榎田尤利さんのレビュー一覧

名前のない色 小説

榎田尤利  宮本佳野 

んー

暗くて地味めなお話でした。どんどん重たくなってくる。
作品のカラーとしては同作家さんの魚住くんシリーズに似てるかなと思いました。でも、何かが違う。
けして暗くて地味で重い話がキライなわけじゃなく、むしろ大好物なんですが、琴線には触れなかったです。
攻めの〇〇ネタはちょっとあからさますぎる気が。伏線は散りばめてあるんですが、いちばん最初ので気づいちゃったもんで、多すぎる伏線が蛇足に感じました。
なに…

2

ハンサムは嫌い。 小説

榎田尤利  杜山まこ 

質の良いラブコメ

かなり古い榎田さんですが、いっや~さくさくさくーっと楽しかったです。
2002年当時にはイケメンって言葉なかったかなあ。
ハンサムか…いや、最近でもハンサムスーツって映画あったよね。
ハンサムにはまったくもってして興味のないカリスマ美容師(こっちのほうが死語か)の若葉は、どちらかというとうだつの上がらない感じのショボイ男が好みのタイプ。ゲイだということも公表済。
そんな若葉が、ハンサムだけ…

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きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

完結

面白かったです。
言いえて妙ですが、わりと完璧な東海林(攻)が実はヘナチョコである。
という証明だったような気がする( *´艸`)クスクス

晴れてカップルとなった2人。
ダメっこな漫画家ルコちゃんと、世話焼き体質の東海林。
2人のラブラブ生活。互いに依存し合っている2人。
どちらかといえば、ルコちゃんの方が世話焼かれて、面倒みられて。
親鳥とヒナな関係のように愛をはぐくんでみえた…

5

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

きみがなけりゃ

読みました!とうとう読みましたww
東海林のヘタレ!根性なし!
(`Д´) ムキャーーーーっ!!
な中盤でしたが、最後の最後。ラストのルコちゃんに号泣させていただきました。
さすが榎田先生たい。小説が俄然読みたくなってきた。
お話は、ダメダメなルコちゃん(受/漫画家)と世話焼き体質な東海林(攻/美術商)な幼馴染もの。
漫画を先に呼んでしまったがために、ストーリーだの展開だのなんだのが頭…

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交渉人SERIES SPECIAL 榎田尤利作家生活10周年記念書き下ろし小冊子 グッズ

初めての小冊子

BL界で小冊子商法は定番みたいですが、わたしはコレで初めて応募しました。交渉人シリーズが好きだから~。
正直、応募時には振込み手数料も込みだと「高いな」とおもったのですが。
届いたもののボリュームなど見て、同人誌を買うのと同等か、なっとくできる値段だったなと思いました。内容は、
・小説:芽吹視点の正月と、兵頭視点の正月。(同じ事柄も視点を変えるとこうなるのね、という仕掛けがあり、おもしろかっ…

2

交渉人SERIES SPECIAL 榎田尤利作家生活10周年記念書き下ろし小冊子 グッズ

福袋みたいで楽しい~♪

とっても面白かったです~(@▽@)~♪
何てたって、小説2本も入っていて、千春先生によるイラストの解説やインタビュー、周防組兵頭部下Sへのインタビュー等、盛り沢山が嬉しい!
本人達によるプロフィール紹介も、キャラの性格が分かるお答えにツボりました。
喋らない記宵も彼なりに語ってます!(笑)

小説は、大晦日~正月の同日の2人の動向で、
【HAPPY NEW YEAR】風邪でダウンしてい…

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交渉人SERIES SPECIAL 榎田尤利作家生活10周年記念書き下ろし小冊子 グッズ

甘いです

交渉人シリーズ連続刊行&榎田先生10周年記念の応募者全員サービス小冊子。
小冊子とはいえ98Pとかなりのボリューム。
書き下ろし小説は、芽吹視点、兵頭視点の短編2本。
芽吹視点は、風邪引き芽吹が一人でぼんやりと過ごす大晦日。
珍しいのが兵頭視点。
兵頭のお仕事ぶりがしっかり。
そして、兵頭が、どれほど芽吹を好きで、いかにメロメロのデレデレなのかを、たあ~~っぷり。

キャラクタープ…

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きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

息もできないくらい

久しぶりに、息が詰まるような作品を読めたような読後です。
なんか幸せ+.゚(*´∀`)にゅ
この読後は、やっぱり榎田先生だよなぁとシミジミおもってしまった。
正直な話、原作を読むまではガマン!と取ってあった作品でした。
衝動的に結局さきに読んでしまったのですが、可愛かったぁw
他のかたのレビューを読むと、やっぱり漫画だからか、全部が全部は収録されていないようですね。
エピソードとか。…

3

寡黙な華 小説

榎田尤利  雪舟薫 

愛情は、見えない花のようなもの

同じ花が、想う人の心に咲いてくれるとは限らない。もし咲いていても、見えない。

ということで、華族物。

お話の全てのイメージが「百合の花」に象徴されていく展開が素晴らしい。
蕾の百合だった千早が、邦彦の執着と激情に翻弄されて、そして開花する。
ありがちな幼なじみ執着物の王道のようでいて、「百合の花」を核に、すっきりと揺るぎなく展開する物語。
お話のほとんどは攻め視点。
それは攻め…

3

ゆっくり走ろう 小説

榎田尤利  やまかみ梨由 

藤井沢商店街

帯『車という名の密室で大人の恋は暴走する。』

他の藤井沢商店街シリーズを読んでいて、そいえば第一作ってどれだっけ?と記憶の扉を探しつつ引っ張り出して再読。
既に何冊か藤井沢商店街シリーズを読んでからの再読なので、商店街の描写がより楽しく読めました。
あ、藤井沢商店街シリーズはシリーズといっても同じ商店街が舞台になっているという事で作品としてはそれぞれ単独で楽しめます。

本社から営業…

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