円陣闇丸さんのレビュー一覧

烙印の夜に逢う 小説

柊平ハルモ  円陣闇丸 

深い物語。

中世ヨーロッパに現代のリーマンがタイムスリップするお話です。

内容も濃くて、深くて、すごく読みごたえがありました。

後半は攻めも受けも相思相愛で、読んでいて恥ずかしくなるくらいでした。
そして、『受けが前世で攻めの恋人だった』という真相を知ったあとに攻めの行動を読み返して、すごく切なくなりました。

それと同時に、複雑な気持ちになりました。
前世の記憶が戻っても今の自分は前世の…

2

天国へ行けばいい コミック

円陣闇丸 

ヤクザとボクサー

ストーリー云々より、円陣さんの絵が好きですw
思わず評価がちょっとゆるめです(-ω-*)゚.+:。くへ

不慮の事故。もろともトラックにひかれた2人。
目が覚めたそこは天国・・・ではなく、暇をもてあました宇宙人の~から始まるお話でした。
実験と称して、攻には血液、受には精液を集めてくるように。
その集めてきた液体の量に準じて、事故からの時間を巻き戻してあげましょう的なお話でしたね。

2

SASRA(1) (表題作 プロローグ(現代編)) 小説

Unit Vanilla  円陣闇丸 

必ずハンカチを用意して下さい。

ずっと読みたかった一冊です。
罪を犯したために死者の国に行くことができず、何度も転生し、結ばれることがないのに愛し合わずにはいられない…。

罪の起源であるエジプト編は、うー…ん、あんまり入り込めなかったな。
セシェンが美しいだけで全く魅力を感じなかったから。
聡明で年上の佳人という設定が生かされず、年上である必要もなければ聡明さのエピソードもない。
アケトのために身を引いて神官になっ…

3

Chara collection EXTRA 2006 グッズ

ファンには興味深いでしょうね

色々なお話の後日談ですが、よかったものをいくつかご紹介します。

*麻々原絵里依 「双子横丁」(「初恋横丁」番外編)
あっくんが引っ越してから、そこに入りびたりの修との仲を疑うミミとモモ。
夜中に家を抜け出して、あっくんの新居に行って調べようとする双子の二人だが、うろうろしているところを警官に見つかって・・・

*水名瀬雅良 「キミの建物と本音」(「ラヴァーズ・ポジション」番外編)

0

不遜で野蛮 小説

岩本薫  円陣闇丸 

仕事はできるのに恋に不器用な男たち

主人公の二人は同期でありながら真逆のキャリアを進んでいる。
一方はトップで警察学校を卒業しながら一匹狼の平の刑事。一方はエリートキャリアの本庁刑事。
だが、二人とも自分の道では優秀で一目置かれている。
そんな頭もいい二人が恋にはなんとも不器用で鈍感で。
一つの誤解が招いた、長~いすれ違い。
特に攻めが強引で野蛮に見えながら、意外にヘタレなところがもう!!
読者には二人の気持ちが見えてい…

2

好きの鼓動(新装版) 小説

岩本薫  円陣闇丸 

あまあまです。

熱情シリーズ2作目ということですが、1作目は未読です。
でも、特に問題なく読めました。1作目のメインキャラも脇役で登場しますが、二人の関係を窺わせることもなかったです。

さて、「熱情」シリーズということをあとがきで知ったのですが、読んで納得しました。
攻めがとても情熱的です。そして、それに比例するかのごとく受けはクールでツンデレ。
序盤は、攻めの余りの一途さと情熱にキュンとしましたが、…

0

情熱のゆくえ 小説

遠野春日  円陣闇丸 

急接近の2人

前作で想いを伝え合った2人ですが、今は社長と秘書という立場で、同じ家に住む恋人同士。
だが、初めて恋人を持った佳人は、普通の恋人同士はどういう風にするのかわからず、未だに2人は別の寝室で暮らしている。
そんな中、遥の行方が分からなくなり、心配した佳人は遥を探すため、遥が最後に消息を絶ったロケ地に向かう。

佳人の意外な行動力に驚きです(愛のなせる業ですかね~)。
危険を共に潜り抜けること…

2

きみがいなけりゃ息もできない 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

漫画で人気なのに

この作品にまだレビューが書かれていないとは驚きなんですが(旧版だからか?)・・・。

私は漫画からこの作品を知ったくちなんですが、榎田尤利さんの作品いくつか読んでますが、好きですね(この作品も作家さんも)。
新装版の方でレビューが色々書かれているようなので、あらすじをご存知の方は沢山いらっしゃると思いますが、コミックと筋はほぼ同じです(細かいエピソードが分かります)。
子供の頃に亡くなった…

3

いつかじゃない明日のために 小説

高岡ミズミ  円陣闇丸 

こういうお話好きです

このお話は、私のツボをいくつも刺激して、キュンキュンさせてくれました。
受の一途さと健気さ、攻の葛藤とヘタレさ(笑)。
10歳の年の差で、10年を経ての再会もの。
攻めの昔の恋人・・・等等。
10年前に2人が家族として一緒に住んでいた頃の、直哉と基継のエピソードもかわいい。

今まで読んだ高岡ミズミさんの作品では、私の中で上位に位置しています。
実は、円陣さんの挿絵だったので読み始め…

1

梨園の貴公子 Prince of kabuki 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

まあまあかな

円陣闇丸さんの挿絵ということで読みました。

攻は26歳で歌舞伎界の若手注目株、受は32歳で気に入った被写体しか撮らないというカリスマカメラマン。

宗七郎の、内に込めた浅葱に対する気持ちがちょっと切なかったです。
ストーリーとしては、余り浮き沈みも泣く、淡々と進んでいく感じでした。
歌舞伎界が舞台で、有名な歌舞伎の作品がちょこちょこ出てくるのですが、歌舞伎に詳しくなくても大丈夫です(…

1
PAGE TOP