円陣闇丸さんのレビュー一覧

二重螺旋 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

とりあえず始まりの物語

このお話、ちょうど始まった頃にこのジャンルから一端撤退したのでスルーしていました。
昨年、BOXセットが出るということで購入。
父と母と4人の子ども。幸せな家庭が父の不倫で一気に崩れ去ります。
家に残されたのは、母と子ども(上から雅紀・沙也加・尚人・裕太)生活に疲弊して精神を病んでいく母と関係を持ってしまう雅紀。
母と兄の関係を知り家を出る沙也加。母の死で家はさらに崩壊へと進みます。
そ…

1

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

どれほど泣けばいいのでしょう

何度も目を拭く為、どれだけ読むのを中断したか分かりません。
元々感情移入しやすいですが、こんなに嗚咽して呼吸を整えて本を読んだのは久々でした。

少しの間の同級生。
心が通じ合って、毎年、年に数回長期間会って、本当に本当に大好きでお互いしか要らないと言い切れるほどの一佳と令。
立場も環境も性格も何もかも違うのに、心の距離は息が掛かる位寄り添っていた、大事で大切な存在。

突如「死んだ…

6

「Under the rose」まばたきを三回 番外編ペーパー グッズ

本編を読んだあとのデザート

小学生の一佳と令が離れ離れになる、少し前のバレンタインデーのお話です。

本編で何度も何度も泣いた私としては、甘くくすぐったい二人の心と言葉の掛け合いに、ほんわかあたたかくなりました。

こういうのって、何だか分かるなぁと思います。
田舎にやって来る転校生って、一つ格が上に見える。
少しの羨望と好奇の眼差しが向けられて、良くも悪くも特別扱いされるんですよね。
だからどれだけ人見知りが…

0

艶恋 小説

遠野春日  円陣闇丸 

満足した~vv

読み始めて…

あ~っ、まだ2人の間には溝があるし。
相変わらず相手の事を思いながらあいまいな関係を続けてるんだなぁと
読んでたのですが!!

おおっ、東原が腹をくくったのか?!
そのきっかけが、ショボイ男(貴史の同級生)の存在だったとしても
今回はその男に感謝。
離れていこうとする貴史に対して
嫉妬や独占欲を出しまくる東原が見れるのは楽しいvv

そしてやっと、やっと言っ…

5

艶悪(いろのあく) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

このカップリングの方が大好きだ~vv

「艶恋」を読む前に再読!!

そうそうこういう話だったよ。
東原と貴史の関係。
多くを語らない東原のせいで悩む貴史。
確かに都合のいいような関係に取れてもしょうがないけれど
東原から離れられない気持ちが痛いほど解る~。

全ては貴史、お前を守るために東原の取ってる行動なんだよ。
(読者にはその東原の心情が文章で読めるから何とでも言えるんだけど…)

だけど周辺の人物に都合のい…

5

艶恋 小説

遠野春日  円陣闇丸 

この展開、無理

遥×佳人より、私は東原×貴史のほうが好きです。
ドラマCDを書籍化してすごく嬉しかったです。
でも期待されているような展開はなく、裏切られました。
ネタバレします。
東原は織と関係を持ったことがあるようになりました。(宗親が無理矢理強制してやらせた)
しかもそのビデオを貴史に送って見せました。
はっきり言ってこんな胸クソ悪い展開受け付けません。
東原は貴史を守りたくてやったが、浮気じ…

5

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

どんでん返しが続く

「幽霊もの」と聞いて個人的には地雷だなとこれまで避けてきたのですがやっと手にしてみました。

読み終えた感想としては…ちょっと腑に落ちない個所が度々あって…。特に前半はうーんって感じでした。まず、そんなに簡単に男同士の壁越えちゃうわけ?と思ってしまって。私的にやはりBLはその壁をどう越えるかが最重要事項であり醍醐味と捉えているため少し萎えちゃったな。

後半はとにかくどんでん返しが続き驚き…

4

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

(メ・ん・)?ありり・・・?

凪良先生はそこそこ追いかけている作家さんなので、発売日と同時にわくわくしながら買ったのでしたが・・・。
あれ・・・なんかモヤモヤするなぁ・・・と思い、二度読んでみました。
が、結局二度目もあんまりしっくり来ませんでした。

ひょっとしてファンタジックな内容の部分と円陣闇丸先生の絵が合ってなかったせいなのかなぁとか。もちろん円陣闇丸先生の絵は大好きです。が、リーマンものや大人な雰囲気が強いイ…

7

艶恋 小説

遠野春日  円陣闇丸 

気になるカプがいよいよ登場

随分待っていたように思えるこのカップル、遥と佳人との関わりがとても深い二人、
「ひそやかな情熱」シリーズの番外編で2008年にCD限定版で
お目見えしていたものの書籍化です。
気にはなっていてもCDを聞かない私には堪らない程焦らされた感がある作品です。
待っていた甲斐があると思える内容で、やっと思いを告げる事が出来た東原に拍手。
いくら貴文を守る為とはいえ、余りにつれない態度過ぎたゆえに…

3

運命の男 小説

五条レナ  円陣闇丸 

神評価ではないのに何度も読み返している本

こちらの内容はリーマンもので、男らしい攻め×綺麗受けのお話でした。
それにしても無自覚な攻めの、その無自覚ぶりが凄すぎる!!
おまいは受けのこと、どう考えても好きだよね?なぜ気づかないし!?と。

伊織が男も行ける人間だと分かった途端にナニしようと思う藤堂はどう考えてもオカシイです。
あんた無自覚な┌(┌^o^)┐バイだよ!
でも伊織限定みたいだけどねッ
しかも「なんで女よりいいんだ…

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