榎田尤利さんのレビュー一覧

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

「さあ早く、マーキングしてしまわなければ」

漫画家シリーズで唯一未読になっていたこの作品、やっと読めました。
とても切なくてかつ面白かった!
ルコちゃんに匹敵するほどの、ある意味最強の藍とエキセントリックな黒田との会話のやり取りに笑い、「永遠の孤独」を生きなければならない吸血鬼の運命に涙しました。
私は萩尾望都さんの「ポーの一族」を読んでから、永遠の孤独を生きるヴァンパイアの悲しみというものに弱いんです・・・その設定だけで泣けちゃう。…

3

reverse PET LOVERS 番外編 グッズ

やっぱりユキが一番だけど・・・

Pet loversのシリーズの中で一番人気がきっとこの轡田×ユキの犬編じゃないかな?という、かくゆう自分もそうでありんすv
なので、どうしてもこの小冊子欲しかった・・・で出版社の作戦に乗せられました(涙)

しかも、題名が「リバース」!!??
リバ好きとしては、えっ、とうとう攻受逆転してオヤジ受けになるのかww
と個人的趣味満載の期待してました、ゴメンナサイ。。。
ユキが犬を飼いたい…

6

永遠の昨日(新装版) 小説

榎田尤利  紺野キタ 

苦しい。でも読んでよかった。

榎田さん作品の中でダントツに読むのがしんどいと聞いたことあるので、どれほどかと思いつつ読んで、わずか42頁で挫折。
どう考えてもハッピーエンドじゃないってことは最初からわかってしまってるし、浩一があまりにも無垢な犬で、悲しすぎる。
でもなんとか気力を振り絞ってそこからはラストまで一気読みしました。
読まなきゃよかったと半分思うほど号泣してしまい、そのあと2時間ほど眠れなくて弱りました。
魚…

4

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

定年後の駄目夫に、世話焼きオカン

いよいよ今巻で一段落。
それにふさわしい内容とあいなりました。
相変わらず芽吹の詭弁は冴え渡り、いつも思うのですが榎田さんが文章を作っているんじゃなくて、本当に交渉人・芽吹という人物が存在して思う通りに喋っているんじゃないか?って
作者さんはイタコなんじゃないだろうか?って思うのですよ。
扉のカラーイラスト、、ラストのシーンなんですけど教会での二人の絵。
今までの絵の中で一番素敵ですっ!…

10

ひとりごとの恋 小説

榎田尤利  鳥人ヒロミ 

独り言

榎田さんの作品は、安心して読めるから好き。
ちょっと心の痛い作品を読んだ後だっただけに、
ちょっぴり癒されました(*´ω`)ぬふv

同期で部下の親友にずっと片想いを続けてきた受。
その想いを告げるつもりない、一生胸に秘めたままとひた隠しにしてきた思いを、なんと親友の弟にバレてしまう。それをネタに脅されて、同居することになり、好きだと告げられるのだが・・・?!
ということで、一方通行な…

1

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

ホラーも味付け次第でラブロマンスになるというお話

ものすごく好きなお話でした。両片思いが大好きな私としては、こういう当初の関係性に縛られて素直になれない人たちというモチーフにはきゅんきゅんします。
ただ、倖生の独占欲は地味に轡田さん並に危ないよということをもっとアピールしてほしかったなと思います。シュウに対する行動のエピソードで、倖生の依存心のヤバさがもっと言及されていたら、個人的にはより萌えられたかと思います。
二人の共依存関係のバランスが…

9

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

騙し合い

で、下巻で、ようやくこの上下巻通しての敵キャラ、環との騙し合い合戦が始まります。

この環、天才詐欺師ってことで、上巻でのいろいろな仕込みはそれなりの片鱗があるのですが、下巻になると、どうも、単に兵藤に横恋慕して、芽吹に嫉妬しているだけの哀れな振られ女。
最後の決着の付け方も、芽吹には仲間がいて、自分のホームグラウンドの事務所の中で、事務所のみんなや兵藤に囲まれて、、、
読んでいる最中はそ…

1

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

積み本消化しました

スピンオフの「スウィパー~」を先に読んで、こっちはずっと後回し、積みにしていた本書をようやく消化しました。
一応タイトルは違うけど、実質的には「~嵌められる」と「~諦めない」で上下巻。
この「~嵌められる」だけだと、ほんとに導入部で、次々でてくる登場キャラの色んなエピソードが、バラバラのパズルのピースみたいに散らかって、まだ、いったい、どこへどう繋がるやら状態。
さらに、このシリーズの前の方…

1

きみがいなけりゃ息もできない 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

漫画で人気なのに

この作品にまだレビューが書かれていないとは驚きなんですが(旧版だからか?)・・・。

私は漫画からこの作品を知ったくちなんですが、榎田尤利さんの作品いくつか読んでますが、好きですね(この作品も作家さんも)。
新装版の方でレビューが色々書かれているようなので、あらすじをご存知の方は沢山いらっしゃると思いますが、コミックと筋はほぼ同じです(細かいエピソードが分かります)。
子供の頃に亡くなった…

3

With You 「きみがいなけりゃ息もできない」スペシャルブック グッズ

ラブラブ新婚さん

漫画の方は、単行本の最後に収められているラブシーンと同じだと思います。

小説の方は、初めはアパートの二部屋をぶち抜く予定だったのを3部屋にして、2人で同居し始めて半年後のことが書かれています。
東海林が一週間ぶりに帰ってくるのですが、帰り道で子猫を拾い、動物病院に連れて行きます。
自分に少しも触れず、帰ってすぐに出かけてしまった東海林に拗ねるルコちゃん。子猫に嫉妬してしまいます。
でも…

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