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榎田尤利 佐々木久美子
むつこ
最高でした。 超おもしろかった。 オススメです。 ウーン執事モノか…こういう、設定萌えに頼ったような話はどうなんだろう…別に私、執事萌えはないし…と微妙に不安に思い、『でも榎田尤利さんだし、はずすことはないだろう』と読んだんですが、期待をはるかに超える面白さでした。 というわけで宗旨がえします。執事萌え! 主人公は執事見習い(攻め)です。無口な体育会系。 引き合わされた美貌の旦那さま(受け)に…
榎田尤利 ライトグラフII
プチファンタジーなお話です。 ヨーロッパにあった架空の国の昔のお話。妖精さんとか出てきます。 ファンタジー系は私には苦手な設定なんですが、さすが榎田尤利さん、楽しく読めました。 主人公は年若い美貌の領主(受け)です。見た目は繊細でカワイイのに、常に毅然としててカッコイイ。領民から慕われてます。 幼馴染みで、小さいころに離ればなれになった年下の青年(攻め)と再会するところから物語が始まります。 可…
榎田尤利 稲荷家房之介
榎田尤利さんらしい作品でした。文章が上手で、テンポが良くて、笑えて、切なくなれて、優しくて、面白い。 安定してますね。多作なのに安心して読める作品が多いというのがスゴイ。 悪人がほとんど出てこないっていうのも嬉しい。 木原音瀬さんや水原とほるさんでズタボロになった私の心を癒してくれるのが榎田尤利さんのコミカルなBL小説かもしれませんw 日本の庶民の画商(攻め)と、架空の国のヨーロッパの貧乏貴族(…
榎田尤利 蓮川愛
榎田尤利さんは器用な作家さんだなァと改めて思いました。 舞台は遊郭なんですが、遊郭に必要な萌え要素はきっちり詰め込んだ小説になってました。 水揚げ、足抜け、頼りになる姐さん花魁、花魁道中、身請け、慕ってくる禿、etc 満足なんですが、微妙に不満かなー。 男花魁になった受けに、もうちょい苦労させたかったなァと。愛する男に水揚げして貰えるなんて、苦労が足りん。どうせなら不細工なヒヒジジイに水揚げしても…
榎田尤利 宮本佳野
Coo
大財閥の御曹司でありながら、その地位をあっさり捨て 子供の頃からの夢だったカフェ経営を始めた篠宮 (見た目は紳士だが、実はSっ気たっぷり)と、 父が病に倒れたことにより、小さな珈琲店を引き継いだ ネルドリップの天才、水樹(勝ち気な美人猫)のお話です。 文章も巧く、読みやすい作品でしたが、 水樹の家庭の事情にスポットが当たりすぎていて、 (これはこれで読ませるエピソードなのですが……
榎田尤利 円陣闇丸
漫画家シリーズ五作目にして最終巻、一作目に登場したルコちゃんと東海林の珍コンビが主役に返り咲いて、フィナーレです。 このシリーズはどの巻も面白かったなァ。榎田尤利さんの大ファンになったシリーズでもありました。 一作目でちょっと成長したと思えたルコちゃんですが、いきなり退化してますw 東海林とのラブラブイチャイチャ生活のなかで、退行が進んでしまったんでしょうか。 冒頭から、生活能力がないアホバカな…
漫画家シリーズの四作目です。 ついに人外モノが登場しました。 漫画オタクで、漫画のためなら何でもできちゃう藍は、人気漫画家の黒田瑞祥の担当になります。 その黒田瑞祥は実は吸血鬼である、という設定。 黒田瑞祥は暇つぶしに漫画を書いている。担当をいじめるのも暇つぶし。 暇つぶしで黒田にいじめられる藍は、何されようがメゲナイ。漫画のためならたとえ火の中でも水の中でも、コスプレでもセックスでも。 ただし藍…
榎田尤利 高橋悠
シリーズ第三段です。中編が二つと超短編が一つ入ってます。 私はシリーズのなかでこの作品が一番好き。 ちなみにこのシリーズ、シリーズとはいっても、一作ごとに登場人物が変わるので、どこから読んでも大丈夫ですー。 幼馴染み・再会モノです。 大人しくて泣き虫な超人気漫画家(受)と、イケメンのモテ男だけど人を愛したことがないリーマン(攻)の恋。 二人は高校の同級生で、同窓会をきっかけにゆるゆると交流が始ま…
榎田尤利 北上れん
榎田尤利さんの漫画家シリーズの第二段です。このシリーズ大好きだ。 榎田さんの描く、働く男たちが好きです。藤井沢商店街シリーズしかり。ちゃんと地に足がついてるというか。 センスとテンポのいいユーモアをふんだんに混じえてテンポよく進むストーリーは、ほんと最高に面白いです。 今回は、謝れない男vs謝れない男。 高飛車で俺様なハードボイルド小説家(攻)と高飛車で俺様な漫画家(受)の、似たもの同士の恋です…
榎田尤利 石原理
ついに最終巻です。 やっぱりこういう結末だったか…という、ある種予定調和的な終わり方でした。 美貌の探偵、真音。 真音に執着するシリアルキラーの槇。 二人の過去が完全に明らかになり、長かった追いかけっこの決着がつくんですが、なかなか壮絶でした。 できたら、二人の少年時代からのエピソードを、そのまんま時系列に並べた物語として読みたかったなー。 サイコパスになってしまった槇に、感情移入しきれなかった…