榎田尤利さんのレビュー一覧

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

Pet Loversシリーズ最終巻

榎田さんの後書きにもありますが、Pet Loversシリーズは連作ではあるけれど単独でも読める作品になってて好みのあらすじやカップリングから読んで行く読み方も出来ますが、この巻だけは最後に読んだ方が楽しめますな。
しかし榎田さんはもっとこのシリーズイケるだろうって所でもシリーズを終らせてしまうのが潔くもあり、ちと勿体なくもあり。
他にも沢山動物は居るんでもうちょっとこのシリーズ読みたかったなあ…

3

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹はドM。

前半はコメディタッチで榎田さん独特の文章立てで笑いまくりました!
でも中盤あたりか事件が勃発し出してそのまま怒涛のラストへと話しが進んで行きました。
泣いてしまいましたね。
最終巻ではないけれどとりあえずの完結?いつか続きが出るかもしれないけれど、今の所は予定なしという事みたいですが、これがラストだと言われてもすごく納得の行くとても素晴らしいシリーズになったと思います。

涙あり笑いあり…

4

ギャルソンの躾け方 小説

榎田尤利  宮本佳野 

水樹の成長?

 大財閥グループの御曹司・篠宮は、昔からの夢だった自慢のカフェの経営を楽しんでいる。
 そんな彼に共同経営の話を持ちかけられたのは、小さな珈琲店店主でネルドリップの天才・水樹。
 水樹は、父親が急に倒れたため、今まで勤めていた店を辞め、急遽実家に帰ってきたのだが、父との確執があるせいで、なかなか前向きに実家の珈琲店に向き合うことができずにいた。
 そんな最中、現れたのが篠宮だった。

 …

1

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

大団円?

長かった交渉人シリーズ。ようやく、一区切りつきました。
当時奈良さんの挿絵の小説は全部あつめていて、これもその一つとして買った記憶が懐かしく思い出されました。こんなに続くとは。こんなに愛しいキャラクターが沢山生まれようとは。そのときは想像しませんでした。

評価は少し厳し目で萌2。
いままでずっと一緒に長く楽しんできた身としては神でも良いのですが、1小説としては展開に甘い部分が多々あるので…

7

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

このためにあったのね

交渉人シリーズの、一応の完結編。
本編シリーズの前2作の、あんなにシビアでつらい物だった展開は、ここへ、こうやって着地するために必要な助走だったのね。

まあ、助走にしては酷い道のりだったし、
飛んでからも着地するまでにえらくボコボコになっちゃったけど、、、。

兵頭には兵頭の、芽吹には芽吹の、それぞれの生きる道には、どうしたって、互いに相容れない物があって、譲れない物があって、それで…

4

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

悪戯に胸ワクワク

大の大人ながら、負けず嫌いで意地っ張りの二人のお話です。
悪いことしたと分かってるのに、相手から「謝れ」と言われて謝れないって、小学生の子供みたいです(笑)。
それで、一方が一方を懲らしめてやろうと悪戯をしかけます(ムフフ)。
私もやったなぁ、小学生の頃・・・こういうの、悪いと思ってても成り行きがどうなるかドキドキするんですよね。
その下りは次に何が起こるか早く知りたくてワクワクして読みま…

1

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

愛なら売るほどあるけれど真実の愛は?

再会モノの10年愛モノですね。
大人しくて恋愛には引っ込み思案な藤野が自作の漫画では大胆に真実の愛を追究できる!
自分ができないことを、自分のキャラクターに高らかに代弁してもらっているんですね。
でも、現実では胸に深く深く想いを閉じ込めていることしかできなくて・・・というのが切ない。
飴屋への告白がああいう形でされたのには、私はちょっとう~んという感じだったんだけど、飴屋はヒーローみたいで…

1

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

「さあ早く、マーキングしてしまわなければ」

漫画家シリーズで唯一未読になっていたこの作品、やっと読めました。
とても切なくてかつ面白かった!
ルコちゃんに匹敵するほどの、ある意味最強の藍とエキセントリックな黒田との会話のやり取りに笑い、「永遠の孤独」を生きなければならない吸血鬼の運命に涙しました。
私は萩尾望都さんの「ポーの一族」を読んでから、永遠の孤独を生きるヴァンパイアの悲しみというものに弱いんです・・・その設定だけで泣けちゃう。…

3

reverse PET LOVERS 番外編 グッズ

やっぱりユキが一番だけど・・・

Pet loversのシリーズの中で一番人気がきっとこの轡田×ユキの犬編じゃないかな?という、かくゆう自分もそうでありんすv
なので、どうしてもこの小冊子欲しかった・・・で出版社の作戦に乗せられました(涙)

しかも、題名が「リバース」!!??
リバ好きとしては、えっ、とうとう攻受逆転してオヤジ受けになるのかww
と個人的趣味満載の期待してました、ゴメンナサイ。。。
ユキが犬を飼いたい…

6

永遠の昨日(新装版) 小説

榎田尤利  紺野キタ 

苦しい。でも読んでよかった。

榎田さん作品の中でダントツに読むのがしんどいと聞いたことあるので、どれほどかと思いつつ読んで、わずか42頁で挫折。
どう考えてもハッピーエンドじゃないってことは最初からわかってしまってるし、浩一があまりにも無垢な犬で、悲しすぎる。
でもなんとか気力を振り絞ってそこからはラストまで一気読みしました。
読まなきゃよかったと半分思うほど号泣してしまい、そのあと2時間ほど眠れなくて弱りました。
魚…

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