円陣闇丸さんのレビュー一覧

ついの絆 -芝蘭の交わり- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

ついの絆―芝蘭の交わり―

情熱シリーズは今作も期待以上の作品でした。

遥×佳人も、東原×貴史も、少しずつ関係性が変化していて、彼らの時間がきちんと流れていることを感じます。
甘く愛されるだけの関係ではなく、それぞれが自分自身を強く持っていて、現状に満足することなく前を向いて進んでいきながら、恋人たちの絆が深まっていく様子や、相手を思いやる姿や信頼しているからこその距離感と、好きだからこその不安や葛藤が丁寧に描かれて…

4

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

閉じた世界がほほえましい

コミカライズの方を読んでから読みました。

お話は二つ。「きみがいなけりゃ息もできない」と「きみがいたんじゃ転居できない」です。
息も~の方は、漫画とはちょっと違っていました。それぞれの心情がより詳しく書かれていたり、大筋は同じでもそこに至るまでのエピソードが違います。
なので、漫画ではとことん訳の分からない悪人だった鼎にも、少しだけ救いが見えました。そうだよね、やったことは最低だけれど、…

3

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

東海林さんのホットケーキが食べたい・・・

円陣さんの美しい絵で東海林とルコちゃんを堪能できる幸せ~♪

小説より先にこちらを読みました。
東海林がかっこいい~!やっぱり円陣さんの絵はいいですね。ふとした表情をじっくり見つめちゃったり。これだけたくさんのイラストをまとめて見られるのが幸せで堪能しました。
原作とはニュアンスが変わっている部分もありましたが、それはそれで。
特に茜と東海林の出会いの場面など勢いがわかってよかったです。…

1

発情+熱情短編集「情」~Emotion~ 小説

岩本薫  円陣闇丸  北上れん 

おおっ双子ちゃんが!!

表紙からして大好きなカップリングなので嬉しいな~っ。
贅沢言えばカラーで見たかった?!(^^;)

本当に大好きな話の番外編ばかり(ラブラブ多し)で楽しめました。
大人な感じのキャラが好きなので
織田×上條と賀門と迅人のカップリングのお話が好き~っ!!
何でもこなしそうな上條が織田の為に頑張って作る料理。
だけどやっぱり不器用で…
本編同様このギャップが好きvv

賀門のところ…

5

ついの絆 -芝蘭の交わり- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

最新作は新たな階段を上る

いいですね、安定したシリーズの最新刊は前作たゆまぬ絆のその後でしたね。
遥×佳人、東原×貴史、それぞれのカプで1篇収録でそれぞれの受けになる佳人と貴史の
仕事面での成長を促し攻めになる二人がそれぞれわかりにくい形でサポート、
そんな風に感じる続編に思います。

そして特筆すべきは東原×貴史カプ編で出てくる意地っ張りでツンデレキャラの千羽。
個人的にこの手の不器用キャラはかなり好みなので…

4

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

ハミードそうきた?!

まさか続きが読めるなんて幸せだ~っ!!
このレビューを書くまでに、何度再読したことか(笑)

今回も秋成の試練でしたね。
前作でつらい思いをしてきて、やっとイズディハールと幸せになれた矢先
まさかのイズディハール死亡?!(実際はちゃんと生きてましたが。)
前作で出てきたテロリストを今度こそ根絶やしにするため
イズディハールが自分の死を利用しいろいろと動いていました。

そのせいで…

6

ついの絆 -芝蘭の交わり- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

春の門出に新キャラ来る

情熱シリーズの新作。
遥×佳人、東原×貴史で中編一本ずつです。
巻末にはドラマCDブックレットに掲載された短編が収録されています。


■【表題作】
佳人が個人事業を始めるため、代わりの秘書として東原が連れてきたのは遥の大学時代の後輩で潤という若者。佳人が新人教育をすることになるのだが、坊っちゃん育ちの潤に手を焼き…。

新しいことを始めるにあたり色々と苦労もある佳人ですが、いつも…

3

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

前作よりはマシ

前作は好き設定ばかりなのに、いまいちだったので、迷いながらも購入。
比べる必要はないと思うんですが、前作よりはマシだったと思いますが、それでも、やはり微妙ではあるかも・・・

おそらく、主人公である受けを好きになれるか、否かで感想は変わるのかも。
優柔不断で、どこか煮え切らない性格、これがふたなりらしさと受け取って楽しめるならいいのかも
わたしは無理でした。

それでも、受けが双子の…

1

砂楼の花嫁 小説

遠野春日  円陣闇丸 

豪華てんこ盛り

軍服、近衛士官、アラブの王族、双子、
テロ、陰謀、拉致、拷問、胸ピアス、
スイスのお城、結婚式、そして、ふたなり……

名家出身の薄幸な美貌の近衛士官が、陰謀に巻き込まれ
異国に置き去りにされるが、そこで運命の恋に落ち、ついには結婚……
そこにまぁ、次々これでもかという要素が盛り込まれ(上記参照)
って……ハーレクイン?という印象の話。

勿論この厚さにこでだけのものを盛り込んで…

5

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

ふたなりものでは最高

「砂楼の花嫁」の完全続編でふたなりものでは最高部類になる作品ではないかと
個人的には密かに思っているのです。
既刊「砂楼の花嫁」よりも続編のほうがかなり好みでしたね。

攻めのイズディハールと秋成のその後を描いていますが、甘い後日談ではなく、
結婚後の大きな試練とイズディハールの双子の弟、ハミードの切ない恋が胸を打つ。
そしていつも思うのですが、遠野作品に出てくる女性はろくなのがいませ…

2
PAGE TOP