榎田尤利さんのレビュー一覧

聖夜 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  ヨネダコウ 

長編

全部で2つのストーリーが入っていました。

2作ともどちらも読み応えがありましたね。
面白かったです。

1つめの作品、編集さんと絵描きさん。
絵描きさんの過去だったり、編集さんの彼女だったり
またその編集さんの目の問題だったり
とにかく色々な要素が入っていて
せつなくなったりワクワクドキドキしたり。
ストーリーの中で活きていて楽しめました。

2つ目の作品は、長い時間のス…

3

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

キヨトモがかっこかわいいッ!

キヨもトモもかわいいっ!!なのに、キヨもトモもちゃんとかっこいいッ!

久しぶりにBL小説を読もう!と手に取ったのがこちらの作品。
しかも交渉人シリーズ未読(笑)で、知識は交渉人シリーズのCDのみでした。
今思うと、なぜこれを手に取った!?と我ながら不思議ですが、CDの時に好みだと思った無口ワンコと小賢しい少年の小説だったからかもしれません。

結果。買ってよかったです。
デカイキヨ…

6

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

レビューは大事

この本、読んだの、2度目。

このシリーズ?リブレからでているマンガ家さんが主人公の一連の作品。
とりあえず、フェアだのなんだので、シリーズ全部揃っているようないないような、買ってすぐに読んだような、いないような、、
未読と既読未レビュー、どっちつかずの積み箱から発掘。

やっぱり、前に読んでる。
でも、やっぱりおもしろい。
ぐいぐい読めちゃう。

素直にごめんなさいがいえない…

2

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

偽蛇?

 犬、獅子、猫と順当に読み進めて最後に蛇。随分間は空いてしまいましたが、順番的には間違わずにたどりつけたようです。

 「蛇」というからにはさぞかしニッチでマニア受けしかしない癖のあるキャラを想像してたんですが、どうしてどうして。このニョロリ君、腐女子の夢(妄想?)をありったけ詰め込んだような、ある意味「理想の攻め」じゃありませんか。

 ビジュアルはクールで印象的、家事は万能。必要に応じ…

1

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

あまあま~

丸ごと一冊ひとつのストーリー。

いやぁ、「二木」くんは特殊人物ですねw
マンガを描く、という能力には長けているわけですが
それ以外がダメ。
いや・・・ダメと言う言葉では当てはまらないっすね。
ダメというレベルじゃない(笑)
でも東海林が居るからいいんですね、それで。
元々、東海林本人も「俺のせい」と言うくらい
東海林の甘やかし続けた結果ということなんで
責任とって世話してるわ…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

萌え要素などいらぬ2人。

これからシリーズ物を読むぞという気持ちで読んだからか、シリーズの導入部という印象を受けました。
…最後までいたさなかったし。
あそこまでしといて最後までしないって兵頭さん紳士だと思います。
挿絵がエロエロだったので特に不満はないですが(笑)。

とても魅力的だったのは、兵頭と芽吹のキャラクターです。
単なる俺様攻めと美人受けではなく、どちらも大人の経験値と小粋さと色気が備わっていて実を…

5

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

Pet Loversの設定は凄く好きです。

Pet Loversの1作目ですが、蛇、獅子、犬の順に読みました。

今回の作品ですが、私は調教物やSM物は苦手でも好物でもありません。
なので攻めと受けの間に愛があれば全く問題ないジャンルだと思うのですが、この2人にはちょっとついていけませんでした。
主に攻めの轡田さんの考え方がよく分からず、ついていけなかったのだと思います。
誠実だし責任感があってかなり好印象な攻め様だなぁと思ってい…

3

普通のひと 小説

榎田尤利  木下けい子 

的場さんに怒鳴られたい

この作品を読んでセクシャリティについて考えさせられました。
グレーゾーンが多いのだそうですね。
恥ずかしながら目から鱗でした。
白黒つけて線を引いて分かった風になっていたし、自分の”普通”が狭くあてにならないものなんだと気付かされました。
でも改めて考える機会もあんまりないんですよね。なるほど…
読む前だったらノンケ同士ってありえるのかよと思いましたが、自分の中の”普通”がぐらつくので、…

5

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

さすがこのblがやばい1位

図書館で予約したら待てど暮らせど来ず。どんだけみんな予約してるんだーっと、おもいながら待つこと1年!!1年待ってようやく読めた。待たせすぎ待たせすぎ。もう舐めるように読んだ。すっごいよかった。

神経質な鷹目とだらしない千里という、二人の正反対の性格がすごくよかった。それに加えて、千里のあの驚異的な嗅覚が二人の距離を遠ざけたり縮めたりする。

鷹目が実は結構エロくて素敵だった。アタ…

2

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

幸薄っぷりが痛かった。

この作品は、千昭が義兄の深見からどうやって解放されるのかという所が一番気になりました。
ただでさえプライドの高い深見が、火傷をして雄としての矜持を傷つけれられ、一生女性と関係を持つことができないという傷は確かに相当なものだと思います。
なので加害者である千昭を道ずれにしたい気持ちも、幸せになることを許さない気持ちも理解できました。
しかし、実際は過去に数人の女性とちゃかり関係を結んでいたんで…

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