遠野春日さんのレビュー一覧

傲慢な恋愛流儀 小説

遠野春日  東野海 

傲慢と言うよりお子様でした

「傲慢な恋愛流儀」が大学生時代のナズィール×三樹也のカップルの話で
「ヴァカンスの流儀」がアラブの王子様のシン×大学時代の友人でもある夏央との
お話で同じ大学に通っていた二組のカップルのお話になります。
1冊の中にスピンオフみたいにそれぞれのカップルの作品が収録されていて、
軽くあっさり読める内容のように感じます。

表題のナズィール×三樹也は、同じ大学に通っているけれど、一方はセレブ…

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キケンな遊戯 小説

遠野春日  金ひかる 

若いな

もちろん、高校生の恋のお話なので、主人公をはじめ、登場キャラ達の行動がそれ自体一々若いなっていうのもあるけど、この作品そのものが、若いっていうか、作者さんの若気が至っているというか、まあ、とにかく、全体の印象は「若いな」に尽きるわけで。

あ、「若いな」に尽きちゃったら,レビューの文字数が200字に全然足りないじゃん。
なので、イラストの話。
この本はイラスト目当ての表紙買い。
小説の作…

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キケンな誘惑(表題作 恋かもしれない) 小説

遠野春日  金ひかる 

パパ編+生徒会長救済編

「キケンな遊戯」でちょっとだけ出てきた、受けの子のパパの恋のお話と、幼なじみの生徒会長のその後のお話。
こちらもやっぱり、お話自体が若々しくて、普通に読んでいると遠野先生の作品だということを忘れてしまう。
「恋かもしれない」
しっかり者の息子を家に置き去りにして、パパはこんな恋に溺れていたなんて、ビックリというか、ガッカリというか、、、
こういう無茶な設定が、若々しい作品だなぁって感じさせ…

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まなざしの誘惑 小説

遠野春日  蓮川愛 

ストイックだった攻様の、発動モードになった時のギャップに萌でした!

前作『じれったい口唇』に出てきた聖のお話です。
前作の軽井沢別荘での出来事が、聖目線から読めるようになっいるのが良かったです。

聖の父の秘書&世話役の大成 × 議員の令息&出張ホストの聖の主従関係逆転もの。

議員の令息でありながら、出張ホストのバイトを続ける聖。
それは父の秘書&世話役の大成の気を引きたいから。
怒って、もっと感情を見せて欲しい、昔のように笑いあいたい…
そして…

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じれったい口唇 小説

遠野春日  蓮川愛 

やや展開に引きながらも…結構好みなカップルでした(笑)

だいぶ昔に読んだ時は、最後の美しい異国のシーンで、2人で訪れれた嬉しさ、幸せを噛みしめる2人にもらい泣きして読んだ印象が強かったんですけど…

再読して!
こんなに攻様が、キザで自分勝手過ぎる、自己完結男だったかと、違った意味で驚きでした(笑)

建築デザイナーの 肇 × リーマンの雅之の再会ラブ。

7年前の大学時代、強引に誘い、関係を始めさせたにも関わらず、突然何も言わず姿を…

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背徳は蜜のように 小説

遠野春日  門地かおり 

大すきな遠野さん×門地さん

ひゃー情熱シリーズの遠野さんと生徒会長に忠告の門地さんというわけで
迷わず購入しましたー。

今回、出来の良い弟をもった兄とその兄の先輩。
リーマン物ですが高級層なお話です。

美しく可憐な兄にイケない恋心を持つ弟・・・・。
自分が手にできないのであればいっそ自分の認めた男の手におとしてしまいたい。
自分勝手な思考に美しい兄は落ちていきます。

弟を信頼しつつもどこか苦手な兄と…

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焦がれる熱情を貴方に 小説

遠野春日  陸裕千景子 

キャラが変わってる(笑)

前作「秘めた恋情を貴方に」の続編!
華やかで、ハーレクイーン系な感じで楽しめました。
私的には、こちらのお話の方が好きです。

エルシア公国皇太子のラウル × 眼鏡通訳、外務省職員の秋保の異国の王子様&年下攻もの。
前作の2人も登場します。

舞台は、エルシア公国に移ります。
前作では、恒を口説いていたラウルは、いつしか秋保に恋心‼
自分を口説いてくるラウルに戸惑いつつも、秋保も…

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秘めた恋情を貴方に 小説

遠野春日  陸裕千景子 

色艶やか〜!

陸裕先生の色艶やかなイラストに惹かれて購入です。

全体的にテンプレ展開で、さほど印象には残らない感じ。
ただ、絵柄効果は抜群で♡
登場人物の静かな艶のある、ストイックな雰囲気は好きでした。

能楽師の矩篤 × 外交官の恒の少し年の離れた幼馴染もの。

幼馴染である恒と矩篤は、少し特別だと思える関係。
ただ、その形を明確になしている訳ではないので、ずっと幼馴染として付き合ってきた…

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ほろ苦くほの甘く 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

遠野先生には珍しいお話展開‼

こんなお話もかける方なんだなあと‼

地に足のついた普通のサラリーマン同士の、地味で臆病で、迷ってばかりの恋愛模様でした。
でも、その地味で普通なお話が、逆に新鮮で心に残りました。

遠野作品特有の、自信に溢れて傲慢なキャラは登場せず、メインキャラにしても、当て馬みたいなキャラにしても、優しくて、臆病で、じりじりもどかしい距離感を楽しめる作品です。

内容は、ノンケで上司•須藤 ×…

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みみ。(合同誌) 小説

榎田尤利  遠野春日 

“お遊び的なサイドストーリー”♪

交渉人シリーズの番外編
「Honey Bunny and Pumpkin」 です。
『交渉人は黙らない』『交渉人は疑わない』の
本編には直接関係してこない、けれども
相変わらずの二人にニヤつきます♪


うさぎの“たれみちゃん”を預かり、
つい話かけてしまったり、癒されまくりの芽吹。
冒頭から笑えますw

兵頭と鍋(冷蔵庫の残り物やっつけ!)をつついていると
誰からた…

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