円陣闇丸さんのレビュー一覧

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

エロになってもエンタティナーの小林典雅

ラブコメの印象が強く、笑いといったら小林典雅!というくらいの作家さんが何と花丸BLACK!?
嘘から出た誠というかあとがきが本当になっちゃいましたよ♪
さて、内容は舞台が江戸以前で藩主の寵童という王道設定をもってきて、3P(受け2)ありの、百合プレイありの、3P(攻め2)ありの、お道具使用とかテンコ盛りにして、文章や表現が違うものの、山藍作品っぽい展開なんかだったりしまして・・・
だけどそこ…

9

さやかな絆 -花信風- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

再販+書き下ろし+雑誌掲載コミック

情熱シリーズは、長年別レーベルと同人でも買い続けていたお話です。
2009年にリブレで、この『さやかな絆』が文庫として出された物も買ってますので
更に再び同社からのノベルズで、全作品出し直し…には、はっきり言って大変迷惑でした~(-"-)
せめて文庫なら、場所減らしと思って置き換えてもイイのですけど;;

短い書き下ろしが追加されただけの新書を買い直す出費と蔵書との兼ね合いは…

1

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

素敵でした。

読み終わったあとも、ふわーっとした暖かさが残るお話で素敵でした。
お話については、多くの方が素敵にレビューして下さっていますので感想のみ失礼します。

読むのがもったいなくて取っていたのですが(笑)タイトルとあらすじ、綺麗な表紙から勝手にどんぞこの様な悲しい結末を想像していたのが、良い意味で裏切られて良かったです。
お話が予想外に一転二転と変わっていくので、そのたびに「ええ!?そうなるの?…

4

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

やっぱり茜お姉さま!!

前作ではルコちゃんの汚部屋っぷりに大笑いしつつ、本を読んでる自分の部屋とそんなに変わんないよね・・・(でも生ゴミと虫は居ません!)遠い目をしつつ切なくなったりしましたが(笑)

二人がくっついてからの続編ということで、わっくわくして読みました。
東海林がすっごい不憫なのは、大変だなぁと思いつつ、とても楽しかったんですが、ルコちゃんが「自分が居たら東海林が苦労するだけだ」って、離れるシーンも切…

3

運命の男 小説

五条レナ  円陣闇丸 

これぞ理想の吐息系

いきなり即物的な話で恐縮ですが、喘ぎだけでなく絡みのシーン全体が、近年稀に見る超好みな描かれ方だったので、ついタイトルにしてしまいました。

無駄を排したシンプルな文体ながら、スーツの衣擦れの音が聞こえてくるような、ストイックな色気漂う描写で、そうそうこういうのが読みたかったんたんだよ!と頷くことしきり。
絡みのシーンが、それ以外のシーンの静謐さを崩していないところが素晴らしいです。

2

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

不思議な読後感

不思議な読後感でした。
幽霊というより生き霊?生き霊ってあまり良いイメージじゃないかもですが・・・。
一佳と令、幼馴染の恋。
二人は別々に事故にあって意識不明の状態の身体から抜け出し霊の姿で出会う。
そして、目覚めて現実の世界で再び出会う「まばたきを三回」
リハビリを経て一緒に暮らし始めた二人は霊が見えるようになっていて、訪ねてきた令の従兄弟(この人は霊でした)の最後の願いを聞き届ける「…

1

二重螺旋外伝 灼視線 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

兄の思い

シリーズ外伝、1冊まるまる篠宮雅紀。
4編入ってます。
友の勧めもあり先に本編を読破して良かった。
家族がひとつだった頃、夏休みの思い出、篠宮の実家の雰囲気、雅紀の頭ひとつ抜けた感じがよくわかる作りでした。
雅紀のターニングポイントになった加々美との出会い編。
加々美との出会いはもちろんでしたが雅紀の高校時代の友達、彼らの存在に救われます。
残りの2編は尚人への思いがぎっしり(笑)

2

二重螺旋 7 嵐気流 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

嵐の前の静けさを感じる7冊目

新刊です。
6冊一気に読みましたがこの7冊目、私的には少し時間がありました。
そして、もたもた感は否めませんが嵐気流というよりは、嵐が起こる前の静けさのよう・・・。
様子見な雅紀、それが全てを物語っています。
自己中なのは、もう篠宮の家系?祖母も父も従兄弟も、当然、雅紀も裕太も・・・。
このお話の着地点がますます見えないですが、この先どうなるのでしょう。
問題山積み。
あと、雅紀が…

0

二重螺旋 6 業火顕乱 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

残された家族は・・・

6巻目までやっときた。
ここで気づく、カバーと口絵のカラー6冊全部、雅紀と尚人なんですね♪
他にもたくさん登場人物がいるのに~(笑)
前巻の凶悪なひきからいきなり濡れ場?と思ったら夢でした。
篠宮祖父は、どうにも我慢しきれず息子の篠宮父を刺し、自分はそのショック?で他界してしまいました。
残される家族のことをちっとも考えていない、まったくもって無責任、さすが篠宮父の父親。
祖父の葬儀で…

0

二重螺旋 5 深想心理 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

身勝手な父だった・・・

篠宮父の暴露本発売と同時にまた世間が騒がしくなったのですが、篠宮の家(尚人、裕太の周り)は意外と静か。
尚人の周り、先生と友達の対応にホッとします。
しかし、篠宮父、雅紀の容姿が自分と似てないと言いますが、ハーフでありクオーターなのは篠宮の血じゃないですか?これが母側の血だというならまだわかるけど、本当に頭がおかしいとしか思えません。
さらに愛人も現実を見ないというかなんというか・・・呆れま…

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