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榎田尤利 円陣闇丸
blacksima
ネタバレ
前作ではルコちゃんの汚部屋っぷりに大笑いしつつ、本を読んでる自分の部屋とそんなに変わんないよね・・・(でも生ゴミと虫は居ません!)遠い目をしつつ切なくなったりしましたが(笑) 二人がくっついてからの続編ということで、わっくわくして読みました。 東海林がすっごい不憫なのは、大変だなぁと思いつつ、とても楽しかったんですが、ルコちゃんが「自分が居たら東海林が苦労するだけだ」って、離れるシーンも切…
五条レナ 円陣闇丸
Krovopizza
いきなり即物的な話で恐縮ですが、喘ぎだけでなく絡みのシーン全体が、近年稀に見る超好みな描かれ方だったので、ついタイトルにしてしまいました。 無駄を排したシンプルな文体ながら、スーツの衣擦れの音が聞こえてくるような、ストイックな色気漂う描写で、そうそうこういうのが読みたかったんたんだよ!と頷くことしきり。 絡みのシーンが、それ以外のシーンの静謐さを崩していないところが素晴らしいです。 …
凪良ゆう 円陣闇丸
絵夢
不思議な読後感でした。 幽霊というより生き霊?生き霊ってあまり良いイメージじゃないかもですが・・・。 一佳と令、幼馴染の恋。 二人は別々に事故にあって意識不明の状態の身体から抜け出し霊の姿で出会う。 そして、目覚めて現実の世界で再び出会う「まばたきを三回」 リハビリを経て一緒に暮らし始めた二人は霊が見えるようになっていて、訪ねてきた令の従兄弟(この人は霊でした)の最後の願いを聞き届ける「…
吉原理恵子 円陣闇丸
シリーズ外伝、1冊まるまる篠宮雅紀。 4編入ってます。 友の勧めもあり先に本編を読破して良かった。 家族がひとつだった頃、夏休みの思い出、篠宮の実家の雰囲気、雅紀の頭ひとつ抜けた感じがよくわかる作りでした。 雅紀のターニングポイントになった加々美との出会い編。 加々美との出会いはもちろんでしたが雅紀の高校時代の友達、彼らの存在に救われます。 残りの2編は尚人への思いがぎっしり(笑) …
新刊です。 6冊一気に読みましたがこの7冊目、私的には少し時間がありました。 そして、もたもた感は否めませんが嵐気流というよりは、嵐が起こる前の静けさのよう・・・。 様子見な雅紀、それが全てを物語っています。 自己中なのは、もう篠宮の家系?祖母も父も従兄弟も、当然、雅紀も裕太も・・・。 このお話の着地点がますます見えないですが、この先どうなるのでしょう。 問題山積み。 あと、雅紀が…
6巻目までやっときた。 ここで気づく、カバーと口絵のカラー6冊全部、雅紀と尚人なんですね♪ 他にもたくさん登場人物がいるのに~(笑) 前巻の凶悪なひきからいきなり濡れ場?と思ったら夢でした。 篠宮祖父は、どうにも我慢しきれず息子の篠宮父を刺し、自分はそのショック?で他界してしまいました。 残される家族のことをちっとも考えていない、まったくもって無責任、さすが篠宮父の父親。 祖父の葬儀で…
篠宮父の暴露本発売と同時にまた世間が騒がしくなったのですが、篠宮の家(尚人、裕太の周り)は意外と静か。 尚人の周り、先生と友達の対応にホッとします。 しかし、篠宮父、雅紀の容姿が自分と似てないと言いますが、ハーフでありクオーターなのは篠宮の血じゃないですか?これが母側の血だというならまだわかるけど、本当に頭がおかしいとしか思えません。 さらに愛人も現実を見ないというかなんというか・・・呆れま…
副題の4文字熟語の当て字が気になってきた4冊目です。 桜坂と野上の一件は、野上が自主退学。 保護者会で雅紀は中野くんと山下くんのお母さんと出会う。桜坂くんも交えて尚人に良い友達がいて良かったと思う。 沙也加の雅紀に対する複雑な想い。 ひとりはじかれた感じの沙也加が可哀想だとは思うけれど雅紀の想いは尚人にしか向かないし、いくらしっかりしているとはいえ雅紀だって理不尽な目にあった子どもなのだと…
沙也加の話から始まったのでこの巻は沙也加が絡むのかな?と思ったら尚人の高校の連続暴行事件つながりの話になりました。 1年生、野上光矢は事件をきっかけに家から出ることができなくなっています。 野上の母親に頼まれてその手助けをする尚人ですが事態は思わぬ方向へ・・・しかし、暴力を振るわれて嫌な思いをしたのにその自分が人を傷つけ加害者になるとかどうよ。 野上親子の甘ったれた感覚にがっかり感満載です。…
冒頭から尚人視点で雅紀との関係が語られ「二重螺旋」では、よくわからなかった二人の関係に納得。 尚人は、家庭崩壊以前から雅紀の愛(恋愛という意味でなく)が自分を保つために必要不可欠でした。 捨てられ続けた尚人の拠り所が雅紀で、篠宮の家があり弟の裕太がいて今の尚人がいるんですね。 今回、父の愛人の妹、真山瑞希の勘違いな登場により事件発生。 全てを巻き込んでのスキャンダルへと発展していきます。 …