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月東湊 円陣闇丸
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ネタバレ
初めましての作者さんでした。 すごかった!文句なしの神です! 呪われた巨漢の黒獅子頭の王様と小人族の青年。 二人が出会えた奇跡にひたすら感動と感謝です。 孤独なダルガートがリラによって様々な感情を知っていく様子。 また忌み嫌われ口も聞いてもらえず蔑まれ続けても、腐らずまっすぐたくましく二十歳まで生きてきて。 呪いの理由を知ってもリラがいてくれたから…。 お話も巧みです…
atyanmama
先生の作品はファンタジー好きな人間としては何冊か読んではいましたが 面白いのに正直いまいち自分と合わないなぁと感じておりましたが本作はとても面白かったです 父のせいで呪いをかけられ でもその呪いは赤子本人のものであるとされ 王宮で一人で生きてきたダルガート 物語は彼が彼を崇拝する小人族の王子リラを妻に迎え 己が己の呪いに掛けられていることを知り 呪いの内容を知り 呪いを解くかと…
窓月
ファンタジーは選り好みが激しく冒険しない読者なのですが、月東湊先生のファンタジーだけは必ず拝読しています。毎回人間味溢れるキャラクターがとても魅力的で、ストーリーもサラッと読めるけれどしっかりと説得力がある。わたしがファンタジーに望むものを諸々満たしてくださっているので、裏切られることがありません。 なんといっても受けが理想的なんです。本作においてもリラのちっちゃくて可愛いのに男前!なところ…
kurinn
本当は萌2にしたいところですが、個人的に苦手な作品があったので萌になりました。 こちらもネタバレしない程度に順に感想を書きます。 まず大好きな『花降る王子の婚礼』より「花降る皇妃とシュブルの宴」ですが、帝国アイデースと強い繋がりをもったイル・ジャーナはリディルを中心に新たな歴史を刻もうとしていました。リディルがもたらす新たな文化がグシオンをはじめとして周りに受け入れられて、好意的に…
毎回この時期になると、この小冊子を貰う為に何の本を購入するかで頭を悩ませます。 布教の為に所持してる本を購入しようかとも思いましたが、私には一冊でも違う本を読みたいという要求があるので、持って無い本を探すのも大変なんです。泣 でも大好きな作品の番外編を読む為には、フェアがある限り購入し続けたいと思います。 ネタバレしない程度に感想を書きます。 まず大好きな『暴君竜を飼いなら…
英田サキ 円陣闇丸
フランク
ツンツンしてしまう自分に自己嫌悪な受け。 だったらもっと素直に……と思うのだけど、出来ないのがツンデレの性ですね。 ツンツンの裏側を、攻めが結構読み取ってくれるので何とかお話が展開するけれど、リアルだったら「なんだこいつ?」で終わってしまうだろうなぁ、ツンデレでも許されるのは、あくまで創作の中だけだなと読んでて思っちゃいました。 なんか壮大な映画・超大作を二時間ドラマにまとめたような感じ…
とても楽しみにしていた作品でしたが、想像以上に良かったです。 人一倍逞しい黒獅子王と幼児くらいの大きさしか無い小人族が、プラトニック以外にどうやって愛し合うのかと疑問でした。 でも読んで行くうちに身体の関係とかどうでも良くなって行く面白さがありました。(でもちゃんとそうしたシーンはあります) リラのどんな事があっても自分だけはダルガートの味方であろうとする愛し方がとても素敵なんで…
めう
雑誌掲載で読んで、ずっと続きが読みたいと思ってました!ボリュームありますが、わかりやすくイメージしやすい描写や展開のテンポがよく、世界に入り込んであっという間に読み終えてしまいました。王道ファンタジー系が得意な先生なのかな。 悲しく辛い黒獅子王の話からリラと出会い王子が変わっていく、感情や愛を知っていく描写が好きでしたが、王子としての成長や仲間も増え、周りも変えていく様子は読んでいてほっこり…
てんてん
今回は黒獅子頭を持つ世継ぎの王子と 花嫁に指名された小人族の族長の三男のお話です。 受様が攻様の得難い伴侶となるまでタイトル作と 攻様が受様と共に良き王となるまでの続編を収録。 攻様は大陸南端の広大な王国の第一王子として誕生しますが 父王の不用意な言動によって呪術師に呪われ、 黒獅子の頭を持って生まれます。 黒獅子は古来から悪の象徴とされた王国で 獅子頭の攻様を産んだ…
ポッチ
作家買い。 月東さんの新刊はモフモフ&ファンタジー。今作品のモフモフはちょっぴり切なくって、でも温かい、そんなハートフルなお話でした。 ガルムザール王国、という国が舞台。 この国の第一王子・ダルガートは、黒獅子の頭を持って生まれてきた。「呪い」と言われ、彼の両親である王と王妃ですら彼を厭い、何とか亡き者にしようと策略している。それ故に彼は常に孤独で、食事に毒を入れ…