ナツ之えだまめさんのレビュー一覧

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

設定は悪くないです

タイトルでは「イケメン四人と甘々シェアハウス」とありますが、前の方の言う通り「イケメンだらけでどうしよう。誰にしよう」みたいな軽い話では無いです。”甘々”というのもメインカプではない住人達が、普通に優しく接してくれるいい人達という事でした。

受けである一二三が祖母のお蔭で富豪が所有するシェアハウスに入れることになるのも、「まごころ」があったからこそでした。シェアハウスの人も最初は思惑はあった…

2

蜜惑オメガは恋を知らない 小説

ナツ之えだまめ  のあ子 

新しいオメガバースの形

オメガバースを商業作品で見る事が多くなってきました。
漫画しかり、小説しかり、ゲームまで…

いつまでこのブームが続くのかは分かりませんが、作家さんによって新しい見せ方ができるのが面白いところ。

ナツ之先生のオメガバース最高でした。
ちょっと時系列が飛び飛びなので、それが読みにくかったですが施設の設定が面白かったです。

受けがウジウジタイプ、攻めもよく分からないのですが(笑)え…

1

悦楽よりも、深く 小説

ナツ之えだまめ  高崎ぼすこ 

執着責めと波瀾万丈なお話が好きな方にお薦め

電子書籍で読了。挿絵有り……ですが、多分紙の本の方が美しいのではないかと。私の先入観かも知れませんが、高崎さんの様な繊細な線を描かれる方のイラストは、電子書籍では再現できない様な気がします。(やっぱり美しさでは、原画>紙の本>電子なのでしょうねぇ)

前作「うなじまで、7秒」の後日談です。
前作もドラマチックでしたが、貴船が記憶喪失になっちゃってこちらも波瀾万丈でした。
ナツ之さんは解りや…

0

若様は官能小説家 小説

ナツ之えだまめ  桜城やや 

一途な執着攻め



両親が引退するため洋食屋を引き継ぐことになった小原蓮(受け)はイタリアでの10年に及ぶ修行を終え帰国します。
蓮の故郷、柳城市は地方都市で江戸時代からこの地を治めていた大名の影響がいまだに強い土地柄です。蓮の店も、この大名のビリヤード場を当時の料理番であった連の先祖に下賜されたものでした。
子どものころ、蓮はその大恩ある伊勢谷家の若様のお世話係をしており、帰国にあたって10年ぶりに再会…

1

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

コメディじゃない!愛し愛されることで自己肯定にいたる感動的なお話

電子書籍で読了。挿絵なし。

実はタイトルで買うかどうか迷ったんですよ。「周りは全部イケメン。さあ、どの人を選びますか?」という話は、ちょっと今の気分じゃなかったので。
でも、そういうお話ではありませんでした。(先にレビューされたちゅんちゅんさんの言う通りです)ナツ之さんを信じて読んで良かった。『良い拾いもの』と言ったら失礼ですが、ちょっと得した気分です。

このお話は結構特殊な設定が数…

1

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

タイトルで損してる

タイトルやあらすじから、漫画によくある入居したシェアハウスでイケメンに囲まれてわたわたする話かと思ったのですが、そういう話ではなかったです。貰った愛はまた誰かに注いで愛が巡っていくことの大切さ、この国でユニークであることの生きにくさの話で奥が深かったと思いました。確かに甘々ですが、恋愛の甘さは攻めからだけで後の3人は同居人としてのやさしさやまごころがたっぷりでした。
私は心の準備をするため、あと…

3

蜜月契約 〜ラスベガスの恋人〜 小説

ナツ之えだまめ  山田シロ 

ダンサーの再生物語

片桐寅安(受け)は日本の上級国家公務員でしたが、上司からの縁談を断ったため、ラスベガスへ1年間の研修名目で体よく左遷されてしまいます。そして現在、ディーラーを経てピットマネージャーになりました。
日本に帰るのをひと月後に控えたある日、元ダンサーで今は演出家のアレクシス(攻め)が思い悩んでいるのを見て声をかけます。水が欲しいというアレクシスに、出来心でたまたま持っていた水を渡すと、そのあとアレクシ…

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猫耳カレシの愛されレッスン 小説

ナツ之えだまめ  駒城ミチヲ 

タイトル、表紙と お話の印象がちょっと違いました

読み終えたものの、少々戸惑った当作。
タイトルと内容の印象が合わないー(キュートな表紙とも合わない)と
思ったのは私だけではなかったと分かって、ちょっと安堵。
ナツ之先生のを何作が読ませていただきましたが、
先生のファンタジーは初めてでした。

表題作が190ページほどと、表題作の攻め視点+表題作後のお話20Pほど。
登場人物は
小鹿:表紙の猫耳。極度の引きこもり。ジャージしか持っ…

1

初恋コンプレックス 小説

ナツ之えだまめ  北沢きょう 

初恋再会もの

表題作 + SS1篇

表題作は受け視点です。
製菓メーカーの商品開発部に所属する北本真生(受け)はコーヒー会社との商品開発プロジェクトで幼馴染で元恋人の高塔と再会します。
もう2度と会わないと思っていた真生はどう接してよいか決め兼ねて高塔にきつく当たってしまいます。

真生と高遠の出会いは高塔の父親と真生の父親が友人で、両親の離婚により育てられなくなった高遠を北本家で預かることになっ…

4

初恋コンプレックス 小説

ナツ之えだまめ  北沢きょう 

途中までは萌萌でした。

10年前に両思いだった真生と高塔は、真生の妹の死をきっかけに決別する。なぜなら亡くなった妹が高塔の事を好きだったから。あれから大人になり、仕事の関係で再会した二人だったが、真生はまだ前に進めずにいた。

途中まではとても面白かったのです。素直になれないツンデレな真生が、高塔を失うかもしれないと分かって初めて告白するシーンは、ベタながらも感動的でした。
執着攻めが大好きなので、高塔がめげずに真…

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