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25/68(合計:678件)
遠野春日 麻々原絵里依
M+M
ネタバレ
1冊すべて表題作です。 視点が充彦(受け)と須藤(攻め)と交互にストーリーが進んでいきますので、心情が分かりやすかったです。充彦サイドだけだと、須藤にイラッとした気がします。 二人は上司・部下で良い関係だったのですが、須藤を狙う小峰(女性の同僚)が掻き回すことで、充彦は須藤に告白してしまいますし、須藤は名古屋に異動するというリーマン好きには嬉しい内容でした。 須藤は結婚している間…
遠野春日 円陣闇丸
muccu
ヤクザ親分に囲われていた佳人を貰い受けた青年実業家の遥。 佳人は遥が自分に対してふとした瞬間にみせてくれる優しさに惹かれていきますが、一方で優しくした直後に急に冷たくされる気まぐれな態度に混乱してしまいます。 遥のツンデレぶりは最高ですね。 ここまで素直じゃないと、さすがの佳人が混乱するのもしょうがない(苦笑) お互いに相手に嫌われたくない、悪く思われたくないという感情ゆえに そっけ…
小説のコミカライズです。 原作小説を随分前に読んだ状態でコミカライズされたこちらを読んだときは、ちょっと茅島氏の魅力が出せていないかもと思ったのですが、小説を読み直してみたら、このページ数でよくぞここまでと驚くくらい原作に忠実でビックリしました。小説で醸し出される茅島氏の不思議な魅力をそのまま再現ではないのですが、そうしようとすると説明臭くなってしまいがちなところを別の切り口で、コミカライズ…
遠野春日 蓮川愛
表題作と続編の中編2作品が収録されています。 (受け)(攻め)両方の視点でストーリーが進みますので、心情が理解しやすいです。 「じれったい口唇」は大学時代に付き合っていたけれど別れてから再会した二人が恋人同士になる話で、「ジェラス・ラブ」は、バルセロナへ研修旅行に行く話です。 攻めの肇は、雅之に黙ってイタリアに行きますし、再会してからは雅之から告白させようと恋人がいるフリをして見せつ…
遠野春日 笠井あゆみ
あーちゃん2016
そうですね、他のお姉さまのレビューにある通り、 ファンタジー、黒いものの誘惑?とか白いものとの攻防とか、そういうのは全くないです。 傲慢俺様な攻めさんが、魂から引っ張られて、「美人身寄りほぼなし寂しがり受けさん」に 惚れちゃった というお話かと。 この受けさん、やる気なし?という風なのがNGという方もいると思いますが あんまり物事にこだわらない と読み取れて、割合好きでした。 人外…
「艶悪」「艶恋」に続く3作目。 艶恋から2年ほど経過した話で、今回は東原が893になるきっかけとなった過去が明らかになります。 そしてその過去の因縁から命を狙われるのですが、今回は事件よりも、東原の過去にスポットが充てられていて東原という人間の人となりが分かる作品でした。 (やはり東原は魅力的!) また、遠野さんが艶シリーズのテーマは「変化」とおっしゃっているとおり、 二人の関係はど…
摩天楼シリーズで基の兄である功が主人公です。A4ペーパーに両面で印刷されていますが、文字が大きいのでそんなに長いという印象はありません。もっと読みたかったです! 羽田空港まで送る車内で、基からプライベートについて尋ねられます。 俺にもいないわけではない、と返答をして基と都築を見送ります。 「摩天楼で愛を囁いて」で西根が功に「いい人はいるのか」と問う場面がありますが、内容からいいますと…
摩天楼シリーズ6冊目、完結編です。 表題作とショート2作品が収録されています。電子書籍ではさらに未収録ショート3本収録されているようです。 この作品に至るまで、都築×基の「摩天楼」3冊と、西根×ジーンの「託して」2冊が出版されていまが、私は「託して」の二人が好きで、その2冊しか読んでいないですが、特にストーリーに支障はなかったです。ただ、読んでいた方がより楽しめたとは感じます。 先生…
遠野春日 高橋悠
もこ
いわゆる純愛ものですね。 王道といえば王道なのですが、全体的に同じところを ぐるぐる回ってる感じなので世界観は広くない。 6年前、学生時代にルームメイトだった2人。 親友の域から一歩踏み出すのに時間はかからなかった。 求められる喜び。男同士という禁忌すら感じないほどに 夢中になっていた。 しかし、受は突然攻の元から逃げ出してしまう。 何も言わず連絡に返事もせず。 日本まで追い…
雀影
ハラハラ波瀾万丈な本編に付随した、同人誌掲載の番外編ばかりを集めた短編集。 旧版に更に短編や書き下ろしが追加されている。 本編でのいろいろハードな事件やら何やらに、一応決着が付いて、ようやく一息ついての日常のお話ばかりなので、全体に甘くてエロい。 多分ここに掲載されているお話は、あらかた同人誌やドラマCDのブックレットとかで読んだことがあるはず。 今更、本編の濃厚な長編シリーズを読み返すの…