榎田尤利さんのレビュー一覧

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

おもしろいw

前作の交渉人は黙らないの続編。
相変わらずおもしろかったですw
今回の舞台はホスト。
芽吹が依頼のためホストになって、兵頭が来たときはもしかしてとは思いましたが…兵頭、芽吹指名ww

シリアスな中にところどころギャグが散りばめられていてほんとにおもしろかったですw
芽吹が依頼人を心から信じていて、まさに「交渉人は疑わない」というタイトルにぴったりだなと。
兵頭の過去もわかりましたね~…

2

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

待ってたました 3巻!!

シリアスとコミカルな感じが
ちょうどいい具合で
ホントー期待通りで面白かったです。一気読み×2(笑)

相変わらずの 兵頭×芽吹のやり取り。
なかなか芽吹きは言葉にして 
兵頭に 思いを伝えないのだけれど(嫉妬したりしてるくせにね~) 
身体はしっかり反応してて・・・うふふっ♪でした。

兵頭も
ここぞという時に 表で時には陰でしっかり芽吹を支えていて男前でした。
惚れちゃい…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

Not ネコ屋

ヤクザ×交渉人。
内容はハードかなあと思ってましたが、そんなことありませんでした。
むしろおもしろかったですw

交渉人として自分の事務所を持つ芽吹のもとにある男が現れます。
男はここは自分のシマだからお前は俺のものになれと勝手なことを言い芽吹を混乱させます。
でも男の顔をよく見ると…高校のときの後輩の兵頭だったのです。
しかも彼はヤクザの若頭になっていてホモだという噂が。
そんな…

2

Stepbrother 小説

榎田尤利  国枝彩香 

ツンツンして嫌な上司が親の再婚によって、弟に?!

人事異動で新たに健輔の上司になったのは顔は綺麗だけれど、陰険でとっつきにくい男、高橋。
異動してきたその日に部署中のほとんどの人間を敵に回した高橋に、健輔も強い反感を抱くが……
そんな時降ってわいた実の父親の再婚話。
素直に父と新しく母親となった人を祝福する健輔だったが、その連れ子はなんと上司の高橋だった?!

榎田さんお得意の不器用受とそれを放っておけない包容力のある攻のお話(攻視点)…

4

普通のひと 小説

榎田尤利  木下けい子 

“普通の恋”がしたいっv

タイトルにもある“普通”をテーマに語られる
ノーマル同士の恋物語。

おぼつない花島をかわいがって面倒みてくれる営業マン 的場
Gデザイナーから編集者として転職した 花島

職場の先輩後輩的な関係から、恋へと落ちるんだけど
ふたりともノーマルで男性経験はないw

ゲイバーのママ達のアドバイスなどもあって
“普通のひと”だったノーマルふたりが、ゆっくりと恋をはぐくむ。
分厚い本…

4

名前のない色 小説

榎田尤利  宮本佳野 

辛くて優しい恋の話

編集者とイラストレーターの辛い恋の物語。
攻が受のことを放っておけなくなるのは榎田さんのいつもの黄金パターンですが、今回はなんとも痛々しいです。
昔の男が忘れられず、破滅思考の水窪と、彼に惚れてしまったせいで追い込まれていくまだ年若い編集者の藤野。
恋に墜落していく……っていう感覚がいまいちつかみきれなかったけれど、自分の気持ちを自覚した後の藤野の葛藤がさすがだなあ、と。

タイトルの意…

5

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

痛い

今のマスコミとか、風潮とか、いろいろ考えさせられちゃう今作。

さゆりさんの振り込め詐欺をきっかけに、芽吹が弁護士時代に担当した事件や、芽吹の過去もいろいろ出てきて、いかにもシリーズ物らしい展開。

「信じる」をキーワードに、今回はかなりつらい展開で、バッドトリップ中の芽吹が痛々しい。
それでも「信じたい」とがんばる芽吹
結末はかなりつらいけど、どこかに必ず救いはあるのね。

今作…

2

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

第3弾ですねっ♪

交渉人シリーズも3冊目です。
裏社会というか・・・ヤのつく自由業のお話が好きな自分です。
第1弾は「交渉人は黙らない」
第2弾は「交渉人は疑わない」
でした。

今回は”振り返らない”ということで、芽吹の弁護士時代の話が絡んできます。
今回は前作で出てきたホストクラブのミツオからの依頼が発端となっています。
様子のおかしいミツオの友人の斉藤が振り込め詐欺のグループに加わっていること…

6

華の闇 小説

榎田尤利  蓮川愛 

苦手な遊郭ものに感涙

すごい、すごいよかった~~~!泣きました~。

榎田さんは大好きですが、どーも遊郭ものは(特に受けが遊女とか男娼だと)食わず嫌いしてまして・・・・・・・・・なんともったいないことをしていたのか!
やーーー、さすがです。榎田さん。憎いねっ。切ない切ないお話でしたね。

男ながら、借金のために吉原の遊女になった17歳の暁芳と、13歳の頃の暁芳を知る財閥の御曹司、貴師が客と新造として再会する冒…

3

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

猫なら許される

榎田さんのPetLoverシリーズ、ちっょと苦手視していて、これまでの二冊は読んでいないのですが、今回のはタイトルに惹かれて購入!
は~~泣けました。

もしラブがなくても、設定だけですごく魅力的で、素敵でした。
時折挟まる毬崗老の日記がまた、なかなかいい。
孤独で誰も信じていないと思われていた老人が、その心のうちでは、猫も、人も、大切に思い、妻子との確執を後悔していたことが短い文章から…

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