円陣闇丸さんのレビュー一覧

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

ルコちゃんは小さな子供みたいなんだなぁ

この作品を好きになれるかどうかというのは、受け様のルコちゃんにかかってる可能性が大きいと思います。
もうすっごく生活能力に欠ける大人なので、そこが好きになれるというか許せるかどうかという所だと思うんですよね。
私も基本、ダメダメな大人は好きじゃないんですが、ルコちゃんの純粋さとか、東海林にすがる時のなんとも拒めない表情で許してしまうんですよね…。
今回読み返してみて、このルコちゃんの赤ん坊の…

2

Voice or Noise 3 コミック

円陣闇丸 

新キャラ登場

このお話、主人公2人の関係がなかなか進んでくれないのでじれったいのですが、今回は成澤が日本に帰国!そして振一郎が大学生!ということで二人のラブラブを期待したのですが、やっぱり簡単にはいかなかった(笑)。
せっかく二人で過ごせる時間が増えると思っていたのに、なんと成澤がアメリカで世話になった教授の息子に部屋を間貸しすることになって…おいおい、ナルナル~^^;
また振一郎に我慢させる気なのか?と思…

3

暁に堕ちる星 小説

和泉桂  円陣闇丸 

清澗寺家シリーズ10

清澗寺家シリーズ10!
もう10作目なんて!目をひん剥いてしまいました。

まず、円陣蘭丸先生の美麗な表紙のイラストにドキドキしてしまいました。発売日に購入するなんて、久方ぶりのことです。なんて端麗な表紙!と、目を奪われました。

以下はネタバレです。ご注意下さい。

清澗寺家和貴の養子、貴郁。生の実感がないまま成人し、政略結婚の末に、愛情の通わない妻との形ばかりの夫婦生活を送…

6

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

受けが女子みたいで…

大好きな小林典雅さんの初・花丸black作品ですが…うーん、微妙でした。
時代物は一般小説で読んでいるので、違和感がちょっと…
リアルにいけないのであれば、もっとハチャメチャ設定でも良かったかな。

攻めは受けへ閨指南をする側用人の直方。
それから藩主の至時。
あと受けの幼馴染である冬野。

受けは主人公で、突然藩主の寵童になることを命じられた鮎之介。
そして、藩主の寵愛を受け長…

2

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

古い作品ですけど完成度の高い、私の中で殿堂入りの素敵な一冊!

年の差カップルの王道ストーリーに、乙女チックかつ、ファンタジックな内容を、細かいエピと絡ませ盛り込んでいるのでドキドキ新鮮!
笑いあり、涙あり、感動もあり、この一冊の中に色んなドラマと、沢山の萌が詰まった、甘くロマンチックな夢のようなおとぎお話の世界に、どんどん引き込まれてしまう作品です。
久々に再読してみて、『萌』という言葉の奥の深さを実感させられました。やっぱりひちわワールドは大好きです♡…

7

夜天の情事 小説

遠野春日  円陣闇丸 

過去作から新作書下ろしまで

情熱シリーズの番外編短編集、商業誌しか読んでいない人には嬉しい内容に、
そして、同人誌まで網羅している人には再録で懐かしさを、新たな書下ろしで
満足感を得られる内容になっているようです。

遥と佳人の番外編の他にも、宗親と織の番外編も収録されています。
個人的には宗親の織に対する扱いは許せない部類なのですが、そんな宗親の
本心を露土している内容で、情熱シリーズには傲慢で不器用な男達が多…

2

夜天の情事 小説

遠野春日  円陣闇丸 

新規ファンとしては嬉しい番外編集

つい最近「情熱」シリーズのファンになった身としては、
このタイミングで番外編集が出たことはとても嬉しいです。
ただ、収録作はムービック版とほぼ変わらないようなので
すでに旧版を読んでいる方々には物足りないかもしれません;

新しく収録されたのは以下の三編です。
・ドラマCDブックレット掲載のSS:「Repose」「海辺にて」
・書き下ろし「金魚の舞う夜」(約10頁)


10代…

2

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

天才と何とかは紙一重?!

原作の小説はまだ読んでいなくて、漫画から読んでみました。
えっと、なんと言いますか。
鳩子の事あたりが、いまいちよくわからなくて。
読んでいて、ちょっぴり不完全燃焼な感じが残りました。
小説の方を読んだらわかるのかな?
お話は、と~っても面白いと思いました!

二木は子供のころから甘えん坊さんで、東海林に色々とおんぶしまくっていて。
昔から東海林の身体の絵を描きまくっていたくらい、…

2

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

百合百合しい…

考えてみたら、BLで時代モノってそう数は多くないと思います。
で、コレは閨(ねや)小姓モノ。
閨小姓というのが存在したかどうかはこの際、どうでもよろしいのでありまして、
色気したたる絶世の小姓・鮎之介が、殿様付のお小姓になるわけですが、
まず、お殿様に差し出す前に、エロエロしいお床の教育を受けるのであります。
これがなんともエロティック!
さらに、現・殿さまの愛人である先輩小姓となんと…

3

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

今回の主役は…

 相変わらずのルコちゃんの部屋、少し目を離しただけで惨状になってしまう中、出張から帰ってきた東海林は、ルコちゃんとお風呂に入っているときに、足を滑らせてしまうのです。それだけではなく、ぼや騒ぎ、東海林の兄の忠告など、このお話では東海林にかなりの試練が待っています。

 ルコちゃんの高校時代の先輩である甘利と一緒に住むようになってからも、確かに東海林と暮らしていたときよりもいい暮らしなのに、なぜ…

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