榎田尤利さんのレビュー一覧

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

6匹の中から1匹を探す話

シリーズ3作目ですが全部はつながってないのでこれだけで全然読めます。
むしろこの本に関してはPet Loversという単語がほとんど出てこないので最初に読んでもいいかもしれません。

遺産相続を出来るのは6匹の中からシュレディンガーという名前の猫を探すこと。
そんな中から猫探しをはじめるのですがオチがなんとなくわかってしまったのがちょっと残念でした。
でも全体を通して面白かったです。遺産…

1

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

ライオンカッコいい

シリーズの1作目の犬の話はまだ読めてません。

まず読んでて痛かった・・・。じっと暴力にたえている千昭は可哀相でしかたなかったです。義兄は最悪なキャラではないでしょうか。いくら千昭の不注意のせいの事故とはいえここまでする?!と思ってしまいました。
そんな千昭はお母さんと妹を守るため必死にたえる。もう言葉がでませんでした。
そんな千昭のピンチに出会いこそ最悪ですが助けに来るライオンカッコいい…

2

erotica 小説

榎田尤利 

ウィットとエロスが詰まった一冊

「短編集」とあったので、榎田作品の試し読み的な感覚で読みました。

性愛がテーマの短編6作。SM・リバ・3Pなど、さまざまなシチュで性愛を描きながら、そこに登場人物たちの内面・人間模様を映し出した作品集です。
エロなしの「書生の戀」以外は、時にコミカルな文体で笑いの要素も挟みつつ、エロスもがっつり読ませてくれます。

「痛い靴」・「ストロベリー」の二作が、黒いハイヒールに赤いペディキュア…

5

交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版 小説

榎田尤利  奈良千春 

幸せの果ての、幸せの詰め合わせ

まずは、100冊記念を心よりお祝い申し上げます。

「交渉人」も勿論好きで大変面白く読んだ作品なのですが、
私のBL小説事始めだった「魚住くんシリーズ」、
そして榎田作品で特別に好きな「ラブトラ」の番外編が読めるということで
非常に楽しみにして読みました。

本編は、臨時収入で慰安旅行に沖縄にやってきた芽吹と事務所の面々。
勿論、どこまででも探して追いかけてくる兵頭、とその手下達。…

9

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

2年と少し。

前に発売されたこのシリーズ最終巻。今現在、さらに最新刊の記念本が出ているわけですが、今になって購入し読むに至りました。交渉人シリーズは読んでいたものの、前作までで何となく満足してしまい安くなれば買おうかなくらいに思っていました、が、最近自分の中で榎田先生祭りが開催されたので勢いに乗り読破しました。
芽吹が兵頭と双璧になってくれたら、っていう周防のモノローグがよかった。
兵頭の片腕の芽吹なんてか…

2

きみといっしょに温泉に行こう グッズ

2人で東北の地へ

物語は本編終了後、イタリアへ旅立つ1ヶ月ほど前のエピソードです。
友人の律から温泉に行ったという話を聞き、仕事の引継ぎで多忙の中、なんとか東海林は2泊3日の休みを取ります。
ルコちゃんも早めに原稿を仕上げて、2人で温泉でゆっくりする予定だったんですが…原稿が上がらず、なんと飛行場で仕上げて宅配便で送るはめに…(笑)。
その前にもルコちゃんは徹夜をしていたので、ホテルで爆睡するんじゃないかと心…

0

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

茜姉さんと呼ばせて下さい

漫画家シリーズ最終巻ということで、他の作品の主役たちもちょこっと脇役で登場しています。
ただ、このカプでの前作「きみがいなけりゃ息もできない」さえ読んでいれば、他の3冊は読んでいなくてもストーリーは理解できるようになっています。

相変わらず生活能力ゼロのルコちゃんなんですが、今回はちょっと無理をしてしまいましたね^^;
そのせいで自分も東海林も苦しめる結果になってしまいます。
詳しいお…

3

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

丸々1冊で読んでみたかった短編が二つ

『愛なら売るほど』
受けが可愛いのはもちろんなんですけど何だか攻めも可愛く、同級生
萌えしてました。最初は若干攻めの印象が悪かったんですが、話が
進むにつれていい奴に思えたので良かったです。そして途中飴屋が
藤野と橘の仲を誤解してしまうんですけど、その時の飴屋と藤野の
会話が、某お笑いコンビのようにかみ合ってないのにかみ合ってて
思わず笑ってしまったwww嫉妬する飴屋可愛いwww

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きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

「きみがいたんじゃ転居できない」

旧版の方で本編のレビューを書いているので、こちらでは新装版で追加された「きみがいたんじゃ転居できない」についてのレビューを書こうと思います。
「神」評価は本編と合わせての評価です。

「きみがいたんじゃ転居できない」は小説b-Boyに2005年に掲載された作品だそうです。
2人が大学で再会する時のエピソード。
本編の方で高校3年間離れていたというのは分かっていたのですが、小学校・中学校と…

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きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

ルコちゃんは小さな子供みたいなんだなぁ

この作品を好きになれるかどうかというのは、受け様のルコちゃんにかかってる可能性が大きいと思います。
もうすっごく生活能力に欠ける大人なので、そこが好きになれるというか許せるかどうかという所だと思うんですよね。
私も基本、ダメダメな大人は好きじゃないんですが、ルコちゃんの純粋さとか、東海林にすがる時のなんとも拒めない表情で許してしまうんですよね…。
今回読み返してみて、このルコちゃんの赤ん坊の…

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