まなな
初コミック『みのりの手』に登場したヤクザ・大和辰之(受け)のスピンオフ。
お相手はベリ子さんお得意の(?)美人攻めで雄々しさには欠けますが、受けの男らしさや当て馬の下衆さは光っており、個人的には前作より圧倒的にこちらの方が好みでした♪
望(攻め)は、幼稚園の先生で、子どもの頃女装して男の相手をさせられていた過去の持ち主。
昔は辰之に女の子に間違えられるほどの美少年でしたが、今や辰之より背…
『四代目・大和辰之』の当て馬・櫓木によく似たヘビ顔のオジサマ・志田が受けを務める本作。
『女王と仕立て屋』というタイトルですが、攻めとなる大海は、女王様というより我儘坊っちゃんという感じのキャラクター。
坊っちゃん育ちのリーマンである大海が、仕立屋の志田にスーツをオーダーし、彼と接するうち人としても社会人としても成長していく爽やかな物語です。
本書の魅力は何と言っても志田のキャラクター。…
「ヤクザから芸能人まで、さまざまな男の下半身をとろけさせる、
美形マッサージ師・重藤稔。」
こんなあらすじ文から、てっきり神の手を持つマッサージ師が様々な事情を抱える客を片っ端から相手していく連作短編集を想像しておりました。
一話目のヤクザ(後の『四代目・大和辰之』の受け)、二話目のアイドルと、確かにヤクザと芸能人は客として来店。
優しそうに見えてS?なマッサージ師・みのり先生が、…