榎田尤利さんのレビュー一覧

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

面白かったです!

執事(見習い)×主という設定が好きなので、榎田先生の場合はどのようにお話をもってくるのだろうと楽しみにしていました。予想以上の素敵なお話でした~♪

綺麗なのに、厳しい性格の乙矢(受け)がツンデレで可愛い!!老執事の富益にだけ心を開いていて、そこがまた可愛くて可愛くて・・・
攻めの原田は、どう見ても体育会系なのに過去の部活はマネージャーをやっているという(笑)面倒見の良く、我慢強く、格好良か…

3

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

面白かった!

私、気に入ったお話だと、一度読んだ後すぐにパラパラとお気に入りの部分だけ二度読み三度読みしちゃうんですよね。
このお話はなんというか、ワクワクしました!
シリーズの一冊目だということで、二人の紹介的な軽いお仕事のお話と、ラブに片足突っ込んじゃうとこまで。
気持ちはわからない、けどカラダは惹かれる、みたいな。

攻の鷹目は学歴も身長も顔も優秀だけど、対人関係が上手くない、堅物で潔癖で、それ…

10

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

いくつになってもピュアなはつ恋

弁護士という職業に若干あぐらをかいている久我山、31歳が高校時代の恩師、曽根の葬儀の帰りに事故にあい高校時代(17歳)に時間が戻され曽根と再会?当時を再び体験するというタイムスリップもの。
久我山が当時のことをあまり覚えていないことに違和感を感じましたが時をさかのぼったことでその理由が見えてきます。
31歳の心のまま17歳を再び体験するなかでたくさんのことに気づき久我山は曽根に恋をします。

3

永遠の昨日(新装版) 小説

榎田尤利  紺野キタ 

初めての「愛」でした

高校生というまだ心が発展途上のなかでのふたりの関係。

浩一が逝って、残されたみっちゃんの心に果たして何が残ったのでしょうか。
初めて「好きだ」と言われた言葉。
浩一の体温。
たとえ、死者と生者であっても、ふたりの関係は、絆は、きっと「愛」だったのだと思います。

ラストにみっゃんが零した笑み。
彼のなかで浩一は永遠に心に残っているのだと思います。

ふたりが作り上げた初めての…

2

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

楽しい番外編

交渉人シリーズ番外編です。
おっきいキヨとちっちゃいトモの話です。
本編では出会いからキヨがトモにラブラブでしたが、この番外編でトモの気持ちもわかります。
ゴミ屋敷掃除の最中にみつけたイチローのママをさがすことからまたヤクザ&裏世界にかかわる事件発生です。
この事件に係わった相手がキヨの過去とリンクしていました。
今回、芽吹は兵頭に可愛がられるだけの人(笑)で、最後は、格好良く兵…

1

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

大団円

紆余曲折、艱難辛苦を乗り越えて、タイトル通りの大団円でした。
めでたく、バカップルの誕生です。
毎度、毎度、傷だらけになる芽吹を男は黙って(笑)見守り続けた兵頭に拍手を送りたいと思います♪
最後まで残念だったのが鵜沢(怒)彼は救いようのないバカなので儚くなってしまっても良かったのに・・・きっと、ほとぼりが冷めた頃、またふたりの邪魔をしにくるに違いない。
あと、小冊子とキヨとトモの番外編が残…

3

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

若干ラストに不満かな

前回を引きずって傷心の芽吹です。
格好悪いただのオヤジになりさがっていたり(笑)環にだまされたこともそうですが、兵頭との不和の方がダメージ大き感じ・・・。
兵頭は芽吹にとっていつのまにかなくなてはならない存在になっていたのですね。
そして、芽吹を支える周囲の人たちが素敵です。
チーム芽吹がスーパー詐欺師・環を追い込んでいく過程が痛快でした♪
芽吹が兵頭に投げた甘栗がそういう意味をもってい…

2

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

ちょっと苦しい展開ですが・・・

なんか、やっと本題に入ったというか、芽吹が精神的に追いつめられたりするあたりに榎田さんらしさを感じますがどうなんだろう?
他人に優しく自分に厳しい人って本当は隠された弱い部分を持っていて芽吹もそうだった。
芽吹の問題で外からどうしてあげることもできない。
さらには、今回は立場の違いが前面に出てきて兵頭も芽吹と対立します。
可哀想だけど芽吹が悪いと思う。
このお話は次巻へ続きます。
でも…

1

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

振り返って反省するべき

シリーズ3作目、相変わらず危ない橋を渡る芽吹。
私的には、結果を考えないで無鉄砲に飛びだしていって自分は傷ついてもいいや~(そして、攻さまが必ず助けてくれるというパターン)と思う受さまは、反省していただきたいわけです。
お約束とはいえ、人としてどうよ!みたいに思うわけです。
兵頭も七五三野もハラハラし通しで安心できないでしょう。
さらに、兵頭と七五三野の嫁×小姑対決みたいなのも過熱化してき…

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交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

脇役も個性的

いきなり出でくる、たぶん、兵頭の携帯の待ち受けに笑い、さらにホストになっている芽吹に笑ってしまいました(年齢的に無理がありすぎる~)。
兵頭に横抱きされている挿絵にも拍手♪
芽吹ネゴオフィスのさゆりさんとキヨ。
アヤカも智紀もすっかりレギュラー。
今回は、兵頭の前科にまつわるお話でしたが、その割に暗くならず1作目と同じく軽やかに話が進みます。
ただ、ちょっとだけ芽吹の無鉄砲さというか、跳…

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