円陣闇丸さんのレビュー一覧

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

運命をこれほど強く感じさせる作品はなかった!

運命って信じていないんですよ。
奇跡とか霊的な出来事は、誇張か妄想か科学で解決できると思っているし。
だけど、これは自分の片隅にある「信じたくないもの」がとうとうと語られていました。
BLなんだから、お茶らけたり昼メロだったりエロだったりで良いんだって!って、ほとぼりを冷まそうとしたけど、駄目でした。引き摺られました。

ノスタルジーな少年時代の出会いは、本当に可愛らしく甘酸っぱくて、一…

3

「Under the rose」まばたきを三回 番外編ペーパー グッズ

なんだか詩人ですなぁ

本編の素敵な作品でしたがショートも手を抜いていませんね。 
受け様も元気になり、都会に戻る3か月前の小学生の時のお話です。          
バレンタインデーでの一コマで、受け様が可愛らしい焼き餅を焼いてる微笑ましい姿。
かなり萌え心を擽りますが、それに対する攻め様の素直な事に萌え度が更にアップ。

受け様ももちろんチョコレートを貰いますが、それはアイドルにでもあげるような感じ
でも…

1

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

泣かせてくれますねぇ

すっかりハマって読み込んでしまうようなストーリー展開で何度ウルウルさせられた事か
映画のゴーストを思い浮かべたり、同じく映画の、シックスセンスを彷彿とさせたりと
なかなか、一筋縄でいかないくらいの展開で飽きさせません!

お話は幼なじみ同士の恋のお話なのですが、単純な恋愛ものではありません。
そこに家族への思いや絆、二人の思いの強さ、後悔と懺悔、色々なものが詰まってるのに
全てが、1本…

10

「Under the rose」まばたきを三回 番外編ペーパー グッズ

とっても可愛らしい子供の小さな嫉妬

本編中にも主人公達の小学校時代のエピソードはありましたが、彼等がその頃からどんなに互いが好きだったかがわかるような、とっても可愛らしいバレンタインデーのエピソードです。

令が女子に「甘いものは好き?」と聞かれると「好きじゃない」って答える。
一佳は「なんでそんなウソをつくんだよ」というと、来週バレンタインデーだというのです。
一佳は過去にも両手位はもらってるそうですが、どれも全部義理だと…

2

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

驚愕の!!

あらすじに明記してありますように、片方の恋人は二年前に事故で亡くなっております。
ええっー!?
一体どうやってストーリーを構築するの?
予想として3パターン考えられました。
そして、どうやらその内のひとつであることは的中しました。
しかし、それがよもやまさかのさらなる驚きを呼ぶとは!!

・・・ということで、このお話については、内容について結末に触れるような、それを予感させるようなモ…

9

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

やっぱいいわ~

原作を読みドラマCDを聴き、さらに漫画を読む。
『きみがいなけりゃ息もできない』を味わいつくしてるな私。
ルコちゃんと東海林が大好きです。

意識してきっちり時間をおいてから漫画に手を出したんですが、それはいい方向に作用したと思います。
小説を読んだ直後だと、エピソードのはしょられ具合いにもっと不満を感じただろうなと思いました。
時間をおいたおかげで、まるで別作品を楽しむように読むことができました…

5

運命の男 小説

五条レナ  円陣闇丸 

男の話。

 高校生の時から何かとライバルとして競い合ってきた藤堂哲明と伊織真幸。
 だが、卒業間際に、藤堂とした賭けに伊織が負けて、大学卒業と同時に藤堂が起こしたイベント企画会社に誘われて入社してから、二人の関係は変わった。
 伊織は、以来十年近く秘書として公私共に藤堂をサポートしてきたのだった。内心の想いを秘めたまま。
 ワンマンで破天荒な社長を支える冷静沈着で、有能な秘書――誰の目にもそう見える伊…

2

この罪深き夜に 小説

和泉桂  円陣闇丸 

作り込まれた世界観

和泉桂先生の作品を読んだのはこれが初めてだったのですが、どうして今まで読んでなかったのかと後悔するくらいハマってしまいました。
すごく作り込まれた世界観で、激動の大正時代がまるで目に見えるよう。
そしてサブキャラも設定がおざなりではなく、しっかり生きているように描かれていて本当に読んでいてうっとりしてしまいました。

当然この時代はまだ身分制度があり、伯爵家の長男である国貴と使用人の息子で…

3

運命の男 小説

五条レナ  円陣闇丸 

カッコいい男たち!

大学卒業とともに企業した藤堂と
その藤堂と一緒にやろうと誘われ、秘書として右腕として
手腕を発揮することになった伊織。

伊織は、藤堂のことが好きなのだが、
仕事の大事なパートナとしてしかみてくれない藤堂に
告白するつもりもない。

でも、あるとき、藤堂は、伊織がゲイと知り、
体の関係を持つことに。セフレみたいな状況が続くわけですね~。

ただ、藤堂は、パートナとして大事すぎ…

1

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

立ち向かうシンデレラ

高校生である受が、世をすねた医者(攻)の
家事手伝いのバイトをするというお話。

受は、子どものころ出会い、勇気をくれた人に再会したいと
願っていて、その探すことに手伝ってくれるという人の
紹介でこのバイトをすることになります。

この紹介してくれた人、攻よりも、或る意味、曲者です。
風俗経営をしており、攻に、受は、風俗での従業員と勘違いさせています。
そのせいで、攻にしてみれば…

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