円陣闇丸さんのレビュー一覧

鬼の棲む国 小説

桜部さく  円陣闇丸 

皆、優しい人達ばかり

インタビュー記事があった事に気付かずの表紙買いでしたので、タイトルのとおり『鬼』が出てくるファンタジーかと思ってました。
架空の国の物語なのでファンタジーではあるけど、鬼など出てこない人間同士のお話になります(^^;;
内容は先の方が書かれてますので、思いつくままのレビューで失礼します。

華奢で健気なカナギと、屈強で不器用なサスナのカップリングに萌えました!
花が欲しいと言われたらガン…

4

虎之介の恋人 ~梨園の貴公子番外編~ 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

煽るのが上手い受け

シリーズの番外編というのに、シリーズ未読という無謀な挑戦です。

シリーズでのカップル達が登場しますし、他作品とリンクしている部分があるようなので、読んでいた方がより楽しめるとは思いますが、単独で読んでも大丈夫でした。

ただ、シリーズ未読で口調に慣れていないからか、単に私が鈍いからか、内山が「虎之介の兄さん」と芹に話す場面が「虎之介」の愛称だと最初気が付かず、「虎之介の兄」のことだと、稽…

1

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

良かったです(*´∇`*)

はー、もう、らぶらぶー。ごちそうさまでした。
思っていたより甘かった。私はこのお話好きだなぁー。えろであまいというより、勘違いやすれ違いはあるけど思う気持ちは同じで、みててあまあま、幸せ、互いすっごい相手の事大切なんだなってにやにや。という感じです。勿論エロもいいですよ。さらっと読めはするものの、心は潤って大満足です(*´∇`*)

ルキアノスも危ない場面が何度かあってハラハラしました。

7

鬼の棲む国 小説

桜部さく  円陣闇丸 

挿絵素敵

挿絵の素晴らしさを堪能しました。美しいし、カッコ良い!でも、受けの容姿はかなり女性的なので、苦手な方は注意ですかね。私は好きなので問題なしです。
内容は、挿絵効果で萌えです。あまり、山も谷もなくなんとなーくすれ違ったり思いあったり…。着々とお約束ラブへと進む安定した感じです。
受けは攻めを優しすぎる…と思っていますが、何かその優しさズレてるし、受けは初っ端から別の人物と愛を誓ってたのにいつのま…

1

鬼の棲む国 小説

桜部さく  円陣闇丸 

鬼は鬼でも優しい鬼

和風文化漂う東国の王子受が、西洋文化漂う北の大国の王子攻の元に、和平交渉のための人質として赴き、そこで様々な文化の違いや人の性質の違いなどに戸惑いながらも自らの地位を得て攻と結ばれ幸せに暮しました~というBプリらしいお話でした。

小説大賞でのデビュー作だそうで、異文化ファンタジーという特殊設定でありながらも、非常にBプリ好きしそうな感じのライトで甘いお話です。
文章もしっかりしていて読みや…

2

鬼の棲む国 小説

桜部さく  円陣闇丸 

自分、不器用ですから‼

人質の王子と、「鬼」と恐れられる異国の王子。賢く家族思いの、足の不自由な王子が連れ去られた異国では-。
と、どこかおとぎ話を思わせる、優しいお話でした。
心情の変化が唐突に感じたり、微妙に腑に落ちない部分だったりもありますが、全体的に好みの作品で楽しく読めました。


内容ですが、国同士の取り決めで、以前は鬼が住むと恐れられていた北の国に、生贄として捧げられる事になった東の国の王子・カナ…

13

悋気応変 二重螺旋11 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

新たな展開? 本筋はどうなる?

長年愛読のシリーズ待望の新刊ですが、ちょっと番外的な尚人が勉強の成果をみせて初バイトする話。

 篠宮家のスキャンダル元凶・父と忘れられてしまった不倫相手が亡くなり大きく動いたストーリィですが、不穏な従弟の存在や、沙也加のモデル事務所入りと雅紀を勝手に敵視する新人タカキの出会い等々、前巻からの流れには殆ど触れず、雅紀掌中の珠である尚人本人の魅力が段々周囲に隠しきれなくなっていく新たな展開を見せ…

8

鬼の棲む国 小説

桜部さく  円陣闇丸 

王子同士の恋愛もの

当作品が商業デビュー作かな?
B-PRINCE文庫新人大賞の小説大賞作品を加筆修正されたとのことです。
同人誌経験もない先生とのこと、すんごいなあ。びっくりです。
強国第6王子と隣国第4王子という王子同士の、真摯な恋愛ものでした。

受けさんの国に、攻めさんが訪問してくるのですが
その理由が 50年に一度の人質とるためというもの。
王子王女皆ならんで、攻めさんチョイスを待っていたら、…

7

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

再会愛

名門全寮制私立高校で、受け水城と攻め鴻上は三年生の時に一年間同室で親友になります。
卒業間際の夜、鴻上に水城は乱暴されそのままけんか別れに。
同窓会で14年ぶりに再会して、水城は祖父の会社の東栄電工を継いで社長に。鴻上は外資系ファンド会社の日本支社長でなっていました。
そして東栄電工が鴻上のファンド会社に買収を仕掛けられてしまいます。祖父の余命がいくばくかもないので水城はTOBを仕掛けるのを…

2

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

思ったよりラブが甘い

古代ローマ風のバルマン帝国の貴族ルキアノスは恋とは無縁の学問一筋に生きてきのですが、とあるきっかけで助けてもらった剣闘士ドミナトスに一目ぼれをしてしまいます。
でも、恋をしたことがないし素直に「好きだ」と告白できないツンデレさんでお金を渡して抱かれるという関係になります。

しかし、皇帝のお気に入りの剣闘士グルコス
(実はドミナトスの生まれた国を滅ぼした敵で剣闘士に転落している)
との生…

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