榎田尤利さんのレビュー一覧

Love & Trust 小説

榎田尤利  石原理 

振り回されつつ、満足♡

BLものって、表紙とか、読み始めた最初の方で、
誰と誰がCPの話なのか、分かるのが普通だと思っていました。
なので、この本は表紙のふたり、核と天の美形の兄弟の近親相姦ものとばかりw
だって、しょっぱなにホテルのロビーでベロチューかまして、皆の視線を釘付けですもの~
わたしも一緒になって、キャ~♪ってなっちゃいました☆
BL暦がまだ1年未満、小説に至ってはやっと10冊読んだくらいの若葉マー…

8

夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

JUNE~BL移行期の傑作

現在ではBLエンタメのプロと感じる榎田尤利さんだが、初期作品だけあって、自由に書いてる感がする。発表の場が今はなき小説JUNEということも無縁ではないだろう。最初は投稿作であり、人気を呼んでその後依頼原稿となったが、指導されたりはしなかった(自由に書いていた)といったことを作者自身が語ってらしたように記憶している。
 文章も今とずいぶん違っている。まず、視点が漫画のように混在している(なのにスラ…

9

erotica 小説

榎田尤利 

劣情を抑え込んだ敬愛

短編集だったので、気楽に読み始めました。
エロの濃い小説は、そのシーンがあまりに多いと途中で飽きてしまって、
けっこう流し読みしたり場合によっては飛ばしちゃったりするんですが、
これは色々盛りだくさんで、全く飽きませんでした。

私はどちらかといえば、SMもリバも3Pも女装も放尿の様な変態プレイも、
どれもあまり好きじゃないんですけど、この本は面白かった!
グロくないしエグくないし、…

9

ハンサムは嫌い。 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  小椋ムク 

面白かったけど!

やっぱり、面白かった。
旧版を読んだことが無かったので、どれも初読みでした。
ただ、短編集だから仕方ないのですが、
ダンデライオンのその後を読みたかったな・・・。
1冊に数話が入っていると知ると、どれかのカプのその後を
読めるのかな?なんて、期待してしまうんですよね。

3話、3カプのストーリーが入っていますが、
個人的には、1話目のダンデライオンでの2人が好きです。

美容室…

4

ハンサムは嫌い。 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  小椋ムク 

無題・・・

02年のゲンキノベルス「ハンサムは嫌い」と05年のゲンキノベルス「無作法な紳士」の再録と、描き下ろしが「無作法な紳士」の主人公父親編になる『秘書と苺』の合計3本が収録された分厚い一冊。

いつも榎田作品を読んで思うのは、”仲間”とか”家族”が登場して、恋人という存在は恋人にとどまらず、まさに「パートナー」として(それは人生のという意味で男夫夫とも違う)出来上がる過程を描かれるなーということです…

7

ハンサムは嫌い。 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  小椋ムク 

書き下ろしに釣られる(一本釣り)

旧本のほうで1個レビュー書いちゃってたので
書き下ろしの『苺と秘書』だけの感想です。
「新装版」って書き下ろしというテクニックがあるので
釣られて買ってしまいましたよ。
『ハンサムは嫌い』『無作法な紳士』
どっちの話も面白いですよ!
「美人な美容師の話」と「炭焼き職人の方言がナイスな話」です。
コメディタッチの笑える話なので 結構厚い本ですが
あっという間に読めますよ。
『苺と秘…

7

放蕩長屋の猫 小説

榎田尤利  紺野けい子 

こんな男とは 別れてしまえ!!

腹立ちました。
怒り新党ですよ!!怒!!
有吉クンとマツコに話を聞いてもらわないといけません。
夏目ちゃん お手紙読んでください!!
おっとっと!話ずれてるよ!
話 戻します。
攻めが ダメ男。
どうしようもないグズ。
女と浮気は当たり前。
なんで?こんなグズを受けは好きなのだ??
私ならスパーンと勢いつけて別れますけど。
受けは優しいから許してしまうのです。
ダメな男ほど…

4

華の闇 小説

榎田尤利  蓮川愛 

炎上してくれ!

まさしく『吉原炎上』。
映画が思いだされます。
遊郭って響きが色っぽいです。
花魁は お店の華(商品)。
天職じゃなかったら 地獄です。
身体を売る商売ですから 根性の世界です。
主人公の受けは 運がよかったです。(BLだから)
好きな男と初めてのコトができたのですから。
水揚げは実際 好きな人とはSEXできないと思う。
私の希望通りにはいかなかった~。
鬼畜な金持ち変態ジジイ…

0

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

にゃ~~~ん

ネコちゃんです。(受けも引っ掛けてます)
ツンデレ美人ネコ。名前は『シュレディンガー』。
なかなか警戒して近づいてきませんよ~。
人間なんですけど 性格がネコ。
亡くなったご主人様が受けを本当の実ネコとして飼っていました。
こんな美人を前にして よく手を出さなかったな。
亡くなった主人が 年を召していたのもあるけど。
本当に真性ノンケで男に興味が無かったみたいだな。
亡くなった主人…

4

ハンサムは嫌い。 小説

榎田尤利  杜山まこ 

「ハンサム」とは

面白いですね。
美容院に勤めていらっしゃる方なら事情がわかるのではないか。
一つの美容院を経営していく話。
オーナーで店長が「ハンサム」です。(死語)
題名になっているほどですから とてもハンサムです。
顔だけですが。
性格は俺様で ろくでなし。
このハンサムが巻き起こすとんでもない事の数々。
なんだか笑っちゃったなあ。
いわば ハンサムのお店の成長日記です。
ハンサムのくせに…

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