野萩あきさんのレビュー一覧

「おあそびもほどほどに」応援書店限定ペーパー グッズ

やってることは甘いのに…w

表題作の二人の話。

「これ食って」
と、嶋川にチョコレートを渡す谷花。
「会社の女の子がくれるんだけど
 俺甘いの苦手でさー
 今日は捨てんの忘れてたから
 あんたにやるよ」
と相変わらず上から目線w

嶋川はチョコレートを口に入れ、おもむろに谷花にキスを!
「彼女の気持ち
 ひとつくらい受け取っとけ」
とドヤ顔で微笑みますが、谷花は照れるどころか、ゲロ甘なチョコレート…

2

おあそびもほどほどに コミック

野萩あき 

同時収録作二つが大好き

野萩あきさんの3冊目のコミック。
表題作はあっけない感じでしたが、他二作は変態系とあまキュン系で、どちらも面白かったです。

■「おあそびもほどほどに」+ 描き下ろし
アナルセックスに興味を持つモテ男(受け・ノンケ)が、友人に紹介されたオーダースーツ店の従業員(攻め・ゲイ)を口説くも、全く相手にされず。
攻めを挑発し何とかベッドまで持ち込みますが、実は攻めはタチで…という結構ありがちな話…

5

消失ハレーション コミック

野萩あき 

作りは丁寧なんですが

カメラマン×脱サラして攻めの実家の農家で働く青年。

仕事に行き詰まり、息抜きに農業を営む実家に帰った攻め。しかし自宅には、2年前から農場で働いているという青年が住んでいた。
怪しいと思い警戒していた攻めだが、徐々に打ち解け、その存在に癒されるように。そんなとき、受けがゲイだということが判明して…という話です。

丁寧に描かれた話ではあると思うのですが、丁寧な割にたどたどしい感がありまし…

3

消失ハレーション コミック

野萩あき 

いいことはいいのですが

なんだろう。たぶん、マンガの作り方に関わってくるのかもしれないんですが、なぜか読みにくいと感じてしまいました。難しいとかじゃなくて、なぜか読むのがめんどくさくなってくるというか。台詞が説明的なのかなぁ。会話が都合よく進むというか、うーん。現実の会話では言わないような感じで喋っているというか。

表題作の方はゲイでもないのにそんなにすぐに受け入れられるものかな、という疑問もありました。

「…

3

「消失ハレーション」アニメイト特典ペーパー グッズ

銭湯に行かないのは…

本に折らずに挟めるA6サイズのしっかりめの紙に、
銭湯に行かない理由についての漫画が載っていました。

お風呂上りに、
「そういや誘っても銭湯に
 あれ以来行かなくなったけど気遣ってくれてたのか?」と、
思い出したように聞く攻めの直樹。

直樹に嫌な事を言う同級生にまた会ったら…って、
誠人が気にしてるのかと思ったよう。

それに対して、もじ…っとしながら、
『それも…あり…

3

消失ハレーション コミック

野萩あき 

想われて、一歩前へ…

地味めな絵柄ながらデビューコミックはなかなか印象的で、
野萩さんの2冊目が出るのを楽しみにしていました。

この本には2つのお話が入っています。
どちらも消極的な気持ちを抱えているノンケが、
ゲイに好意を寄せられ、その想いに触れていくうちに、
前向きに一歩を踏み出していけるようになる…というお話でした。

■表題作「消失ハレーション」3話+描き下ろし
カメラマンの仕事が上手くいか…

7

スタンス・リバース コミック

野萩あき 

リーマン・浪漫・画家

腐心をビンビンにくすぐられるキャラ設定を組み込まれた3編が収録されています。色々と模索されたのだろうなぁと端々から感じ取ることができました。
私は電子書籍を利用したことがないのですが、最近電子系の雰囲気といいますか、そういう風合いには特徴があるように思います。この作品もそうでして、甘いような少しライトなボーイズラブかなと。レーベルによって作風も変わると理解しておりますから、野萩先生もそれに合わせ…

3

スタンス・リバース コミック

野萩あき 

スローテンポ

可愛い後輩を厳しく鍛えていく。

そんな夢と希望を打ち砕く、年上で、更に要領も良くトントン拍子で仕事を覚えていく宇津木にすっかり苦手意識が先行してしまう西村。

ぐいぐいとプライベートに入り込まない大人の男同士らしい距離の縮め方が清潔感に溢れ爽やかさが強調されます。
宇津木のたぶんそう取られることはないだろうとタカをくくった好意を示す言い回しに、段々平静を装えない程動揺していく西村。

3

スタンス・リバース コミック

野萩あき 

これが処女作とは……!?

私が探す限りだと、この本が野萩さんにとって初めての商業本かと思います。
それでこの質のものを出されるとは、すごく驚きました。
絵が自分好みだったので、表紙絵だけでの衝動買いしてしまったのですが、全く後悔はありませんでした。むしろ、良い作家さんを見つけられ、十分に萌えも補給でき、読後の満足感は並より頭ひとつ飛び出るのではないでしょうか。
以下、ネタバレは含まないようにしつつ、収録されてる三篇の…

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