榎田尤利さんのレビュー一覧

交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版 小説

榎田尤利  奈良千春 

幸せの果ての、幸せの詰め合わせ

まずは、100冊記念を心よりお祝い申し上げます。

「交渉人」も勿論好きで大変面白く読んだ作品なのですが、
私のBL小説事始めだった「魚住くんシリーズ」、
そして榎田作品で特別に好きな「ラブトラ」の番外編が読めるということで
非常に楽しみにして読みました。

本編は、臨時収入で慰安旅行に沖縄にやってきた芽吹と事務所の面々。
勿論、どこまででも探して追いかけてくる兵頭、とその手下達。…

9

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

2年と少し。

前に発売されたこのシリーズ最終巻。今現在、さらに最新刊の記念本が出ているわけですが、今になって購入し読むに至りました。交渉人シリーズは読んでいたものの、前作までで何となく満足してしまい安くなれば買おうかなくらいに思っていました、が、最近自分の中で榎田先生祭りが開催されたので勢いに乗り読破しました。
芽吹が兵頭と双璧になってくれたら、っていう周防のモノローグがよかった。
兵頭の片腕の芽吹なんてか…

2

きみといっしょに温泉に行こう グッズ

2人で東北の地へ

物語は本編終了後、イタリアへ旅立つ1ヶ月ほど前のエピソードです。
友人の律から温泉に行ったという話を聞き、仕事の引継ぎで多忙の中、なんとか東海林は2泊3日の休みを取ります。
ルコちゃんも早めに原稿を仕上げて、2人で温泉でゆっくりする予定だったんですが…原稿が上がらず、なんと飛行場で仕上げて宅配便で送るはめに…(笑)。
その前にもルコちゃんは徹夜をしていたので、ホテルで爆睡するんじゃないかと心…

0

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

茜姉さんと呼ばせて下さい

漫画家シリーズ最終巻ということで、他の作品の主役たちもちょこっと脇役で登場しています。
ただ、このカプでの前作「きみがいなけりゃ息もできない」さえ読んでいれば、他の3冊は読んでいなくてもストーリーは理解できるようになっています。

相変わらず生活能力ゼロのルコちゃんなんですが、今回はちょっと無理をしてしまいましたね^^;
そのせいで自分も東海林も苦しめる結果になってしまいます。
詳しいお…

3

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

丸々1冊で読んでみたかった短編が二つ

『愛なら売るほど』
受けが可愛いのはもちろんなんですけど何だか攻めも可愛く、同級生
萌えしてました。最初は若干攻めの印象が悪かったんですが、話が
進むにつれていい奴に思えたので良かったです。そして途中飴屋が
藤野と橘の仲を誤解してしまうんですけど、その時の飴屋と藤野の
会話が、某お笑いコンビのようにかみ合ってないのにかみ合ってて
思わず笑ってしまったwww嫉妬する飴屋可愛いwww

2

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

「きみがいたんじゃ転居できない」

旧版の方で本編のレビューを書いているので、こちらでは新装版で追加された「きみがいたんじゃ転居できない」についてのレビューを書こうと思います。
「神」評価は本編と合わせての評価です。

「きみがいたんじゃ転居できない」は小説b-Boyに2005年に掲載された作品だそうです。
2人が大学で再会する時のエピソード。
本編の方で高校3年間離れていたというのは分かっていたのですが、小学校・中学校と…

3

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

ルコちゃんは小さな子供みたいなんだなぁ

この作品を好きになれるかどうかというのは、受け様のルコちゃんにかかってる可能性が大きいと思います。
もうすっごく生活能力に欠ける大人なので、そこが好きになれるというか許せるかどうかという所だと思うんですよね。
私も基本、ダメダメな大人は好きじゃないんですが、ルコちゃんの純粋さとか、東海林にすがる時のなんとも拒めない表情で許してしまうんですよね…。
今回読み返してみて、このルコちゃんの赤ん坊の…

2

交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版 小説

榎田尤利  奈良千春 

さいこう

本当にもう最高としか言えません。
交渉人の本編で感動させられて、別冊では魚住たちに目頭を熱くさせられて…。
本当にもう先生ありがとうと言いたくて仕方がない。

交渉人のほうは相変わらずで、笑いあり、シリアスあり、エロありで純粋に面白かった。
相変わらず兵藤は芽吹さん一直線で、でもやっぱり喧嘩ばかりでそれがまた愛おしい。
芽吹さんの若林に対する感情もマイナスなだけではなく、少しライトにな…

7

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

猫のってかわいい

登場人物が恋愛履歴書として冒頭に収められているのですが
これ結構好きでついつい何度も見てしまう。

淳平が部屋をでていってしまい
今更ながら淳平の大きさを痛感する津森。

この作品に出てくる4人はそれぞれに過去がある。当たり前だけど。

後悔のある死。しかも
こちら側の気持ちだからこそ
自分の問題。

この作品はそれぞれのカップルが
間違った選択をしてしまう
間違ってい…

1

恋とは呼べない (2) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

沢山課題がある気がした

恋は落ちるもんだよ。
これはまことしやかな呪文のように昔から言われているけれど
津森が言うとよけいに真実味を帯びる。

メガネで黒髪真面目な津森は
得意なタイプじゃないけど
猫を通して見るよね彼はとても
優しい。

彼女の死についてこの巻では
しっかり描かれています。
好きな気持ちは一人でどうにもなるものでもないし、
彼女を責める気持ちは私には全くない
誰もないか?
そ…

1
PAGE TOP