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pesca
とうに夜半をすぎ、うっすら空が白みかけてる中、ナイジェルは1通の手紙を書いていた。 出すことのできない手紙を。 親愛なるカイトへ・・・。 カイトにとっては重荷になってしまうであろう手紙を書くのには、素直に感情を伝えるのはいいが、感情的になってはいけない。 言いたいことを全部書けたように思えても、やはり何か足りないように思えて 不安に苛まれる。 初めてあった時に戻ってやり直した…
榎田尤利 紺野けい子
雀影
金髪の美しい猫を、拾って手なずけるお話。 この、金髪美人猫と呼ばれているシュウが、実にわかりやすくかわいいツンデレさん。 ある事件をきっかけに、アメリカから父の国・日本へと逃げてきて、だれに対しても、背中の毛を逆立てて、緊張している状態。 そんなシュウに、春は高校の特別授業の講師同士という立場で出会います。 ある日、春は新宿二丁目の路地裏で、泥酔して、襲われそうになっていたシュウを見つ…
榎田尤利 町屋はとこ
ありC
ネタバレ
サガン先生の素直じゃないところが素敵です。 ツレな過ぎですが、じわりじわりとほだされていく感じがいいですね。 というかサガンは橘高に頼っている時点で深層心理的にはごにょごにょ・・・先生、人の心は読めても自分の深層心理には気づけないんですね(笑) シリーズなので長期戦でしょうが、がんばれ橘高!(笑) めぞん一刻とか、ああいうじれったい感じが好きな人なら読んで下さい。 逆にじれったい…
クレタコ
帯『恋愛が楽しいなんて…誰が言った?』 『恋は、堕落だ』 単行本派なので、榎田さんと町屋さんのコラボがどーなるんだろと読むまで想像つかなかったんですがぴたっとハマってましたね。 英が、冬の夜に男と猫を拾う、冒頭シーンはありがちといえばありがちな始まり方ですが、そこからの展開は丁寧でどんどん世界がまとまり、そして広がって行く。 淳平の口元や目の表情が彼の性格を表している様でいいですね、…
榎田尤利 志水ゆき
橘盾
表紙に猫が6匹、嬉しい!これだけで感激の本作♪ 読み進むうちにBL以外に心が向いていました。 だから、遺産のヒントを捜す孫3人や雨宮と舘のくだりは、読み終わる時には添え物になっていました。 (だからBLレビューじゃないです^^;) ジイさんの日記や雨宮の生い立ちから思うのです。 ジイさんは自分理由で、雨宮は両親から与えられた「孤独」を。 年を重ねてこれからが無い者と今までが無い…
榎田尤利 奈良千春
ひよこ
交渉人シリーズ、スピンオフ。無口な混血攻と、利口な高校生受。おっきいのとちっちゃいの(笑) おとなしいデカワンコが一目惚れした、かわいくてかわいくて(エンドレス)たまらない狂犬チワワ(笑)。 凸凹コンビですねー。お互いがいれば完璧☆ってレベルになるまでの物語。ヤクザと交渉人の情事(このケータイ、変換しないよ)を盗み聞きしちゃうのがキッカケって(笑) 他人から見た交渉人が素直です。 ワンコの本…
榎田さんと町屋さんのコラボ。小説のほうは「愛とは言えない」 どちらも英訳は一緒なのですね。メインカップルを違えて連載しているのです。 コミックスを手にとった瞬間「ブアツ!」 270P超でした。ので、高い。 榎田さん好きなので、小説サイドの感想を書くかな、と予想してたのに、まだ恋愛になっていないほうを選んじゃったのは、やきのりちゃんがかわいかったから。めちゃめちゃかわいいです~。お姫様です! メ…
きょうへい
落ち着いた風格漂う文章で、大人の男同士の恋愛を描いてます! ボンボンで、一歩間違えば鼻持ちならない橘高が、どこか浮世離れしたサガンにまとわりつく様子は滑稽で笑っちゃうww なのになんか応援しちゃうというか。可愛いんだよね、橘高(≧∇≦) サガンはサガンで、なにごとも上手くかわしてこなしちゃいそうなのに、過去にも現在にも重い物を抱えてて。 二人の掛け合いも楽しくて、重い部分もあるのにキッ…
むつこ
前作に引き続いて辛口レビューです。面白かったんですが、どうしてもモヤモヤが…。感動された方には不快だと思うので読まないで下さいね。 まず事件の流れが不自然でした。違和感が拭えず二回三回と読み返したんですが、そのたびプロットの穴を見つけてしまう。 榎田尤利さんだから、大好きな交渉人シリーズだから、ハードルを上げてミステリを読む感覚で読んでしまったのが良くないのですが、それにしても展開が不自然で伏…
絶賛レビューの中で辛口レビューするのはかなりドキドキするんですが、中立にしようかなと思ったほど期待はずれだった、というのが正直なところです。 面白かったのは確かなので萌え評価なのですが、そのあたりを中心にレビューするので、不快に感じる方は読まないでくださいね。 前三作(とくに最初の二冊)は大好きだったんですが、軽妙さのなくなっていくストーリーにかなりガッカリでした。 前三作でちらちらと示唆されて…