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恋と愛の境界線 小説

遠野春日  高久尚子 

トラウマもの! 「静」なお話でした!

「ロマンスの予感」のカップルも一部登場ということで、スピンみたいな感じでしょうか。

今回のお話は、恋愛より事件のお話が主体といった感じでした。
全体的には地味で印象にはかけるかなあといった感じの、ゆっくり静かに展開していくお話でした。

内容は、刑事で部下•須田×刑事で上司•藤堂の年下攻め&トラウマもののお話。

幼少期の母親の虐待がトラウマで、ノンキャリアながら警部補の藤堂は自ら…

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ロマンスの予感 小説

遠野春日  高久尚子 

安心して読める作品!

この作品の主役2人は「恋と愛の境界線」にも少し登場します。
なので一応リンク作品といってもいいかなあと思います。

今回の作品も、一応事件が絡んできますが、2人の恋が主体のお話で、読んでいて犯人も分かってくるので安心して読めました。
インパクトも薄く、物足らなさは残るんですけど、主役二人のキャラが良かったからか、嫌いじゃないお話でした。

内容は、元警察で現在は警備会社勤め•本庄×大手…

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芸術家の初恋 小説

遠野春日  穂波ゆきね 

ちょっとドキドキ♡ほんわか静かなお話!

この作品を読んで思ったのが、遠野作品が当たりだと思うときって、どちらかというと、日常に近い普通の静か系なお話の時が多い気が…。
もちろん遠野先生の貴族•御曹司系のお話も好きなんですけど…いっていて矛盾してるような…すいません。

今回は、刑事と芸術家の幼馴染みもの、片や10年以上片思い愛…しかも初恋というから、一途というか、忍耐強いというか健気でした。

受け一筋、年下ワンコな刑事•築山…

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欲情の極華 小説

遠野春日  北沢きょう 

元極道もの⁉ エロは濃いめでした‼

遠野作品は、自分の中で当たり外れが強い作家さんなんですけど、ついつい気になると買ってしまいます‼

今回の作品は、外れまではいかないんだけど、中途半端というか、もう一押しあれば…と思う内容でした。
「情熱」シリーズを読んでいる方は思ったかもしれませんけど、逆パターンのようなキャラ設定でした。

内容は、寡黙な秘書•海棠×淫乱でツンデレ女王様・真柴のお話。

ヤクザの頭の愛人をしていた…

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たぶん好き、きっと好き 小説

遠野春日  あさとえいり 

なんだこれは・・・

もうすべてが『しゅみじゃない』です。

イヤなもの読んじゃったなあとしか言えません。このレビュー書きながら内容をあれこれ思い出すだけでも苦痛です。

なんかもう何を言っていいのかもわかりませんが、理央(受)はここまでされるほど悪かったのか!?
イヤもう敦史(攻)の義弟が参戦するところでギブアップしそうになりましたよ。気持ち悪い。

遠野さんはこれ含めて数冊しか拝読していないんで…

4

キケンな誘惑(表題作 恋かもしれない) 小説

遠野春日  金ひかる 

苦手要素のカタマリ・・・

『キケンな遊戯』のスピンオフになるんでしょうか。

私は『キケンな遊戯』はどうもいまひとつだったので、こちらは(設定はすべて苦手と言ってもいいくらいなので)もうまったく気乗りしませんでしたが買ったからには読みました。結果、やっぱり合わなかったです。

まだしも前作の方が(少なくとも設定は好みだったし)マシでした。

もともと年下攻は苦手なんですよね。前作も年下攻でしたが、高校生同…

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