円陣闇丸さんのレビュー一覧

愛をあまねく満たすもの 小説

桂生青依  円陣闇丸 

お好きな方、申し訳ありません。

長らく、本棚の奥の方に埋まっていて、最近発掘したのでやっと読みました。

なんというか、あっさりしすぎててイマイチでした。
潤(うるむ)が何がしたいんだか、よく分からない・・・。



後半のかなりのネタバレになってしまうのですが。
クリストフが申し出た、融資を断っておいて(ここはいいのですが)、その後あっさりクリストフに言いくるめられるように、融資を承諾しているのが、なんだかな…

1

百年の恋 小説

高尾理一  円陣闇丸 

先祖が繋ぐ運命の相手

文庫化再販書籍で、書下ろしと封入ペーパーで再登場です。
傲慢オレ様の伯爵家9代目当主の攻め様と、遠縁にあたる日本人の受け様との
誤解と擦れ違いしながらも惹かれあっていく二人の運命的な恋です。

既刊も読んでいるのですが、しっかり同じイラスト表紙が本棚にあるにも関わらず・・・
書下ろしと封入ペーパーに惹かれての衝動買い(笑)
内容的には100年も前の攻め様の先祖と受け様の先祖の悲恋がキッ…

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ジュエリーデザイナーの交友関係(表題作 アラン・ラウとレオン・リーの場合) 小説

水上ルイ  円陣闇丸 

お菓子のような甘さ

本編の脇キャラCPたちのお話で、短編集になっています。
どの話も甘いです。
全体でみれば砂糖菓子のように甘いです(笑)

「アラン・ラウとレオン・リーの場合」
本編でもだいぶ登場していたこの二人。
恋人同士にどうやってなったかのお話でした。

「孫庚信と喜多川御堂の場合」
本編でこの二人が出てきた時から、ずっと気になってた人たち。
私は御堂さんが、本編から好きだったのでこの…

1

情熱の飛沫 小説

遠野春日  円陣闇丸 

激しく感じないけど確かな愛がある

再販情熱シリーズ3作目、完結編前のシリーズの中では1番穏やかな作品でしょうか。
不器用な二人が少しずつ愛を確かめ合っていくような作品で、攻め様の一昔前のような
亭主関白系と、受け様の健気で良妻賢母的な何やら夫婦なのか?って突っ込みを
入れてしまいたくなるような展開も感じる。
二人の生活や日々の日常を切り取って描いているような展開ですが、だからこそ、
二人が共にいる奇跡的な出会いを感じさせ…

1

王子の方舟 コミック

円陣闇丸 

雰囲気はとても好き

表題作シリーズはなんとも不思議な作品でした。
王朝モノだと思いきや、現実の時間はそうではなくて・・・SFモノ^^;
どこまでが現実で今なのか、どこまでがバーチャルで過去なのか、悪く言えばちょっと分かりにくい。
短めの話が3話で成り立っているのですが、構想が結構ややこしいので、3話だけでは説明が不十分な所が多いように思いました。

「永遠の檻」は監禁モノなのですが、ソフト目で、敬語攻めです…

0

Voice or Noise 2 コミック

円陣闇丸 

ゆっくりと、ゆっくりと

前巻でアフトが人間の言葉を話さなくなってから半年。
成澤先生と振一郎の関係に微妙な変化が表れます。
成澤先生が最近スキンシップが過剰という(笑)。
他人との関係に一線を引いている成澤のことを考えれば、これは大きな変化ですね~。
大きく年の離れた振一郎に甘えて心を許している感じが、ちょっと可愛い^^。
2巻目でやっと恋愛っぽくなってきた感じです。
でも、すんなりとは2人の関係は進んでくれ…

2

二重螺旋 6 業火顕乱 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

今だからこそ新しい

シリーズ6巻を通しての評価です。11月に7巻が発売するということで一気読み。
一気読みできるほど面白かったです。今更かもしれませんが良い作品はきちっと
評価して置きたいのです。
ガチ兄弟ものでここまで昼ドラばりのBLは最近では珍しいかもです。
内容的にはドロドロなのかもしれませんが、雅紀と尚人がいちゃいちゃしてるのが
あまりにも熱々カプすぎてですね、緩和されちゃってますね。
尚人を取り…

2

Voice or Noise 1 コミック

円陣闇丸 

BLとしてではなくちょっとしたファンタジーとしては面白い

円陣さんの初連載で初単行本だそうです。
最初に雑誌で連載が始まったのが10年前なんですね。
この頃から絵柄はカッコイイですね。

主人公の振一郎君がまだ中学2年生で、成澤先生が大学の助教授で年が振一郎君とは倍近く離れているそうです。
ということは、成澤先生は27歳位だと思うので(見かけもそうですが)、オヤジとまではいかないと思うんですが、年の差カップルです。
とはいうものの、この巻では…

2

狂おしき夜に生まれ 小説

和泉桂  円陣闇丸 

謎は全て解け…ない。

大好きな『清澗寺家シリーズ』の外伝。
今作では今まで謎に包まれてきたこの一族の起源が分かるということで、楽しみにしていました。

…が、謎、解けてないですよね…。

起源は分かった。
平安時代に清澗寺の家が起こった理由や人物、経緯は判明した。
でも、一番大事な部分が描かれていない気がして、もやもやしました。

昭成に淫乱の性質を宿したのは誰?なんのために?
貴将が人誑しなのはな…

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いろいろ読めて楽しいv

「how to count kiss」谷崎泉
学生時代にキスをした仲だった新名と城島。
けれど、決して恋仲だったわけでもなく。
偶然に城島が社内の移動で再会して。
新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。
でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。
告白とかはないんですよね。
なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…

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