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円陣闇丸
ふばば
ネタバレ
少し長いシリーズものが読みたい、と思って読み始めました。 動物と話せる?大学助教授と、中学2年生。 絵柄は美麗系で、助教授の成澤は若くイケメン、中坊の振一郎は凛々しめの美少年で、年の差はそれほど感じられません。ショタ臭もしない。 急に凶暴化した振一郎の愛犬フラッピーや、関西弁で話す成澤の黒猫アフトが登場し、あ、ファンタジーか?と気付く。(フラッピーは前世?の狼の記憶が蘇ってきたらしいです…
かわいゆみこ 円陣闇丸
M+M
1冊まるごと表題作です。 1932年12月23日の朝から始まり、2年前にさかのぼります。 舞台はイギリスの名門パブリック・スクール。同性愛が犯罪として処罰される時代の話です。 序章はオリヴァーを気遣うラッセルの姿がありますが、主役の二人はブライト(攻め)とロレンス(受け)です。 ロレンスは幼馴染のウェルザーへの恋心を抱きますが、ウェルザーには下級生のスタンレィがおり、受け入れてもら…
遠野春日 円陣闇丸
muccu
これまでの作品に描かれていなかったお話のつまった情熱シリーズの短編集。 同時期に出た「たゆまぬ絆」だけはまだ読んでいませんが問題なく読めました。 ただ、出ている作品はすべて読んでおくことをお勧めします。 どのお話しも面白かったですが ・佳人が香西組長の元にいたころの、正宗さんと佳人の話 ・佳人と出会う前の遥と東原の話 が特に良かったです。 佳人が香西家にいた頃の生活は辛いもの…
英田サキ 円陣闇丸
「ファラウェイ」の続編。 前作でアモンと行動を共にしていたアシュトレトが主人公となります。 皮肉屋で人間を下に見ているアシュトレトは、当然人間の珠樹に恋をしたアモンをバカにしていましたが、何故か珠樹の家や珠樹が作る家庭料理に和み、しょっちゅう日本に来ています。 そこである事件が起こり、アシュトレトは今までの体を捨てて、新たに牧師のアシュレイの肉体に入る…冒頭からかなりの急展開。 そして、ア…
全く予備知識なしに読み始めました。 え、一度は心肺停止になったのに急に生き返って、性格も全く変わってしまって、突然バハマ? 頭の中はハテナマークで一杯になりましたが、訳のわからん設定に珠樹と一緒に振り回されてみようと切り替えてみれば、古代エジプトから存在し続けるという「高次元エネルギー生命体」、つまりは神であり悪魔であり、のアモンと、3千年の間に3度生まれ変わっている人間の魂との、繰り返されて…
情熱シリーズの2幕がスタート。 今回は佳人のご両親の死の真相が明らかになります。 ようやく実現した両親お墓参りをとおし、両親の墓を守ってくれている知人と再会します。 そこで明らかになった両親の最後。 不安や悲しみに耐える佳人に寄り添い支える遥の大きさを改めて実感しました。 そして、衝撃的な事実をしっても、周りに心配をかけまいと凛と振る舞おうとする佳人が健気で切なかったです。 …
情熱シリーズ4作目(1部完結編)。 初めての旅行に出掛けた二人でしたが、事故に遭遇し遥が記憶喪失に!! しかも佳人と出会ってからの直前2~3年の記憶だけが思い出せないという最悪のケースです。 自分のことを思い出してくれない遥かに、二人の関係を告げずに自然と思い出してくれることに望みをかける佳人。 ようやくお互いへの気持ちに素直になってきたところだったのに、ビジネスのみの関係に戻って…
和泉桂 円陣闇丸
光姉
和泉桂さんの「清澗寺」シリーズ6作目、 2作目で登場した和貴と深沢のお話。 すごいヘビーだった。 和貴はいつもの疑心暗鬼というか、愛するあまりの行動を取るのだが、 度を超えた純愛で今回も津軽海峡冬景色とばかりの、確認作業。 心に刻み付けて、刻み付けて…… 私の心も満たされ、とても良かったです。 挿絵の円陣闇丸さんも毎度ピッタリ耽美で良かった。
和泉桂さんの「清澗寺」シリーズ4冊目、3兄弟の父とその後見人(?)り伏見の話。 二人の馴れ初めから現在への話しなんだけど、 3人の息子の話しと違うのは、視点が伏見側からで、 冬貴の本心というか、はっきりした意思は本当に最後まで明かされていない、(というのかな) 若いってステキ♡ 伏見にもこんなに止められない若かりし頃があったのね、感慨深いわ、 いつも冬貴は意見という意見は…
和泉桂さんの「清澗寺」シリーズの3冊目。 三男の純真な道貴の話。 国際結婚とは...サスガ清澗寺...と感心してしまった。 ドラマチックで運命的でありつつ、道貴が健気で一途で良かった。 どの話も繋がっていて読みきりで、エロくて、似ていない。エロ楽しい作品でした。 挿絵の円陣闇丸さんもピッタリ耽美で良かった。