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6/7(合計:62件)
鳩村衣杏 榎本
よう
文句なしの神です! 下手な説明をしてこの作品の素晴らしさが歪んで伝わってしまったら嫌だなあと、 不安に感じるくらいすごいお話です。 でも一つ確実に言えるのは、 絶対に弔愛の前巻を読んでからじゃないとこの本を読むべきではない!ということ。 今回の本のお話は前の本が終わった直後のところから始まります。 一時停止ボタンで止めていただけという感じで、前巻で一段落して今回という流れではありま…
五百香ノエル 榎本
つかさ
「KISSと海賊」を読んだ後に手にしたので、世界観を理解しやすかったです。 もしもこの本から入ったとしても、充分な説明がされているので、受け入れやすいでしょう。 外見は申し分なくキレイなのですが、わがままで外交能力に欠けるリオン。 そんなリオンに一目惚れてしまった為に、犠牲になるユーナ。 リオンがおバカすぎて、その行動がユーナをピンチにばかりさせる。 イラッ、とくる場面もありますが、かな…
世界観は中世のような、でも古代のような、ミックスされたファンタジー。 帝国という絶対的な力が世界を統一すべく、小国を次々と属国として征服し統治していく。 主人公ルビーローズ王子の国も帝国に制圧されます。 蝶よ花よ、で育った美しいルビーは、己の無力も知らずプライドだけで立ち向かおうとするも、帝国に雇われた傭兵の王子アリに無様に負けてしまう。 無血開城の降伏で、ルビーの国は戦火に会うことなく滅…
巻頭からルビーとアリの追いかけっこです。 これは読んでいてとても楽しめるシーンでした。 全力で逃げるルビーを、オレ様なアリが必死で追いかけるのですが…途中から弱腰になって「頼むから…」と懇願するアリ。 強がっていたルビーも、ついに堰を切ったように想いが吐き出されお互いに和解します。 もつろんセックスで…。 ここでアリがルビーの事を、やたらと「いい子ちゃん」とか「かわい子ちゃん」とか言…
表紙の雰囲気がとってもステキで美しいです~。 ルビー、美人だぁ~。 じつはこの絵に魅せられて全巻購入した私です。 叔父の謀反で怒った内乱は、ルビーを中心とした仲間達によって治まります。 ルビー、大成長の大活躍です。 この4巻で、ルビーはアリとの関係の他に「親友」という仲間達を作る事ができます。 その仲間と街を奪還したり、アリを救出したり、もうルビーの一人舞台ってところです。 この仲間…
2巻では急展開! ツンデレ王子ルビーがなかなか素直に従わない事に業を煮やしたアリ。 なんと、後宮に新たな愛人(女)を招き入れてしまいます! ルビーに当てつける様に愛人を優先するアリに、ルビーの心はボロボロに。 アリはルビーのどこに苛立ち苛めるのか…、それが解りにくかったのですが、じっくりページを進むごとに判明していきます。 とうとうルビーは後宮から出て行ってしまいます。 行方を告げ…
今回の作品は、すごく評価を迷ったのですが、 BLってより普通の読みものとして読んだ感じがあったので、 神一歩手前ってことで、この評価にしておきました。 もちろん普通のBLにある“萌え要素”もちゃんとあるにはあるんですけどね。 それと、お話がミステリーなので、そう感じた部分もあるかと思います。 結構入り組んで、ドキドキさせられて、本格的ですよ! 言ってしまうと面白さが半減してしま…
伊郷ルウ 榎本
える5
こんなイヤな登場人物ばかりが出てくる話を読んだのは始めてだ(笑) とにかく等身大の人間がうまく書かれている。だから、読んでいてむかついてならず、それはそれでスゴイと感心した。 以前ノベルズで発行されたものの文庫化。それに10Pほどの書き下ろしがあった。 話は、一流商社に勤める受が、昔の恋人と再会するところから始まる。口説かれている新しい男に連れられていった先に攻がいたのだが、そこからは、受は…
すあま
あとがきにて、「はじめましての方はあまりいらっしゃらないとは思いますが」と書かれていましたが、私は五百香ノエルさんの作品は初めて読みました。初めて読んだ人間のレビューということでご容赦願います。 初めて読んで、まず、そのしっかりと構築された世界観に驚きました。 日常的なことを題材とした作品はもし描かれ足りない部分があったとしても自分の中で補完して読むことができますが、ファンタジーは補完に…
松幸かほ 榎本
あけみ
不破コンツェルンの御曹司として、躾は厳しく、でも家族に愛され優しく育てられた純粋培養の真史と、父親の借金による一家離散、自分だけの力で苦労を重ね生きてきた元ホストの直哉。 そんな育ちの対照的な二人が出会ったんですが、真史はともかくも、直哉は嫌っていたんですね、真史を、甘ったれのお坊っちゃまだと思いこんで。 それが罪悪感から真史に付き合ううち、どんどんと人となりに触れ、愛しさが募っていくんで…