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榎田尤利 藤たまき
茶鬼
この一番新しい榎田尤利作品集の作品コンビネーションは今までで一番両極端をいってしまった組み合わせかもしれません。 片や青春の悩み苦しみを通してのびやかに成長していく姿を音大を舞台に描いた【Largo】と、 片や愛する人に触れてもらえない苦しみと、触れられない苦しみがすれ違い痛い展開を見せる表題【明日が世界の終わりでも】と 同じ榎田作品でも、読者の好みと評価が極端に別れる作品が詰め合わせされて…
榎田尤利 依田沙江美
snowblack
ネタバレ
今回の榎田先生の新装版「明日が世界の終わりでも」に、 この「largo」も収録されていると聞きました。(どういう組み合わせ?と思わなくもないw) 旧版はどちらも、茶屋町さんと依田さんという好きな絵師さんが挿絵を担当されていて 個人的にはそれが魅力だったこともあり、新装版を読むかどうかはまだ分かりませんが、 とりあえず旧版のレビューも残しておきたいと思った次第。 …
榎田尤利
ちはるぅむ
榎田尤利先生は人気な先生なだけあって 短編でも面白い作品が書ける稀有な存在でいらっしゃる。 挿絵も人気作家さんで固めてるので 表紙だけで欲しいと思わせたり カバーの手触りとか、とにかく上質な感じだ。 でもこの作品、あくまでも入門書だと思う。 高級洋菓子店のスイーツを、ちょっとずつテイスティングしてる感覚。 「もっと食べたいのにもうないの?」そんな感じ。 榎田先生の世界観はこ…
榎田尤利 奈良千春
カイ
本屋で立ち読みした時は正直「料理本だしな~」 と、かなり悩んでその時は購入を諦めたんですが 結局気になって買ってしまったという…(^^;) ショートコミックやショートストーリーに負けてしまったのです。 で、買ったからには何かは作ってみたいと思い 昨日の夕ご飯にと作ってみたのが「P.87のみぞれ鍋」 しゃぶしゃぶするのは簡易コンロ出さないと駄目なので お肉は既に鍋で煮てしまいました…
雀影
全く味わいの違う作品が2本で1冊。 音大生の物語「largo」が一つめ。 これは、音大のピアノ科の同期生が、音楽の才能と恋愛との間で葛藤する話。 爽やかなハッピーエンド。 表題作「明日が世界の終わりでも」は、「明日が世界の終わりでも」「約束」「集い」の3章と「witness」までで一つ。 この表題作が、なかなか無茶な設定と展開でガツンとかましていて、あとの2編でいい話の方向へ持って行こう…
榎田尤利 町屋はとこ
寅乃助
町屋はとこ氏の作品が大好きです。 原作付は好きではないのですが、もう読むものが無かったので購入してみました。 3巻イッキ読みです。 すごく良くできたラブストーリーだと思うのですが 文字を読む感が強くて、やはり「萌」を抜け切れませんでした。
恋愛シリーズ、全プレ小冊子。 まず、クラフト紙の表紙と裏表紙には、一面赤でやきのりが…(笑) 町屋さん画のみならず、榎田さん画のやきのりもたーくさん。 「あーもう!!サガンさんイコジすぎるにゃ!」とか、 やきのりが鏡餅になって「今年もよろしくです」とか、セリフも可愛い。 と、まず表紙だけでも楽しめます。 そしてめくると、榎田さんと町屋さんのコラボを振り返っての対談。 そしてお…
榎田尤利 茶屋町勝呂
かつて茶屋町勝呂さんの挿絵に惹かれて手にとった、榎田本。 榎田先生は、BL界きっての安定した暖かい世界観のエンターテイメントを送り出す大作家さんだが このところ続いている新装版の流れのお次は、この「明日は世界の終わりでも」とのこと。 この古い作品に再度脚光が当たるのは歓迎なのだが、新装版になるにあたり挿絵が変わる模様。 藤たまきさんも好きな作家さんではあるのだが、この作品には茶屋町さん!と…
榎田尤利 円陣闇丸
blacksima
前作ではルコちゃんの汚部屋っぷりに大笑いしつつ、本を読んでる自分の部屋とそんなに変わんないよね・・・(でも生ゴミと虫は居ません!)遠い目をしつつ切なくなったりしましたが(笑) 二人がくっついてからの続編ということで、わっくわくして読みました。 東海林がすっごい不憫なのは、大変だなぁと思いつつ、とても楽しかったんですが、ルコちゃんが「自分が居たら東海林が苦労するだけだ」って、離れるシーンも切…
榎田尤利 高階佑
絵夢
レビューの順番は前後していますが、この作品が、私にとっての榎田さん、初読みです。「Blue Rose」「Sleeping Rose」「Weeds」3編収録されています。 「FILAMENT」は花をオーダーできるバー、その中でもっとも高価な青薔薇、百瀬青。 過去と再会することで壊れていく(壊れてしまいたいと思っている)青。 その過程が重く辛いですが、そんな青を様々な立場から思う人がいて救われま…