榎田尤利さんのレビュー一覧

優しいSの育て方 小説

榎田尤利  草間さかえ 

おもしろいっ!!!

わたしが初めて読んだBL小説ですっ!
表紙と題名についつい引かれ読んだのですが…これはおもしろいっ!!!!!栄田くんがかわいい!そして宮さんもかわいい!最高でした!
SMとかいてあったのでちょっとわたしには無理かな?(;´д`)と思ったのですが、
全然大丈夫!!痛くない!!!
なんといっても二人に愛がありますね~!
年のさなんて関係ないっ愛の力すごいっ!

2

erotica 小説

榎田尤利 

好みのエロが見つかるかな

至極のエロス満載な短編集で、様々なシュツエーションでバラエティーなエロスを
堪能できる読み応え抜群の作品集でした。
榎田先生の作品を更に盛り上げるような豪華イラスト陣も加わった豪華な作品、
お値段は多少値が張るけれど、損はしない作品だと思いましたね。

クリスタルはエロとじで読んだことがあると思うのですが、その他の作品も
文学的なものから、ちょっと狂気を孕んでるような雰囲気のものや勘違…

5

erotica 小説

榎田尤利 

エロの宝石箱や〜(ネタバレ注意)

それぞれ趣向を凝らした、味わいの異なる短編集。

「痛い靴」(イラスト:えすとえむ)←以下挿絵敬称略
営業部GMの上司・久我×部下・日高
内容は、愛というより執着を抱いてる鬼畜の上司に陥れられる話。
シチュエーションとしてはSMです。
陥れて籠絡させるような展開が苦手な人は注意(自分はダメでした…)

「ストロベリー」(イラスト:腰乃)
機械製造会社勤務・館野×デザイン事務所勤務…

11

Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

自分には無いからこそ欲する

blue rose、青はただひたすら立っています。
衝動に耐えて耐えてそれでも欲する。
真に何を欲しているのかは作品を読んで確認してください。
何が欲しかったのか、本人にも最初はよく分かってなかったのではないでしょうか。
それでも誰かに優しくして欲しくて、優しくしたくて、
でもそれだけでは全然駄目で……
徐々にふらふらしていく青、でもそんな中で登場人物が上手く動いてくれます。
青は強…

1

夏の子供 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

とても痛いです、心なのかどこかが

ある少女の死から物語が進んでいきます。
夏の塩を読んでいない方は是非夏の塩から読んで欲しいと思います。
中古で本を買ったのですが、ちゃんと新品を買いなおそうと思える程の作品です。
色のつき始めた世界は切断されるように赤く染まります。
それでも空は青く、川には魚が泳いでいます。
痛い程に魚住くんの心の揺れ動きが分かります。
その中で少しずつでも進んでいく物語。
色んなキャラクター達に支…

2

夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

女の子も印象的なBL

内容も色々と壮絶なのですが、出てくる女の子が印象的です。
男性陣も含め、とても魅力的で好感が持てます。
魚住くんは儚げを通り越して不器用も通り越したような不思議な子です。
度を越した天然ちゃんですね。
魚住くんの心の揺れ動きがカラフルに手に取れてとても読み応えがあります。
内容はどシリアスで痛い程ですが、読んでおいて損は無いと思います。
また茶屋町さんのイラストが綺麗で作品を綺麗に締め…

1

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

好きなんですよね・・・この作品

もう何回再読しているか解らないほど好きな作品です。
新装版ではない方から読んだのでやっとこちらでしか読めない「きみがいたんじゃ転居できない」
を読むことができました。
大学生の頃の二木と東海林のお話ですが、東海林って大学生の頃とかは二木に対する
気持ちとかをしっかりj認識していたわけではなかったんですね~
もう小学生の頃から筋金入りで二木の事を大好きなのかと思いきや無意識に大好きだったと…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

おおお…

裏社会モノが好き!っていう自覚はなかったんですがなんか最近気付いたらそういう話ばっかり手を伸ばしているので(BLでないものも)たぶん好きなんだなと……
あまあまでいちゃついてるより睨み合って神経擦り減らして死ぬ死なないのレベルで愛し合う男ふたりの方が好きなので、こういう話には弱いです。
しかしBLでヤクザやら何やら。うーん? そういう肩書だけでしょ? とか思ってたんですが、割と事件とかしっかり…

2

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

前回、大きな山を越えた2人の関係は

穏やかに安定してます。
2人の言動の端々に、どれだけお互い想い合っているかが伝わってきます。
きっと、今後どんな大きな波風があっても2人の関係は揺るがないのではないかと、
そう思える1冊でした。

そして、期待に洩れず今回も芽吹は体張ってます(笑)
医者にまで「もうちょっと慎重な人生を送ってください。
周防組の人たちよりここに来る頻度が高いですよ。」とあきれられてしまう程。
相変わ…

8

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

「私はきみを、美しく賢い犬に躾ける」

流石、榎田さんと思った作品でした。
金で雇った受けを賢い犬に躾ける、という突拍子もない設定なのに、すんなり納得、読めてしまう。
なんだか「マイ・フェア・レディ」の主人と犬版みたいな(笑)。
恵まれない幼少時代の家庭環境や、誰にも愛されず、人生に何も望まずただ生きているろくでなしという受けが、初めて自分だけを見てくれる主人という存在を得て、次第にそこに幸福を見出す。
攻めは本当に犬を訓練する…

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