英田サキさんのレビュー一覧

ヘブンノウズ 赦罪 小説

英田サキ  奈良千春 

ああやっと

いけ好かない野郎だと思っていた速水やっぱりやなやつでした。
兄弟して澁澤を騙して財産目当てだとか薫にまで手を出しているとこき下ろすのですから。
ミツルを侮辱され、かっとした旭が平手打ちしたはずみで転倒して怪我をしたのも計算のうちだと思うとますます憎たらしくなる。
まっすぐな旭には思いもよらない人の悪意です。

霊となっても執着する人と速水が二人の邪魔をするせいで、
一進一退どころか後退…

1

ヘブンノウズ 足跡 小説

英田サキ  奈良千春 

恋はまだ始まらない

悪い大人に魅入られてしまった旭くんですが、渋澤の方もまんざらではない模様です。
とは言っても、経験も豊富な大人ですし保護者としての立場も大切に思っている澁澤ですから、そう簡単に旭の誘惑には堕ちませんね。
恋をしないで体だけの関係になるから君に手を出せないなどとよくわからないことをいいます。
なんで恋しないのでしょう?過去に辛い恋があったのかな?などもやもやしながら二人の心模様は3巻に続きます…

1

ヘブンノウズ 小説

英田サキ  奈良千春 

若者の苦悩と大人の助言

なぜか読んだような気がしたけれど未読だったシリーズです。

母親を殺害され残された幼い弟と二人精一杯生きている旭。

母親が殺される場面を目撃したうえ殺されそうになった弟(ミツル)はその日から口をきかず表情もない。
そんなミツルを守りながら大学をやめて働き二人の生活費を稼ぐ旭。

それなのになぜかミツルが渋澤にすぐに懐いて、楽しげにして笑顔まで見せるシーンで旭が泣く場面が切なかった。…

2

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

ストレスなく読めました

ストレスなく読めてよかったです
途中で気になったりする所も特になくよかった…!

恋愛以外も疎かにしない感じが好き
面白かったなあ

0

花嫁のピジョンブラッド 小説

英田サキ  実相寺紫子 

王道ストーリーに満足

王道といえば王道のストーリーですが、攻めの久遠の葛藤がもう少し読みたかったので、この評価にしました。
でも受けのメイドのコスプレがすこぶる可愛かったです。そしてエロかった。
弘人がただ可愛いだけではなくて、なかなか男前で負けず嫌い、でも家族思いの男子というところに萌えました。
安心して読める一冊です。

1

LOVE NEST 小説

英田サキ 

みなさまのその後に大満足でした

もうー、甘々の愛の巣でした。
私もユウトのように「お前がいないと寂しくて死んでしまう」って言われたいっっ。

2014年に10周年記念に発売ということで、最近英田サキ様のファンになった身としては諦めきれずにいたのですが、なんとAmazon電子でこんなにも良心的な値段で読めるなんて、ありがとうっAmazonさん。そして英田先生。

とにかくデコイのお2人のその後が読みたかったのですが、ああ…

3

遠い岸辺 小説

英田サキ  ZAKK 

アダルトCPに脱帽です。

イラストが好みではなかったので手に取るのが躊躇われた一冊。
ですが、そんな自分を殴りたくなった本でした。
タイトルの「遠い岸辺」 そっかー、そういう意味だったのね。
だいたい自分をレイプした奴に惚れるか!? と思ったのに、その行為は実は優しさだったのかも・・・ その辺の射場の葛藤が私的には萌えました。
それから日夏の色っぽさというか、あだっぽさというか、年上の色気にやられました。
またイ…

2

君のために泣こう 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

痺れた!

予想外の展開とかそういうのはないのだけど、とにかく二人の心の軌跡といったものをじっくり読ませてくれます。


血の繋がりがない兄弟がくっついた→途中で兄(受け)が別れを突きつけた→すったもんだの末、無事元サヤに収まるというお話を筆力のある作家さんが描くと、これだけ読ませるものになるんだなぁと思いました。

愛を自ら手放してしまった兄が、自分をひとりきりで卵を産みづけているセキセイインコに…

3

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

自分的にハードル上げすぎてしまいました。

決して悪くない。
面白いんですが、
英田さんの作品だと思って読んだからか、
読み終わって物足りない感が押し寄せてきました。

なんというか、
ハラハラ感が足りないというか、
ドキドキ感が足りないというか……
いや、ドキドキはけっこうあった気はします。
ドキドキというか、らぶらぶvvv

素直になれない受けのせいで、
プンスカ喧嘩してましたが、それも愛ゆえ。
お互いの気持ち…

2

神さまには誓わない 小説

英田サキ  円陣闇丸 

生きることは愛

実は前作『ファラウェイ』が今一歩私には合わなくて、このお話は読んでいなかったのですよ。
読んで良かった!
流石、御大。
名作!

今までも素敵なレビューが沢山ありますので、感想のみを。
アシュトレトは『悪魔』とされていますが、本人は『人知を越えたエネルギー体』と自分を定義づけています。時間や空間の観念を超えるものなのですね。だから死なないし、空間移動は出来るし、人の記憶を弄ったり、魂が…

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