榎田尤利さんのレビュー一覧

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

可愛い攻だよ!

PetLoverシリーズとしては、前2作とは全く違う展開で最初はあれ?いつPetLoverが出てくるのかなーと思ってたんですが、成る程~~~こう来ましたか!
PetLoverシリーズの設定を上手く生かして、他作品とはちと違った話に仕上がってます。

資産家の老人が亡くなり、身内である孫3人が集められて約9億の遺産をかけた推理ゲームを行う。
推理モノっぽい幕開けで古い館やメイドなど推理小説っ…

4

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

ボルゾイ犬受

ワンコ受ですが、最初からワンコ受なのではないし、普通にイメージするワンコ受とはちとタイプが違っていて、ロクデナシを自覚している顔と体だけが取り柄なロクデナシ受です。
倖夫[受]は不幸な生い立ちで天涯孤独な身の上で、何にも興味もなく不幸でも幸福でもないというロクデナシ。
そんな彼が飼い主の元に人間をペットとして派遣するというPet Loversに「犬」それも「ボイゾイ犬」として登録され、轡田[攻…

7

少年はスワンを目指す 小説

榎田尤利  寿たらこ 

やっぱりオモロいわぁ

こないだ読んだ攻め一人称(そういや攻め一人称って珍しいカモ?)でこの作品を思い出したので再読です♪

なっつかしいなぁコレ(≧▽≦)
やっぱり榎田さんはコメディでもハズレなし!
ハラセンとかロクッパチとか、ネーミングセンスもいいですネッ!
まずキャラがオモロいんですよね、ハラセンは高校生に見えないオヤジクサイ?いやいや、落ち着いた子で。
でも理由があるんですよ。
櫛形もかわいいツンデレちゃん(*^…

1

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

Pet Loversシリーズ最終巻

榎田さんの後書きにもありますが、Pet Loversシリーズは連作ではあるけれど単独でも読める作品になってて好みのあらすじやカップリングから読んで行く読み方も出来ますが、この巻だけは最後に読んだ方が楽しめますな。
しかし榎田さんはもっとこのシリーズイケるだろうって所でもシリーズを終らせてしまうのが潔くもあり、ちと勿体なくもあり。
他にも沢山動物は居るんでもうちょっとこのシリーズ読みたかったなあ…

3

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹はドM。

前半はコメディタッチで榎田さん独特の文章立てで笑いまくりました!
でも中盤あたりか事件が勃発し出してそのまま怒涛のラストへと話しが進んで行きました。
泣いてしまいましたね。
最終巻ではないけれどとりあえずの完結?いつか続きが出るかもしれないけれど、今の所は予定なしという事みたいですが、これがラストだと言われてもすごく納得の行くとても素晴らしいシリーズになったと思います。

涙あり笑いあり…

4

ギャルソンの躾け方 小説

榎田尤利  宮本佳野 

水樹の成長?

 大財閥グループの御曹司・篠宮は、昔からの夢だった自慢のカフェの経営を楽しんでいる。
 そんな彼に共同経営の話を持ちかけられたのは、小さな珈琲店店主でネルドリップの天才・水樹。
 水樹は、父親が急に倒れたため、今まで勤めていた店を辞め、急遽実家に帰ってきたのだが、父との確執があるせいで、なかなか前向きに実家の珈琲店に向き合うことができずにいた。
 そんな最中、現れたのが篠宮だった。

 …

1

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

大団円?

長かった交渉人シリーズ。ようやく、一区切りつきました。
当時奈良さんの挿絵の小説は全部あつめていて、これもその一つとして買った記憶が懐かしく思い出されました。こんなに続くとは。こんなに愛しいキャラクターが沢山生まれようとは。そのときは想像しませんでした。

評価は少し厳し目で萌2。
いままでずっと一緒に長く楽しんできた身としては神でも良いのですが、1小説としては展開に甘い部分が多々あるので…

7

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

このためにあったのね

交渉人シリーズの、一応の完結編。
本編シリーズの前2作の、あんなにシビアでつらい物だった展開は、ここへ、こうやって着地するために必要な助走だったのね。

まあ、助走にしては酷い道のりだったし、
飛んでからも着地するまでにえらくボコボコになっちゃったけど、、、。

兵頭には兵頭の、芽吹には芽吹の、それぞれの生きる道には、どうしたって、互いに相容れない物があって、譲れない物があって、それで…

4

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

悪戯に胸ワクワク

大の大人ながら、負けず嫌いで意地っ張りの二人のお話です。
悪いことしたと分かってるのに、相手から「謝れ」と言われて謝れないって、小学生の子供みたいです(笑)。
それで、一方が一方を懲らしめてやろうと悪戯をしかけます(ムフフ)。
私もやったなぁ、小学生の頃・・・こういうの、悪いと思ってても成り行きがどうなるかドキドキするんですよね。
その下りは次に何が起こるか早く知りたくてワクワクして読みま…

1

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

愛なら売るほどあるけれど真実の愛は?

再会モノの10年愛モノですね。
大人しくて恋愛には引っ込み思案な藤野が自作の漫画では大胆に真実の愛を追究できる!
自分ができないことを、自分のキャラクターに高らかに代弁してもらっているんですね。
でも、現実では胸に深く深く想いを閉じ込めていることしかできなくて・・・というのが切ない。
飴屋への告白がああいう形でされたのには、私はちょっとう~んという感じだったんだけど、飴屋はヒーローみたいで…

1
PAGE TOP