榎田尤利さんのレビュー一覧

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

ここは両国 おいでませネゴオフィス

交渉人というイメージは、緊迫感漂う硬派な洋画か
はたまたちょっとぼんやりな某氏だったりしたのですが、
冒頭からさわやかな青年の流麗でユーモアの効いた話術に、
あっという間にイメージは一新しました。
テンポの良い台詞運びや衣食住のある日常のさり気なさ、
ちりばめられるユーモアとエンタメ要素のバランスも然ることながら、
主人公である交渉人、芽吹の魅力でそれらがより
引き立っているなあとし…

10

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

初読、町屋先生の。

今時の風貌で過去ありの名嘉真×おとなしい美人ながら堅物な津森・ゲイ

雪が降り積もるクリスマスの夜、落ち込んでいる津森、自宅付近に膝を抱えうずくまる男をふと見やる。だがそのまま通り過ぎる。
さびしい夜をどうにかしたいとコンビニに行った帰りも、まだ、同じ場所で丸くなったままの男にも雪は積もっている。
どうにかなっているのではないか?と津森は視線を強めると、男の腕の中で仔猫が動いた。「あっ・・…

3

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

ノラ猫に慈悲を持てる子になりました。

長くてすみません。

個人的には神です。でもこれは好みの問題。ストーリーは結構王道だし、目新しさはあまりないです。
しかし、このシリーズのファンのキヨファン(私だ)にとってはこれはもう神作品だと思います。
今までのキヨと智紀の微妙な距離感がこの本で決着がつきます。
この二人一体どうなってんの?と芽吹が(前回かな?)呟いていました。まさに読者も同じことを想っていただろうことを思い出し、よう…

5

ごめんなさいと言ってみろ 小説

榎田尤利  北上れん 

意地も張り通せば、触れ合いになっているw

意地っ張り祭なお話w
攻めの久々野も、受けの主人公律もとにかく意地っ張り!
出会いから中盤まで意地の張り合いでお互いを意識していきます。
くだらない意地から始まった拘りがやがて恋に変わっていく。
どちらも折れないのに続く会話のやり取りが、二人のコミュニケーションになっているのかもしれない。

榎田先生の一人称で描かれる文章が大好きなので、とても読みやすかったです。
テンポが良くてツッ…

1

吾妻&伊万里 オール・スマイル 小説

榎田尤利  高橋悠 

吾妻&伊万里シリーズ完結

伊万里攻×吾妻受なのです。
オール・スマイルってのはいいタイトルですな。
彼等もついに入社3年目。
1巻ごとに1年たってる訳ですがこれはいい時間の経過だと思います。
3年目ってちょうど一人前の社員になる頃だしね。

他レビュアーの方々と同じく自分も王子沢派!
もう理屈抜きに魅力的過ぎるんですよー、しかも最初からどんどん魅力全開でさらに吾妻の事好きなんだもんーーもう王子沢にしろ!そうし…

0

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

おっきいのとちっちゃいのの純愛でした。

待ってました!!!キヨ好きとしては見逃せないこのスピンオフ作品!

実は交渉人シリーズを通して智紀にこれっぽっちの萌えも感じられず、「う~ん、キヨの相手智紀かぁ。けど智紀しか居ないもんなぁ」と若干不満だったんですが(笑)
ちっちゃいのはちっちゃいのなりに、この作品でちゃんと魅力炸裂していて安心しました。
なにより、キヨを大好きで、とても大切に思ってくれているってだけで、大満足です!

2

吾妻&伊万里 レイニー・シーズン 小説

榎田尤利  高橋悠 

王子沢~~~!!

シリーズ第二弾、前作では新入社員だった吾妻にもついに後輩が…。
まあこの後輩が実は一癖あるヤツだったりする訳ですが。

前作から王子沢の魅力にむっはーとしていたんですが今作でそれが決定的になりました。
王子沢が素敵過ぎる……おもろすぎる。
吾妻が正直ちょっと描写的に弱いので、その分派手で分かりやすい王子沢の方がぐいぐい読者を引っ張ってっちゃうんだと思う。
あとまあぶっちゃけキャラ的に王…

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ソリッド・ラヴ 小説

榎田尤利  高橋悠 

おもろいよ!

このシリーズ大好き!!
読みやすくて面白くて高橋さんの挿絵ぴったりで出てくる人物が全員魅力的。
そして伊万里[攻]のバリバリエリートでありながらヘタレ具合が実にいいです。
まずちょっと全シリーズの表紙絵だけ見てもらうといいかも。
凄く作品カラーの感じが出てるので「こういうの好きだな」と思ったらすかさず読むべし!
その期待は裏切られない筈なのだー!
能力的には平凡だけど持ち前の明るさと人…

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ビューティフル・プア 小説

榎田尤利  稲荷家房之介 

珍しくパッキン受に萌えました~

皆さんそれぞれ多少なりと個人の萌え好みがあると思うのですが、自分の場合基本的に金髪碧眼=攻ってイメージがあるので金髪碧眼しかもお貴族様受となると実はあんま食指が動かないのです。
しかも庶民と貴族だったら基本庶民受派です、結構王道だな!自分!!
そんな苦手意識もありつつ、でも榎田さんだからな~と喰わず嫌いしないで読んでみました~。
わーーおもろかった!やっぱ何でも読んでみるもんですな。

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Stepbrother 小説

榎田尤利  国枝彩香 

ツンデレ受が可愛い!

自分も秋が兄の方が良かったなーっていうか上司って時点で秋の方が年上だとばっか思ってたので同い年ってとこで、ちょっとあれってなりました。
子供っぽいとことかも含めて秋が幾つか年上の方がストーリー的にも兄弟の立場的にもすっきりした様な気が。

まあそれはそっちの方が良かったなーって位なので本筋としてはひじょーに楽しめました。
何といってもツンデレ秋が可愛い~~。
最初は凄く嫌な上司なんだけど…

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