円陣闇丸さんのレビュー一覧

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

(メ・ん・)?ありり・・・?

凪良先生はそこそこ追いかけている作家さんなので、発売日と同時にわくわくしながら買ったのでしたが・・・。
あれ・・・なんかモヤモヤするなぁ・・・と思い、二度読んでみました。
が、結局二度目もあんまりしっくり来ませんでした。

ひょっとしてファンタジックな内容の部分と円陣闇丸先生の絵が合ってなかったせいなのかなぁとか。もちろん円陣闇丸先生の絵は大好きです。が、リーマンものや大人な雰囲気が強いイ…

7

艶恋 小説

遠野春日  円陣闇丸 

気になるカプがいよいよ登場

随分待っていたように思えるこのカップル、遥と佳人との関わりがとても深い二人、
「ひそやかな情熱」シリーズの番外編で2008年にCD限定版で
お目見えしていたものの書籍化です。
気にはなっていてもCDを聞かない私には堪らない程焦らされた感がある作品です。
待っていた甲斐があると思える内容で、やっと思いを告げる事が出来た東原に拍手。
いくら貴文を守る為とはいえ、余りにつれない態度過ぎたゆえに…

3

運命の男 小説

五条レナ  円陣闇丸 

神評価ではないのに何度も読み返している本

こちらの内容はリーマンもので、男らしい攻め×綺麗受けのお話でした。
それにしても無自覚な攻めの、その無自覚ぶりが凄すぎる!!
おまいは受けのこと、どう考えても好きだよね?なぜ気づかないし!?と。

伊織が男も行ける人間だと分かった途端にナニしようと思う藤堂はどう考えてもオカシイです。
あんた無自覚な┌(┌^o^)┐バイだよ!
でも伊織限定みたいだけどねッ
しかも「なんで女よりいいんだ…

3

二重螺旋外伝 灼視線 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

値段と内容がマッチしてません

全編雅紀視点で書かれてます。
大好きな二重螺旋シリーズの番外編という事で手に取りました。
正直この内容で1,470円は高いような気がしました。
雅紀の尚人に対する執着は本編からすでに伝わっていますし、あまり新しい事もなかった印象です。ただ『業火顕乱』で登場した従兄弟達の話が聞けた事はちょっと嬉しかったです。従兄弟も従兄弟同士仲が良いところがツボだし、尚人と仲良くなりたいと思った零や二人で出か…

2

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

息はぴったりです

 豪徳寺薫子というペンネームで活動する、少女漫画家の二木は、幼なじみでもある東海林とアパートの隣同士に住んでいる関係です。
 家事、炊事、洗濯などの日常生活が上手にできない二木のために、東海林は時には母親のように、時には漫画アシスタントとして二木を支えていきます。
 
 ある日、鼎というアシスタントが二木の元を訪れ、この二人の間に入り込みます。鼎は漫画アシスタントという立場で、これまで東海林…

2

暁に濡れる月 (下) 小説

和泉桂  円陣闇丸 

読み応え抜群

上下巻の下巻は、大変満足のいく内容でした。
シリーズも長くなって、不思議な魅力ある清澗寺家の色々な時代を堪能していますが、
今回の作品は、双子の恋愛が同時進行で進んでいて、双子ならではの楽しみ方が
出来るように感じます、双子だけれど、事情の違う育ち方をしているせいで、
性格的にも大きな違いがあるのですが、やっぱり清澗寺家の血筋、根底に流れるものが
愛の為なら死ねるってくらい情に厚いお家柄…

7

暁に濡れる月 (下) 小説

和泉桂  円陣闇丸 

それぞれが選ぶ道。

双子編下巻ですね。
それぞれに想い人もできて2人でいることよりも想い人の元へと通うことが多くなっている今日この頃。

とはいっても、泰貴の方はかなりの前途多難というか。
心動かされて信じたいと思っていたのに裏切られたような状態で。
藤城が求めていたのは「愛」ではなく「服従」
藤城の前に膝を折ることで一種の安らぎを得ることも可能だったのに、それに屈することなく立ち向かおうとする泰貴の姿は…

7

暁に濡れる月 (下) 小説

和泉桂  円陣闇丸 

清澗寺家の明日

清澗寺家シリーズ、第二部戦後編その弐です。
(すいません、長いです;)

末娘の鞠子が生んだ双子、
一人は赤子の時分に清澗寺に預けられ、御曹司として育つ。
一人は貧しさの中で育ち、戦火の中母と妹とも生き別れ、
孤児たちと寝食を共にして、男娼まがいのこともしながら生きている。
その二人が戦後再会し、清澗寺家という特別な家も時代に翻弄される中、
それぞれの恋をしていく。
全く違った境…

7

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

この作品に見るBL小説の未来

本作は「これからのBL」の新たな王道になるのでありましょうか。
2012年度に高評価が続いた尾上与一氏、BL界の黒船到来か!?と思わせる咎井淳氏
そして本作を見るにつけ、BL界は新しいフェイズを迎えたような気がしてなりません。

本作は幽霊というか、生霊というか、ともかく「生身」じゃない恋人同士が
あの世とこの世の狭間で大げさにいえば「生き方」を模索するストーリー。

確信犯的に往年…

9

さやかな絆 -花信風- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

本当の仇

情熱シリーズが新装版1部完結して5作目のこの作品が第2部のスタートになります。
ここから情熱の文字が外されているのですが、二人の絆がこの作品で最も深く結ばれ
一生涯のパートナーになった気がする内容です。

ヤクザの組長に親を助ける為に10年も囲われ者をしていて、1億の金額で攻め様から
助けられ、紆余曲折ありながらも次第に心を通わせる二人。
1作目から毎回何らかのトラブルに会いながらもそ…

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