榎田尤利さんのレビュー一覧

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

馬鹿は何もしないで愛されていろ

家事生活能力ゼロの漫画家・二木と
すべて出来る東海林のお話続編です。

相変わらずの汚部屋スタートw
晴れて恋人同士になった二木と東海林。
恋人同士になったという甘えも加わり
二木の東海林への依存は増すばかり・・・

楽しみにしていた旅行が流れたぐらいで拗ねたり
まあ背景には幼少期の傷もあるのだろうけど
それにしても女々しくって女々しくって女の腐ったやつみたい。

前作でや…

5

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

こんな受けは大嫌いっなのに涙涙

漫画家シリーズ1冊目。
家事生活能力ゼロ。
漫画を描くことしかできないくせに
その唯一の漫画を描くことですらひとりでままならないという
どうしようもない二木。

正直、私は二木には萌えないです。
自分のことを自分で出来ない人をかわいいとは思えないので
こんな受けは大嫌いっ。

二木を支えるのは有名な美術商の次男坊の東海林。
中学まで一緒で、大学で再会し
二木の世話係りを大学…

7

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

すごく大げさな泣きどころとかエロどころはないのに 非常にいい気分で最後まで楽しめる心地よさ!

漫画家シリーズは、なんでもアリだな!
漫画家シリーズ初の漫画家攻め。
そんで今回は、漫画家が吸血鬼なんですw
永遠の時間を彷徨う吸血鬼が暇つぶしで日本で
漫画家やってるなんてwww
アシスタントは、化け猫。
なんという設定・:*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・

吸血鬼の好物は処女の生き血ですから
受けは、オタクの担当編集者で処女・・・もとい童貞w

すばらしきかな!…

2

愛なら売るほど 小説

榎田尤利  高橋悠 

レディースコミック作家の恋

『愛なら売るほど』
レディコミ作家の恋のお話と
『愛ならいらない』
レディコミ作家の編集者の恋のお話と
2話入ってます。

真実の愛を探し求める彷徨人 姫女苑麗奈という
レディースコミックの主人公が2話を絶妙に繋いでいるのですが
『愛ならいらない』は、余分だったような気がしないでもない。

姫女苑麗奈は、奔放に恋をして失恋し傷つきながらも
たくましくまた恋をするという
レデ…

1

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

男の律が少女マンガを描く本当の理由に納得。

小説家と漫画家
自分の世界を表現する仕事をしている者同士いじっぱりw

喧嘩で初顔合わせして
仕事で再会して
共同作業をしながら惹かれあうというパターン。

主人公の律は、いとこのニューハーフの影響で
少女マンガを読むようになって自ら少女マンガを描くようになってる。
少女マンガという世界に身を投じたかったのは律だったのだなぁと。
ノンケ設定だけど、同性の久々野に惹かれていく心情…

1

華の闇 小説

榎田尤利  蓮川愛 

陰間ではなく、男花魁。ボーイズラブ版『吉原炎上』でした。

遊郭モノではあるけど、陰間ではなく
女ばかりの大見世で、ただひとり男花魁として春を売る
華嵐(からん)

遊郭に身を堕とす前に心惹かれていた
南条財閥の御曹司・貴師と遊女として再会するんです。

男として女の世界で、女と対等に身体を売るという設定は
はじめてでした。

水揚げしてくれた貴師に想いを寄せる華嵐
貴師もまた華嵐に想いを寄せ、手に手をとっておしまいv
っていうんじ…

0

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

年下蛇攻め!蛇へのイメージがだいぶ変わりました。

Pet Lovers シリーズ ラストは蛇。

実はPet Loversは、3人のオーナーで仕切られていた!
他のオーナーのペットだった
杏二を躾けなおすことになった
オーナーのひとり、仁摩のお話。

神として崇められたり、悪魔の化身とされたり
イメージが分かれる生き物。
舌は2つに裂けてるわけだから言ってることも
どこまで信用していいのかわからない・・・
哺乳類と違って、喜…

6

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

ルコちゃんが愛しい・・・

生活力の無い受けと世話を焼く攻め、もともと好きな設定。
それでもルコちゃんの生活力の無さは度を越してます。
はっきり言って大人の男としての魅力は無し。
でも、「壊れてしまった宝物」「でもとてもキラキラして美しい」と感じさせる漫画を描ける子。
東海林に甘えきって、人付き合いも苦手、しかも我儘、でも自分の中にそんな綺麗な世界を持ってるルコちゃんが愛しいです。
東海林に戻って来てもらうために痛…

4

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

シリーズ1作目にもってくるべきだったんじゃないのぉ?

資産家の老人が他界する。
絶縁状態で顔も見たこともない
三人の孫が集められ
屋敷内にいる猫の中から
シュレディンガーという猫を正しく指摘できた者を
遺産相続人とするという遺産争奪ゲームがはじまる。

犬→ライオン→猫と、つづくPet Lovers
第3弾ということで
犬とライオンを読んでいる人には
最初の数ページで種と仕掛けが丸見えでした。
それが残念で仕方ないです。

4

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

獅子とガゼルとチキン 雑なキャラ設定にがっかり。

うわー。前作と比べると・・・OTZ

Pet Loversから派遣されたのは今度はライオン。
百獣の王ライオンが
義兄に弱みを握られただひたすら奴隷のように
従う生活を送るガゼルに惚れちゃうお話なんですけども。

今回、ライオンとガゼルのほかにチキンがでてきます。
このチキンが、絵に描いたようなチキンで
魅力がまったくないんですよねぇ。
テンプレチキンといいますか、はいはい、よ…

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